事例No.646“いま”と“これから”を見据えて…マンションリノベーション
マンションリノベーション
長男の幼稚園入園を機に、ワンストップ相談会に

リノベ雑誌やホームページで「マンションでも物件によっては大きく間取りを変えられる」と知り、物件選びから相談できるワンストップサービスの相談会に参加しました。
「最初に訪問したとき、不動産担当者と設計担当者が同席してくれたんです。物件と設計内容をまとめて相談しやすく、リノベで可能なこと・不可能なことも事前に分かるので安心できました」とSさん夫妻。
また、初めて組むローンに不安を感じていたため、無理のない返済計画が立てられる物件購入+リノベーションの総予算をしっかり計算。
早い段階から家計や生命保険などを見直してライフプランまで作成し、そのうえで物件を購入されました。
内見にはプランナーも参加し、Sさん家族の希望が叶うかどうかをしっかり確認しています。
「できるんだ!」目からウロコのうれしい提案

専有面積が約88㎡と広さは十分なものの、ダイニングやキッチンの家事動線や収納不足にやや不満が。
そこで、キッチンの向きをリビング方向に変え、動線の良いアイランド型に。
「コンロ前のガラスは、既製品では好みの高さがなく、悩みに悩んでいた時、プランナーさんに『特注でつくれますよ』と提案してもらって。つくれるとは思っていなかったので、目からウロコでした」と奥様。
家づくりを検討しているご友人達にも「このサイズ感、すごくいいね!どこの?!」ともよく聞かれるそう。
「特注と言うと、私と同じく『できるものなんだ!』とビックリされます」とニコニコ。
同じように悩まれている方の参考になれば、と教えていただいたエピソードです。
細やかな収納計画で、入居後も「ベンリ!」を実感


たとえばパントリーは、キッチン脇の壁を使って奥行きは約30㎝とあえて浅めに、その分幅を持たせて容量を確保。
「日常使う食材も見えるように収納し、少なくなったと思ったら買いに行けるようにしました」と奥様。
さっと取り出しやすく、食品の管理も行き届く収納となっています。
和室だったスペースの半分を使ったWICは、コの字型にユニットを配して見渡しやすく。
突き当たりの奥行きを、お客様用布団セットが置ける奥行きにしているのもポイントです。
さらにリビング収納は内部を可動式にして、棚をフルの奥行きにせず、手前に20㎝ほどの空間をあけました。
「ここは掃除機の定位置として重宝しているスペース。子どもの食べこぼしをさっと片づけるために、掃除機はどうしてもリビングに置きたかったんです」。
用途別にメリハリをつけ、細やかに計画された収納で、毎日すっきりと片付く家となっています。
子どもの成長を楽しみながら、スペースの役割も変化させて

子ども部屋を作って収納すればいいのですが、小さいうちは目が届かなくなるのが不安…というのはよく聞く声。
そこで、Sさん邸ではリビングの一部には室内窓つきのキッズスペースを設けました。
長男はキッズスペースを自分の場所と理解し、おもちゃを広げるのも片付けるのもココ、と習慣になったそう。
「いずれはここにカウンターデスクを設置し、父と息子兼用のワークスペースにする計画」とご主人。
書類や本が増えることを予想し、書棚をできるだけ多く設置しました。
「子ども用のクローゼットも、今はパイプを2段に、成長後は下段を取り外せるようにしてもらいました」と奥様。
将来も見越したリノベーションで、今もこれからも楽しみなお家を手に入れたSさん家族です。
お客様のご要望
リビングが見渡せる対面キッチンに、パントリーやウォークインクロゼットなどの収納の充実をご希望。また、お子様が小さいうちは目の届くところに子ども部屋を置き、将来は子ども部屋と書斎を入れ替えて使えるようにしたいとお考え。ほかにも、自然素材を採り入れたいというご要望もありました。
プランニングのポイント
テーマ
ポイント
3面がバルコニーに面していて広々と明るいLDKでしたが、ダイニングやキッチンが窮屈そうで家事動線も悪く、窓が多いために収納も足りていませんでした。そこで、お客様のご要望と、この部分の改善を目指してプランニング。まず、キッチンは窓を背にリビングが見渡せる位置へ。動線の良いアイランド型を採用しました。さらに窓を活かせるようにパントリーや腰高の家電棚などを造作して収納力をアップしています。
和室だった部分はワークスペースとファミリークロゼットとで分け合いました。ワークスペースはお子様が小さいうちはキッズルームに。リビングとの仕切り壁に設けた室内窓から様子を見守ることができます。ファミリークロゼットは廊下からと寝室から行き来でき、たっぷりの広さで家族みんなの衣類や季節モノなどが収納できます。寝室は玄関収納の部分を取り込んで広さを確保。反対側の居室の一部を使って新たな玄関収納を設けました。
自然素材を使いたいというご要望でしたので、床は木目が美しいオーク無垢フローリングを採用しています。色に深みがでるオイル塗装を施し、インテリアにマッチするアンティークな雰囲気に仕上げました。家族で過ごすLDKは珪藻土の塗り壁を用い、居心地の良い空間を実現しています。
- 家族を見守る位置にキッチンを移動し、同時に収納も確保
- 将来を見据えた間取り構成で家族の暮らしに合う住まいに
ポイント
3面がバルコニーに面していて広々と明るいLDKでしたが、ダイニングやキッチンが窮屈そうで家事動線も悪く、窓が多いために収納も足りていませんでした。そこで、お客様のご要望と、この部分の改善を目指してプランニング。まず、キッチンは窓を背にリビングが見渡せる位置へ。動線の良いアイランド型を採用しました。さらに窓を活かせるようにパントリーや腰高の家電棚などを造作して収納力をアップしています。
和室だった部分はワークスペースとファミリークロゼットとで分け合いました。ワークスペースはお子様が小さいうちはキッズルームに。リビングとの仕切り壁に設けた室内窓から様子を見守ることができます。ファミリークロゼットは廊下からと寝室から行き来でき、たっぷりの広さで家族みんなの衣類や季節モノなどが収納できます。寝室は玄関収納の部分を取り込んで広さを確保。反対側の居室の一部を使って新たな玄関収納を設けました。
自然素材を使いたいというご要望でしたので、床は木目が美しいオーク無垢フローリングを採用しています。色に深みがでるオイル塗装を施し、インテリアにマッチするアンティークな雰囲気に仕上げました。家族で過ごすLDKは珪藻土の塗り壁を用い、居心地の良い空間を実現しています。
間取り図


工事内容
マンション内装改修工事
- 床:オーク無垢フローリング(オイルクリア塗装)
- 壁:珪藻土(LDK)
- 造作家具
担当: 黒沢 , 榎




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