事例No.933音楽を奏で、食事を楽しむ東京都　マンションリノベーション

お子さんたちの成長で部屋数と収納量が足りないと感じられ、住み替えを検討されたS様。ところがいい物件が見つからず、リノベーションで解決できないだろうかとご相談いただきました。子ども部屋と、片づけやすい適材適所の収納と、効率のよい家事動線を最優先に、料理がしやすいキッチンや家具などが気持ちよく収まる空間づくりをご希望でした。

テーマ

• 2wayの大容量WICで身支度や帰宅時のオンオフをスムーズに
• 可変性の高い空間づくりで将来の暮らしに対応

ポイント
寝室とリビング以外の間取りを大きく変更。しっかりと収納量を確保するために、玄関近くにシューズクロークと一体化したウォークスルークローゼットを設置しました。生活動線に合わせた収納で身支度や帰宅時のオンオフがスムーズに行えます。子ども室は出入り口を2つ設け、いずれ2分割できるように計画しました。

キッチンは向きと配置を変え、バルコニー側にピアノやギターなどの楽器を奏でる音楽スペースを確保。将来、音楽スペースを仕切ってもうひとつの個室にすることもできます。機能的なオープンキッチンとつなげ、リビング・ダイニングは視覚的に広がりが感じられる空間に。

面積は同じでも将来に向けての可変性と効率的な動線、「隠す」と「オープン」のメリハリをつけた収納でゆとりある生活を実現しています。子ども室や水回りにつながる室内窓を取り付け、バルコニーからの光と風の通り道も確保しました。

築14年で風合いが出てきた無垢の床や建具は既存を利用。造作家具や棚もナチュラルな木目を活かして統一感を出しています。各空間にアクセントクロスをあしらい、トイレには好きなキャラクターのクロスを使うなど、暮らしの中に遊び心もプラスされました。