事例No.834「ちょっとコーヒーでも淹れようか」神奈川県川崎市 マンションリノベーション
神奈川県川崎市 マンションリノベーション
名前 | T様邸 |
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場所 | 神奈川県川崎市 |
建物種別 | マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート(RC)造 |
築年数 | 築 18 年 |
対象面積 | 約 72 ㎡ |
費用 | 約 770 万円(税込み) |
工期 | 約 2.5ヶ月 |
17年前、新築で住み始めたマンション。これからも快適に暮らすために
このたび、住み慣れたマンションをリノベーションすることにしたT様ご夫妻。
「これからここで、夫婦ふたりで年齢を重ねていくことや、愛猫の暮らしやすさを考えて今かな、と思ったんです。長く住んでいるうちに使いづらさを感じたり、毎日の暮らしで気になる部分も出てきて…」。
もとのお部屋は3つの個室とリビングダイニング、独立型のキッチンと、部屋数は十分にある間取り。しかし、夫婦それぞれが個室に入ってしまうと気配が分からなくなってしまうことや、各部屋に分断した収納が使いづらいことなどが課題でした。
そこで、T様のご友人である設計士さんがベースとなる間取りイメージを作成。それを持参してスタイル工房を訪問しました。「もしかしたら『面倒な人が来たな』と思われたかもしれません(笑)。でも、快く対応してもらっただけでなく、予算内でこだわりを実現するために細かいところまでご提案いただきました」。リノベーションのためのスタイル工房とのやり取りが本当に楽しかった、と振り返るT様です。
「これからここで、夫婦ふたりで年齢を重ねていくことや、愛猫の暮らしやすさを考えて今かな、と思ったんです。長く住んでいるうちに使いづらさを感じたり、毎日の暮らしで気になる部分も出てきて…」。
もとのお部屋は3つの個室とリビングダイニング、独立型のキッチンと、部屋数は十分にある間取り。しかし、夫婦それぞれが個室に入ってしまうと気配が分からなくなってしまうことや、各部屋に分断した収納が使いづらいことなどが課題でした。
そこで、T様のご友人である設計士さんがベースとなる間取りイメージを作成。それを持参してスタイル工房を訪問しました。「もしかしたら『面倒な人が来たな』と思われたかもしれません(笑)。でも、快く対応してもらっただけでなく、予算内でこだわりを実現するために細かいところまでご提案いただきました」。リノベーションのためのスタイル工房とのやり取りが本当に楽しかった、と振り返るT様です。
欲しいのは、収納と夫婦それぞれの書斎。それぞれの理想の使い勝手を実現
課題であった収納不足については、寝室の手前におふたりの衣類を集約できるウォークインクロゼットをつくりました。3枚引き戸で間口を広く、奥行きは浅めにすることで、しまっているものがひと目で見渡せます。「夫と私で左右に分けて使っています。奥に付けがちなハンガーラックをあえて手前に設置し、日々着る服はさっと取り出せるようにしたのもポイント」と妻。普段は引き戸を閉めて、すっきりと生活感のない空間となっています。
リビングの隣には、セミオープンの妻のワークスペースが。壁の一部を撤去してリビングとつなげ、デスク前の壁には大きな室内窓を設置したことで、視線と光が通り抜けます。デスクの背面はディスプレイコーナー。仕事の合間にふと目をやれば、お気に入りの絵や雑貨が心を和ませてくれます。
夫の書斎は寝室の横、大きなガラス引き戸で仕切った一角です。「オンライン会議などもあるため仕切れるようにしましたが、同時に圧迫感が出るのは避けたかったので」と夫。フェローズのバンカーズボックスに合わせて棚を造作し、壁は深いグリーンで集中できる空間をつくりあげました。
リビングの隣には、セミオープンの妻のワークスペースが。壁の一部を撤去してリビングとつなげ、デスク前の壁には大きな室内窓を設置したことで、視線と光が通り抜けます。デスクの背面はディスプレイコーナー。仕事の合間にふと目をやれば、お気に入りの絵や雑貨が心を和ませてくれます。
夫の書斎は寝室の横、大きなガラス引き戸で仕切った一角です。「オンライン会議などもあるため仕切れるようにしましたが、同時に圧迫感が出るのは避けたかったので」と夫。フェローズのバンカーズボックスに合わせて棚を造作し、壁は深いグリーンで集中できる空間をつくりあげました。
北欧家具のニュアンスカラーと、優しい空気感に包まれたわが家が完成!
