事例No.642「ほっこり」陽だまりの家。たくさんの光をとり入れつつ開放的な空間に
たくさんの光をとり入れつつ開放的な空間に
お客様のご要望
Sさんは築35年のご実家を受け継がれました。以前から1階が玄関で分断されて使い勝手が悪かったことと暗さが気になっていたそうです。思い切って玄関の位置を変え、吹き抜けを設けて明るく家族のコミュニケーションが取りやすい家にしたいとご相談いただきました。
プランニングのポイント
テーマ
- リビングの吹き抜けや強化ガラス張りの床でどこにいても光が感じられる家に
- 空間を分断していた玄関を大移動。空間も家族もつながる間取り
ポイント
家の真ん中に位置していた玄関は増築して東側へ移動。玄関ホールから直接LDKにつながる間取りに。リビングは以前の玄関ホールも取り込み、天井を吹き抜けにしてゆったり広々と明るい空間になりました。玄関で分断され、うまく活用できていなかった和室は洋室に変更。将来はご夫妻の寝室にする予定ですが、それまでは引き戸を開ければリビングとひと続きになるフレキシブルな空間として利用できます。キッチンはペニンシュラ型から動線の良いⅡ型のアイランドに。現しになった柱はインテリアのアクセントとして利用しています。キッチン周りの収納はオーダー家具で奥様のイメージを叶えています。
2階は新たに設けた吹き抜け周りにオープンスペースや書斎を設置。吹き抜け越しに1階にいる家族と会話ができます。また、2階は冬に一番光が届く部分の床をグレーチングや強化ガラス張りに。それにより1階全体が見違えるように明るくなりました。白とナチュラルな木目を基調とした空間が光を受けて、いっそう開放感が感じられます。玄関周りも土間とホールとで同じ素材を使い、空間の広がりを演出しました。
間取り図
工事内容
戸建て改修工事
- 性能向上工事(耐震/断熱)
- 床:オーク三層床暖対応、ナラ無垢フローリング
- 造作家具
担当: 於保 , 鈴木(な) , 保壽
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