リノベしたお家の「その後」が見たい!OB訪問 ~家族のカタチに合わせて、進化する実家リノベ K様邸(後編)~
2021年10月10日(日)
二世帯住宅リノベの「OB訪問」。前編では、リノベーション当時の要望や10年間でのくらし方の変化などを中心にお聞きしました。後編では、大きくなった子どもたちのための、今回2度目となるリノベーションについて伺っていきます。
→このお家の施工事例はこちらから
妻●はい。2階の一室を長男の部屋に、15畳の部屋を仕切って次男と長女の部屋にしました。
―2階のお部屋はもともとご両親が使われていたのですか?
夫●父の趣味で、囲炉裏のある部屋だったんです。釣ってきた魚をふるまったり、親戚や会社の集まりで使っていましたが、今回長男に譲ってもらうことになりました。
妻●囲炉裏は残念ながらなくしてしまいましたが、最後に親戚みんなで集まって囲む会をしました。
リノベーション前に、囲む会を開催
2階につくった上のお兄ちゃんの部屋。腰壁などは残しつつ、シックなデザインに。
―囲炉裏!それがこんなにモダンな部屋に。自分の部屋ができて、どうですか?(長男に)
長男●自分専用のスペースができて嬉しいです。落ち着いた印象にしたくて、壁や床の色を自分で選びました。すごく満足しています。
妻●子どもにはちょっと広すぎかな?とも思ったんですが…。
夫●自分の部屋ができたけど、けっこうリビングに居る時間も多いよな(長男に)。
いつのまにか家族が集まるリビング。自分の時間も、みんなで一緒に過ごす時間も大切です。
―「大部屋」と呼ばれていた15畳の部屋は、下のお子さま2人用に区切りました。でも、ベッドの上はつながっているのですね。
部屋の真ん中に壁を作って、壁をはさんでIKEAのベッドをふたつ並べています。
夫●まだ2人とも小学生なので、IKEAのベッドの高さに合わせて上部は開けてもらいました。エアコンが片方についていないということもあって。入り口のドアもつけていません。
妻●これから子どもが大きくなったら、また区切るかもしれませんが、今は「どうする?」って聞いたら「開いているのがいい」って。
―新しくなったお部屋、いかがですか?どういう風に使っていますか?(長女と次男に)
長女●壁の色も自分で選んだので、気に入っています。ベッドの上で、それぞれの部屋からビーチボールの投げ合いっこをしたり、夜「まだ起きてる?」ってこっそり話しかけたり。お友だちも遊びに来てくれました。
次男●僕は暗いのがちょっとコワイので、妹がすぐ隣にいるのが安心です。3人で寝ていたときが懐かしくなることもあるけど、もうにぶんのいち、大人だから。
妻●これは10歳(成人=20歳の1/2)という意味です(笑)。
ちょうどベッドの部分を開けているので、布団を並べて寝ているような感覚。上からも行ったり来たり。
上のお兄ちゃんが遊びに来ることもあります。
夫●リノベーションしたばかりの頃は年に一回、床にオイルを塗っていましたが、今はなかなか…。
妻●でも、床がいい具合に飴色になってきました。やっぱり無垢材は経変変化が楽しめますね。リノベーション当時のこだわりで、深みのあるオーク材を選んでよかったです。
夫●手入れとは少しずれますが、リビングの模様替えはよくしていますね。仕事から帰ったらソファの位置が違ってたり(笑)。
妻●思い立って、色々試したくなってしまうんです(笑)。冬はここにコタツを出しています。
夫●あと、この柱は突板を貼って無垢の木のようにしてもらったのですが、子どもたちの成長を刻んでます。3面使って3人分。
子どもたちの成長を刻んだ柱はリビングの真ん中。上のお兄ちゃんがママの身長を抜いたのは、中一のとき!
―2度目のリノベをしたばかりではありますが、今後やってみたいことや、ほしいものはありますか?
妻●私は「自分の書斎」かな。いまはロフトで間に合っていますが、書類や本も置ける場所が欲しいです。
夫●今すぐではありませんが、子どもが独立したり、親世帯のスペースも引き継ぐことになったら、また考えたいですね。
―リノベーションの先輩として、これからリノベを検討する人にアドバイスするとしたらどんなことを伝えたいですか。
夫●見た目のデザインだけじゃなくて、居心地を大切にしてほしいです。すごくキレイな高級マンションでスリッパ履き…のような生活もカッコいいけど、はだしで心地よく過ごせる無垢の床が僕はオススメです。「自然素材を取り入れるとやっぱり落ち着く家になるよ」かな。
妻●金額で決めるのではなく、実際に見た時の印象やフィーリングを大切にすること、でしょうか。私はスタイル工房の浜田山店の雰囲気がとても好きで、こんな空間をつくれるのなら…と信頼できた部分もあります。
夫●浜田山店には、子どもたちもよく連れて行っていました。
妻●そうそう、「おもちゃ屋行くよ!」っていって連れてきて、キッズスペースでDVD見せている間に打合せして…懐かしいですね。
面影を残しつつ大きくなった子どもたちの成長ぶりに、ちょっと感動してしまいます。
―どんどん思い出話が飛び出すK様家族。
ほんとうに仲良しで、自然とリビングに集まってにぎやかに過ごす姿が印象的でした。
ありがとうございました!