実現したいレイアウトや内装のイメージを、もともと明確にお持ちだったT様。スタイル工房が注力したのは、うまくコストコントロールしながら、いかにT様の希望をカタチにするかということでした。そのため、まだ問題なく使えている設備機器は再利用。「予算的に難しいかも…とあきらめていた無垢の床が実現できたんです!」とT様からも嬉しい声が。
お客様の訪問も多いというダイニングの主役は、Yチェアなど北欧の名作椅子たちに囲まれた一本脚の丸テーブル。「リノベーションするならこのテーブルに合わせたインテリアにしたい、とお迎えしました」と妻。椅子は少しずつデザインや色が違い、「どれに座ろうかな?」と迷うのも毎日の楽しみだそう。お気に入りのブルーグレーのカップボードの中では、少しずつ集めてきた食器たちが行儀よく出番を待っています。
そうそう、リノベーションでは大切な家族である猫の「チョモちゃん」のための工夫も。妻の書斎とリビングの間には食事場所であるニッチを、トイレの置いてある洗面室の入り口にはキャットドアを設置。「いいおうちだニャ」。お日さまたっぷりのリビングでお昼寝する背中から、そんな声が聞こえてきそうです。
お客様の訪問も多いというダイニングの主役は、Yチェアなど北欧の名作椅子たちに囲まれた一本脚の丸テーブル。「リノベーションするならこのテーブルに合わせたインテリアにしたい、とお迎えしました」と妻。椅子は少しずつデザインや色が違い、「どれに座ろうかな?」と迷うのも毎日の楽しみだそう。お気に入りのブルーグレーのカップボードの中では、少しずつ集めてきた食器たちが行儀よく出番を待っています。
そうそう、リノベーションでは大切な家族である猫の「チョモちゃん」のための工夫も。妻の書斎とリビングの間には食事場所であるニッチを、トイレの置いてある洗面室の入り口にはキャットドアを設置。「いいおうちだニャ」。お日さまたっぷりのリビングでお昼寝する背中から、そんな声が聞こえてきそうです。
お客様のご要望
暮らし方の変化に伴い、ご夫婦2人+愛猫がこれからも心地よく暮らせるように今お住まいのマンションのリノベーションを決めたTさんご夫妻。ご夫婦それぞれの書斎やたっぷり収納できるウォークインクローゼットなど、ご友人の設計士の方とともに検討された間取りプランを持参してご相談にいらっしゃいました。
プランニングのポイント
テーマ
- 互いの気配を感じられる住まい
- 既存の再利用でコストコントロール
ご希望のレイアウトや内装イメージはお持ちでしたので、それらをベースにひとつひとつ設計を進めていきました。
北側の2室をつなげて、ゆとりのある寝室と書斎をレイアウト。当初のプランでは、オープンな書斎でしたが、大きなガラスの引き戸で寝室と間仕切り、互いに気配をかんじつつも程よく籠もれる書斎になりました。リビング隣の洋室には妻の書斎を。こちらは建具を撤去して壁には大きな室内窓を設置。リビングとつながるセミオープンな空間になっています。
ご夫妻の衣類を全てすっきりとしまえるウォークインクローゼットの他、トイレや洗面など水回り、そして書斎にも必要十分量の収納を設置。気になっていた収納不足も解消されました。
まだ充分に使える状態だった既存のキッチン等水回り設備は再利用することにし、間取りもできるだけ既存を活かしてコストコントロール。その分内装にしっかりと予算をかけています。
リビングの壁にはお気に入りの雑貨や絵を飾れるニッチを造作。使いたいけれど予算的に難しいかも、と諦められていたオークの無垢フローリングも採用できました。建具も優先順位をつけて、こだわりを実現。
Tさんご夫妻の思いがあふれるお住まいに生まれ変わりました。
工事内容
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