事例No.599理想の暮らしを楽しむデザイン東京都武蔵野市　マンションリノベーション

ご両親から築18年のマンションを相続されたSさん。自分たちに合った暮らしやすい住空間にしたいとお考えでした。うまく機能していない和室はなくしてリビング・ダイニングを広くというご要望をメインに、無垢の床や書斎コーナー、玄関、洗面室、クローゼットなど各所の使い勝手の向上などを希望されていました。

テーマ

• シンプル、直線的、無機質感、素材感
• 二人の暮らしに合わせた住空間

ポイント
インテリア雑誌の編集に携わるSさんは知識も見る目もお持ちのいわばプロ。当初より気に入ったデザインなどの写真をお持ちくださり、イメージを共有させていただきました。全体的なテイストはシンプル、直線的、無機質感、素材感。その中でもこだわられたのが無垢の床。ユニタイプではないオーク無垢材を取り入れています。
大きな間取りの変更は、和室を撤去してLDに取り込み、独立していて閉鎖的だったキッチンを移動してオープンにしたことです。また、ベランダ側の窓の間にパイプスペースが大きく張り出していましたが、現地調査の結果、そこまで必要ないことが判明。最小限のスペースにとどめ、空間をスッキリ見せることができました。キッチンだった部分は大きなパントリーに大変身。冷蔵庫や家電も収まります。ダイニングテーブルと並ぶ位置には広々とした作業台を造作して、おふたりで料理が楽しめる機能的なキッチンとなりました。キッチン周りや作業台はモールテックスで仕上げ、無機質感を演出。天井の直線的なライティングレールがスタイリッシュな印象を高めています。

また、各所の使い勝手をよくするために、用途に合わせて収納力も高めました。廊下にはクローク収納を新たに設けて上着や日常使うバッグなどをひとまとめに。玄関収納はオープン棚にすることで開放感が増しました。背面にはSさんがご用意された輸入クロスをあしらい、素敵なアクセントとなっています。Sさんのイメージを一つひとつ実現して、すっきりと暮らしやすいお住まいに生まれ変わりました。