事例No.568『みんな集まれー』一緒が楽しい広々リビング!!東京都八王子市　マンションリノベーション

「広い空と好きなパン屋さんのあるこの街で暮らしたい！」

好きなパン屋さんがあり、以前からこの街を訪れていたというSさん。
計画的に整備された街並みや、大学やアウトレットがあり文化的で活気のあるところも気に入っていたそうです。

「この街で暮らしたい！」と、見つけたのは築33年のマンション。
広さや予算に加えて「窓を開けたときののびのびした雰囲気と、日当たりや風通しが申し分なかった」と購入を決めました。

築33年ということで、設備や内装はかなり老朽化が進んでいたそう。
半独立のキッチンや和室など、間取りもまさに「昭和の団地」といった細切れの3LDKでした。
フルリノベーションを前提にインターネットで探したところ、見つけたのがスタイル工房。
「施工実例がとても豊富で、しかもどれも素敵なお宅ばかり。さっそく相談に伺いました」。

リノベには「温かみのある自然素材を取り入れたい」と考えていたＳさん。
その感性に、スタイル工房の実例が響いたようです。
「実際に行ってみて、担当者の方の丁寧な対応にも安心感を覚え、ここにお任せしたいと思ったんです」。

家族が集まるリビングと、それぞれが自立できるスペースを

まず第一の希望は「家族が安心してひとつの場所で過ごせる場所をつくる」ことでした。
具体的には、ダイニングキッチンとリビングの仕切りの一部を撤去し、和室も格納タイプの4枚引き戸に。
建具を格納してしまえば、リビングと一体化してひと続きの大空間として使うことができます。
家族がそれぞれ違うことをしていても、何かあればすぐに声を掛け合える環境をつくりました。

リビングの一角にはスタディコーナーを設置し、パソコンでのデスクワークや、子どもたちの宿題はここで行います。
玄関横の洋室はおもちゃを置いて、いまは遊びの部屋、将来は長女の個室にする予定。
その隣に今回、新しく自分の部屋を手に入れた長男は、引っ越してから一人で寝るようになったそう。
Ｓさんがリノベーションにあたって大切にした「家族がお互いを尊重しつつ、個人として自立できること」を実現しています。

Ｌ字キッチンやファミリークロゼットで、家事ラクの毎日

共働きなので、家事動線の効率化もポイントでした。
キッチンはダイニングスペースがより広く取れる壁付のL字型を採用し、効率的に動けるように。
パンを焼くための2段オーブンや食洗器も組み入れて、家事を軽減しています。
「ダイニングテーブルが近いため、子どもたちも食器を片付けたり、自然にお手伝いしてくれるようになりました」。

家族の衣類は、個室のスペースの一部を取り込んだファミリークロゼットにまとめて収納。
洗濯物を干せる脱衣室とも近いので、洗って干してしまう、がさっと行えます。
「玄関にも近いので、出かけにサッと上着やカバンを取れるのも便利ですね」と、日々の使いやすさを実感されています。

クリの無垢床や木で造作したデスクなど、念願の自然素材も随所に。
「住みたい街で、お家の出来上がりにも大満足。マンションの自治会なども積極的に参加し、ここでの暮らしを楽しんでいます」と笑顔でお話してくれました。
 

お客様のご要望

築33年の中古マンションを購入されたSさん。内装の古さや傷みに加え、古さを感じる間取りを一新したいとご相談にいらっしゃいました。家族がいつもひとつの場所にいたい。自然素材を取り入れたい。収納を増やしたいというご希望でした。

プランニングのポイント

「ご家族がいつもひとつの場所に」というご要望から、一体感のある広いLDKをどう作り出すかがご提案の大きなポイントでした。そこで廊下部分をLDKに取り込み、抜けない壁を残して一続きの空間にしています。また、和室の建具を格納タイプの引戸にして、普段は開け放しておくことで和室も含めた開放感のある空間を実現しました。床には栗の無垢フローリングを採用。2つの居室をそれぞれ縮小して、玄関土間の拡大やファミリークローゼットに活用し、収納力も格段にアップしています。家族がともに過ごせる広々リビングとたっぷり収納のある、S様ご家族の形に合ったお住まいになりました。

工事内容

マンション内装改修工事

• 床：栗
• キッチン：IKEA(施主支給)
• 洗面台：造作

担当： 於保 , 保壽