事例No.864馴染みの家具との調和～小上りからの緑の眺め東京都杉並区　マンションリノベーション

Sさんご家族のお住まいは築20年72㎡のマンション。お子さんたちの成長に伴い部屋数の不足を感じていたこと、設備機器の老朽化が気になってきたことが、リノベーションのきっかけでした。
以前別の会社さんにご相談されていたこともあり、ご希望は明確。
老朽化した設備や内装の一新、上の2人のお子さんそれぞれの個室、リビング横の和室を広げた主寝室、オープンな洗面スペースに加えて、家事動線の効率化もご希望でした。

テーマ

• バランスの良い間取り
• お手持ちの家具に合わせた内装

ポイント
リビング隣の和室を広げて小上がりにし、ご夫妻と下のお子さん3人がゆったり寝られる寝室スペースにしました。普段は障子戸やロールスクリーンを上げて、リビングとして活用できます。
その分リビングはお気に入りの家具を配置できる必要最小限の広さにしました。

一方で、キッチンにあった洗濯機スペースとキッチン横の洗面・脱衣所は移動して、ダイニング・キッチンにゆとりをもたせています。さらにⅡ型キッチンを採用したので、キッチン横にパントリーも新設できました。
洗面は広げた廊下に、脱衣所と洗濯機置き場は、玄関横の個室を一部削ってつくったスペースにレイアウト。もう一つの個室も一部を削ってファミリークローゼットを設けました。
ファミリークローゼットの正面が洗面スペースで、身支度を最短距離でできるように。
メリハリのある間取りで、効率も暮らしやすさもアップしています。

内装はお気に入りの家具に合わせて、レトロモダンをテーマにひとつひとつ吟味して決めていきました。
有名な建築家が手掛けた老舗旅館のデザインにヒントを受け、造作した和室の障子戸。お手持ちの家具に合うキッチンのタイルや照明。
特にお手持ちの家具に合わせて造作した廊下の洗面台は、お住まいのフォーカルポイントになっています。

リビングに並んだグリーンも映える、家族みんなが嬉しいバランスの良いお住まいが完成しました。