家族のカタチに合わせて、進化する実家リノベ K様邸(前編)
→このお家の施工事例はこちらから
2度目のリノベで、子どもたちにも自分の部屋が!
―前回のリノベーションから10年が経ち、今回は子どもたちの部屋をリノベしたのですよね!妻●はい。2階の一室を長男の部屋に、15畳の部屋を仕切って次男と長女の部屋にしました。
―2階のお部屋はもともとご両親が使われていたのですか?
夫●父の趣味で、囲炉裏のある部屋だったんです。釣ってきた魚をふるまったり、親戚や会社の集まりで使っていましたが、今回長男に譲ってもらうことになりました。
妻●囲炉裏は残念ながらなくしてしまいましたが、最後に親戚みんなで集まって囲む会をしました。
リノベーション前に、囲む会を開催
2階につくった上のお兄ちゃんの部屋。腰壁などは残しつつ、シックなデザインに。
―囲炉裏!それがこんなにモダンな部屋に。自分の部屋ができて、どうですか?(長男に)
長男●自分専用のスペースができて嬉しいです。落ち着いた印象にしたくて、壁や床の色を自分で選びました。すごく満足しています。
妻●子どもにはちょっと広すぎかな?とも思ったんですが…。
夫●自分の部屋ができたけど、けっこうリビングに居る時間も多いよな(長男に)。
いつのまにか家族が集まるリビング。自分の時間も、みんなで一緒に過ごす時間も大切です。
―「大部屋」と呼ばれていた15畳の部屋は、下のお子さま2人用に区切りました。でも、ベッドの上はつながっているのですね。
部屋の真ん中に壁を作って、壁をはさんでIKEAのベッドをふたつ並べています。
夫●まだ2人とも小学生なので、IKEAのベッドの高さに合わせて上部は開けてもらいました。エアコンが片方についていないということもあって。入り口のドアもつけていません。
妻●これから子どもが大きくなったら、また区切るかもしれませんが、今は「どうする?」って聞いたら「開いているのがいい」って。
―新しくなったお部屋、いかがですか?どういう風に使っていますか?(長女と次男に)
長女●壁の色も自分で選んだので、気に入っています。ベッドの上で、それぞれの部屋からビーチボールの投げ合いっこをしたり、夜「まだ起きてる?」ってこっそり話しかけたり。お友だちも遊びに来てくれました。
次男●僕は暗いのがちょっとコワイので、妹がすぐ隣にいるのが安心です。3人で寝ていたときが懐かしくなることもあるけど、もうにぶんのいち、大人だから。
妻●これは10歳(成人=20歳の1/2)という意味です(笑)。
ちょうどベッドの部分を開けているので、布団を並べて寝ているような感覚。上からも行ったり来たり。
上のお兄ちゃんが遊びに来ることもあります。
お手入れや、日々のくらしのこと
―リノベーション全体のことに話は戻りますが、お家のお手入れはどうされていますか?夫●リノベーションしたばかりの頃は年に一回、床にオイルを塗っていましたが、今はなかなか…。
妻●でも、床がいい具合に飴色になってきました。やっぱり無垢材は経変変化が楽しめますね。リノベーション当時のこだわりで、深みのあるオーク材を選んでよかったです。
夫●手入れとは少しずれますが、リビングの模様替えはよくしていますね。仕事から帰ったらソファの位置が違ってたり(笑)。
妻●思い立って、色々試したくなってしまうんです(笑)。冬はここにコタツを出しています。
夫●あと、この柱は突板を貼って無垢の木のようにしてもらったのですが、子どもたちの成長を刻んでます。3面使って3人分。
子どもたちの成長を刻んだ柱はリビングの真ん中。上のお兄ちゃんがママの身長を抜いたのは、中一のとき!
これから手に入れたいモノ&リノベの先輩として
―2度目のリノベをしたばかりではありますが、今後やってみたいことや、ほしいものはありますか?
妻●私は「自分の書斎」かな。いまはロフトで間に合っていますが、書類や本も置ける場所が欲しいです。
夫●今すぐではありませんが、子どもが独立したり、親世帯のスペースも引き継ぐことになったら、また考えたいですね。
―リノベーションの先輩として、これからリノベを検討する人にアドバイスするとしたらどんなことを伝えたいですか。
夫●見た目のデザインだけじゃなくて、居心地を大切にしてほしいです。すごくキレイな高級マンションでスリッパ履き…のような生活もカッコいいけど、はだしで心地よく過ごせる無垢の床が僕はオススメです。「自然素材を取り入れるとやっぱり落ち着く家になるよ」かな。
妻●金額で決めるのではなく、実際に見た時の印象やフィーリングを大切にすること、でしょうか。私はスタイル工房の浜田山店の雰囲気がとても好きで、こんな空間をつくれるのなら…と信頼できた部分もあります。
夫●浜田山店には、子どもたちもよく連れて行っていました。
妻●そうそう、「おもちゃ屋行くよ!」っていって連れてきて、キッズスペースでDVD見せている間に打合せして…懐かしいですね。
面影を残しつつ大きくなった子どもたちの成長ぶりに、ちょっと感動してしまいます。
―どんどん思い出話が飛び出すK様家族。
ほんとうに仲良しで、自然とリビングに集まってにぎやかに過ごす姿が印象的でした。
ありがとうございました!
家族のカタチに合わせて、進化する実家リノベ K様邸(前編)