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ふんわり優しい足ざわりと上品な雰囲気。カーペットの床

2020年1月12日(日)
クッション性が高く遮音効果に優れたカーペットは、お部屋をホテルのようなノーブルな雰囲気にしてくれる優秀床材。カーペットの様々な実例を通して、いろんなインテリアに合う、その懐の深さを知っていただければと思います。


カーペットなら大空間LDKもより洗練された表情に

最初は、広々としたリビングを希望されたご夫婦。

カーペット|リビング
希望通り、L字型に大きくとったリビングとダイニングがゆったりとしたくつろぎの雰囲気を生み出します。
明るいベージュのカーペットなら、床の面積が広くなっても圧迫感がなく、空間をさらに広く見せる効果が。
壁にはスイス漆喰のカルクウォールを採用し、外国の住宅を思わせる仕上がりに。

カーペット|ニッチ|アール開口カーペット|寝室
ニッチに造作した本棚の隣のアールの入り口の奥は、収納を経て寝室へ。
寝室の天井にはホワイトウッドを貼り、リビングとは少しイメージを変えました。
無垢材は天井に使うことで、大人っぽく贅沢な雰囲気になります。
寝室の床にも柔らかなカーペットはぴったり。
冬の朝もひんやりせず、目覚めたばかりの裸足の足を優しく受け止めてくれます。

上記事例詳細はこちらから
No.198 夫婦の時間を楽しむリビング


畳との相性も◎!子どもの成長を見守る家

ご両親から譲り受けた築13年のマンションをリノベーションしたご家族です。
子育てしやすいお住まいを希望されていました。

カーペット|リビング|畳
奥様の一番の要望は、キッチンから子どもの様子が分かる上がり畳のスペース。
まだお子様が小さいということもあり、下階への音にも配慮。
既存のフローリングの上にタイルカーペットを貼りました。

カーペット|壁|天井
天井と壁は部分的に珪藻土と突板パネルを使うことで、室内が心地よい空気に満たされます。

カーペット|畳|板貼り天井
畳、板張り天井と複数の素材づかいも、クセのないカーペットの床ならすっきりまとめてくれます。
オレンジのソファが明るいアクセントになっていますね。

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No.514 cool + heartfull


天井高をいかして素材を楽しむ家に

つづいても上がり畳を採用した例です。
今まで住んでいた場所の近くで、築25年の中古マンションを購入したご夫婦。
最上階で眺めがよく、高い勾配天井が気に入ったのですが、床はカーペット限定の規約がありました。

カーペット|勾配天井

カーペット|梁表し
フローリングの床に…という希望が叶わなかった代わりに、天井にパインの無垢材を貼っています。
造作の建具には、木目の美しいタモ材を採用。
壁は珪藻土で仕上げて、自然素材の温もりを感じられる空間をつくりました。
コンクリート現しの梁も違和感なく、かえってこなれた雰囲気が出てカッコイイですね。

カーペット|木カーペット|玄関
カーペットの柔らかさが、ふんだんに使われた木とともに、居心地の良さを演出してくれます。

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No.360 ソファに座れば視線の先に最高の眺望!


コンクリートにアイアン。硬質な素材もひき立てる

もっと辛口のインテリアが好み…という方にも、ぜひご紹介したいのがこちらの施工例。

カーペット|コンクリート表し
コンクリート現しの天井に黒いスチールの質感、アンティーク家具と、素材感をめいっぱい感じる空間です。

カーペット|ワーキングスペース
ワーキングスペースとしても使う予定のリビング奥には一面に本棚を造作。
こちらもやはりタモ材を採用し、歴史ある図書館のような趣深い雰囲気に。

カーペット|リビング|緑
この物件に決めた大きな理由である、窓一面の緑を楽しむくつろぎのリビングができあがりました。

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No.555 暮らしに合わせた家


レトロなカラードアを主役にしたインテリア

最後は、築31年のマンションです。
作り込みすぎない、シンプルでヴィンテージ感を味わえるデザインが希望でした。

カーペット|シンプル
そこで、天井を躯体のコンクリートの風合いを残したまま塗装してざっくりと仕上げました。

カーペット|木製建具
木製の建具はすべて造作し、レトロな雰囲気が感じられるグレーで塗装。
壁も床もシンプルなので、ドアや室内窓の存在感が際立ちます。

カーペット|玄関|建具カーペット|建具|ガラス
北向きということで、課題であった、暗さと寒さも建具のガラスから光を通すことで解消。
カーペットの床も、空間を明るく、暖かく演出するのに役立っています。

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No.345 光と風が通りぬける住まい 〜マンションでも断熱性能UP!!〜


まとめ

いくつかの実例もそうでしたが、マンションでは、規約によって床はカーペットと決められている物件があります。「無垢の床にしたかったのに…!」と最初は残念に思うお客様もいらっしゃいますが、カーペットの利点をいかした間取りとデザインで、リノベ後は満足のお家に。ウールや麻などの自然素材も豊富なので、室内環境を気にする方にもおすすめです。
気になるお手入れは、普段はカーペットの目と逆にゆっくり掃除機をかけるだけでOK。汚れが気になるときは、薄めた中性洗剤にひたした布でふき取り、水で固く絞った布で洗剤がおちるまでしっかりと水拭き。最後に乾いた布で水気をよくとり乾かしてください。あらかじめ目立たない部分に洗剤をつけ、5分ほどおいてからティッシュなどで押さえて、色落ちしないかどうかテストしておきましょう。
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