事例No.702bly東京都杉並区　マンションリノベーション

12年前に購入された築40年のお住まいに、家族それぞれの個室を設けたいとご相談にいらっしゃいました。また、一部屋が納戸と化してしまっているので、無駄のない収納スペースと玄関には自転車を置けるスペースが欲しいというご希望も合わせてのご相談でした。

テーマ

• 個室にいても家族の気配を感じられるように
• 適材適所の収納で無駄のない空間づくり

ポイント
ご家族がリビングで過ごすことが多いというT様ご家族。上のお子さんの成長に合わせての個室計画でしたが、完全に個室にするよりもこれまで通り家族みんなで使えるスペースや個室にいても家族の気配を感じられるお部屋の方が良いと考えました。
そこで、お子さんたちのお部屋は天井の間に隙間をつくり、室内にいても外の気配が感じられるように。各個室の中心には、家族みんなで使用できる多目的スペースを設けています。空間全体の採光や空調にも配慮し、どこにいても快適に過ごせるように。多目的スペースからはLDKに直接出られ、LDK～多目的スペース～個室が程よい距離でつながるようにしました。
LDKはリビングダイニング横にあった洋室の一部を取り込んで広々と。キッチンは壁を取り払ってオープンにしました。シンクの高さや届きやすい位置に設けたスパイス棚、タイルなど、料理上手なご夫妻のこだわりが随所に詰まっています。
玄関脇にあった洋室は取り払い、玄関からつながる土間スペースと納戸収納に。土間には自転車を、納戸にはアウトドア用品を収納。納戸はLDKからもアクセスできるので、リビング収納としても活用できます。適材適所に必要量の収納を設けることで、いつでもすっきりと暮らせるお住まいになりました。