事例No.806薪のはぜる音と木のぬくもりに包まれて。東京都杉並区 戸建てリノベーション
東京都杉並区 戸建てリノベーション
お客様のご要望
ご両親から都内の一戸建てを受け継がれたYさんご夫妻。ちょうどお子さんたちも順番に独立され、これからの夫婦二人の暮らしについて考えるタイミングでした。色々と検討し、それまでお仕事の関係で軸足を置かれていた栃木の家を手放し、受け継いだご実家への住み替えをされることに。
受け継がれたお家は老朽化が気になっていたため、平屋に建て替えるか、水回りの交換や1階の暗さなどをリフォームで解消できれば、とご相談にいらっしゃいました。
プランニングのポイント
テーマ
- 木のぬくもりを感じられる住まい
- 日々の暮らしをスムーズにする動線づくり
玄関が階段を上がって中2階にあたる位置にあり、そこからさらに階段を上がってLDK、下に降りると日当たりの悪い居室と水回り、というお住まいでした。
そこで、毎日上り下りが大変なスキップフロアを解消し、玄関を1階に新設。2階に大きな吹き抜けを作り、1階の居室をつなげてつくったLDKに、光を落とし込むプランをご提案。
最初は最低限のリフォームで良いとおっしゃっていたご主人もリノベーションで出来る範囲の広さに驚かれるとともに、ならば栃木で愛用していた薪ストーブの煙突を吹き抜けに沿ってまっすぐ延ばしたい、梁の見せ方もこうしたいと空間づくりに積極的に参加されるように。
敷地内に設けた薪割りスペース、あらわしにした梁や大黒柱、そしていつまでも階段を元気に上り下り出来るようにという願いをこめて階段の登り口に配置した変木など、広々とした栃木から、近隣との距離が近い東京での暮らしに変化しても木のぬくもりを感じ、暮らせるよう工夫しました。
工事内容
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