動線や通気の工夫でさらに使いやすく!シューズインクローゼットのつくり方
2023年3月19日(日)
LIFULL HOME'Sの調査※によると、一人暮らしの人の約4割がシューズボックス以外の場所に靴を収納しているそうです。家族で暮らすとなるとなおさら、人数分の靴や傘のほか、ベビーカーにアウトドアグッズなど、玄関まわりに収納したいものは意外とたくさん。リノベーションで、すっきりと使いやすいシューズインクローゼット(SIC)をつくった例をご紹介します。
※https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00270/
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目次
マンションの玄関で、SICの半分を土間にして、入り口を2ヶ所設けた例です。
お客様はそのまま家の中へ、家族はSICに靴をしまって室内へ。
導線をコンパクトにまとめているため、回り込む煩わしさがありません。
壁は調湿効果のある珪藻土で仕上げて、籠りがちな湿気やニオイ対策をしています。
この写真の事例詳細はこちら:No.842 魅せるくらし
こちらもマンションリノベで、間取り上、玄関が内側にあるおうちです。
玄関ホールとの間の建具を大きなガラスで造作し、リビング側からの光を採り込みました。
玄関入って右側に大型のシューズインクローゼットをつくり、靴だけでなく上着もしまえる仕様に。
壁には、汚れが目立ちにくい紺色のアクセントクロスを貼りました。
こちらも窓がないため、室内窓をつくって光と風を通しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.777 つなぐ つながる家族
家族の介護がしやすいように、マンションを購入してリノベーションしたおうちです。
玄関土間も広くとり、寝室から車いすやストレッチャーでの移動もスイスイ。
玄関ドアを開けてすぐに寝室、右側は書斎スペース。
建具を開け放てばオープンに、閉めればプライバシーも保たれます。
建具は全て吊り戸となっているため、床もフラットでバリアフリーに。
マンションとは思えないほど、ゆったりと開放的な玄関です。
この写真の事例詳細はこちら:No.822 家族みんなが心地よい バリアフリーな住まい
最近は建売住宅にも取り入れられることが増えたSICですが、築20年ともなるとそうはいきません。
全体的な老朽化や収納不足を解消するべく、リノベーションしたおうちです。
入ってすぐに、正面の印象的なニッチが目に留まる玄関空間。
右手にシューズインクローゼットを新設しました。
これまでの下足収納から格段に収納力がアップし、ほどよく隠されたつくりで玄関もすっきり。
壁をあえて曲線にすることで、優しい雰囲気も生まれました。
こちらのおうちは、各個室にウォークインクローゼットも新設しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.789 ラクする。彩る。
SICは別に設けつつ、普段づかいの靴はすぐに手が届く場所にニッチをつくり、収納した例です。
これなら、玄関はスッキリと片付きつつも、日常のお出かけはスムーズ。
裏側は大容量のシューズインクローゼット。
棚板の高さや数を変えられる仕様で、天井部分は開けて空気がこもらない様にしています。
ウォークスルーで、奥まで通り抜けが可能。
釣り道具やアウトドア用品をたっぷり収納できます。
半分を土間、半分をフローリングにしたことでどちらからも使えて、より使い勝手もよくなっています。
この写真の事例詳細はこちら:No.829 新築のようにくらす家
最後は、日当たりの良い2階にLDKを移動し、1階に寝室とたっぷりの収納を設けたリノベーション例です。
「アウトドア用品の収納と、自転車の手入れができる場所が欲しい」という要望に応えて、土間もたっぷり。
壁にロードバイクやスノーボードがかけられる仕様にしました。
オープン棚も充分に設置し、靴はもちろん、アウトドア用品や工具も置けるように。
以前は2階まで持って上がって収納していたそうで、「キャンプの準備がとてもラクになった」とお喜びです。
この写真の事例詳細はこちら:No.785 ずっと暮らしたい家
とても便利なシューズインクロークですが、深く考えずに作ってしまうと、居室スペースを圧迫したり、動線がムダに長くなってしまいがち。つくる場合は、収納したいものと、お出かけ/帰宅動線のシミュレーションが不可欠です。通り抜けができるタイプにするのか、建具やスクリーンで隠せるようにするのか、さらに収納以外の役割も持たせるかどうかまで、家族のライフスタイルに合わせた収納計画で、スッキリと美しい玄関をつくりましょう。
※https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00270/
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目次
- 2WAY動線でコンパクトながらすっきりと
- 室内窓&ガラスの建具でSICに光を取り込む
- 介護に備えた広々土間で、車いすもゆったり
- 戸建ての収納不足を各所のクローゼットで解消
- 両面使いで、普段づかいの靴はさっと取り出せる
- LDKを2階に移し、1階に趣味室兼SICを新設
- まとめ
2WAY動線でコンパクトながらすっきりと
壁は珪藻土塗りで湿気対策も万全
マンションの玄関で、SICの半分を土間にして、入り口を2ヶ所設けた例です。
お客様はそのまま家の中へ、家族はSICに靴をしまって室内へ。
導線をコンパクトにまとめているため、回り込む煩わしさがありません。
壁は調湿効果のある珪藻土で仕上げて、籠りがちな湿気やニオイ対策をしています。
この写真の事例詳細はこちら:No.842 魅せるくらし
室内窓&ガラスの建具でSICに光を取り込む
暗くなりがちなSIC内部を明るく爽やかに
こちらもマンションリノベで、間取り上、玄関が内側にあるおうちです。
玄関ホールとの間の建具を大きなガラスで造作し、リビング側からの光を採り込みました。
玄関入って右側に大型のシューズインクローゼットをつくり、靴だけでなく上着もしまえる仕様に。
壁には、汚れが目立ちにくい紺色のアクセントクロスを貼りました。
こちらも窓がないため、室内窓をつくって光と風を通しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.777 つなぐ つながる家族
介護に備えた広々土間で、車いすもゆったり
間口や廊下も広げて開放的な空間を実現
家族の介護がしやすいように、マンションを購入してリノベーションしたおうちです。
玄関土間も広くとり、寝室から車いすやストレッチャーでの移動もスイスイ。
玄関ドアを開けてすぐに寝室、右側は書斎スペース。
建具を開け放てばオープンに、閉めればプライバシーも保たれます。
建具は全て吊り戸となっているため、床もフラットでバリアフリーに。
マンションとは思えないほど、ゆったりと開放的な玄関です。
この写真の事例詳細はこちら:No.822 家族みんなが心地よい バリアフリーな住まい
戸建ての収納不足を各所のクローゼットで解消
アールの壁で優美な玄関空間を演出
ここからは戸建ての例をご紹介します。最近は建売住宅にも取り入れられることが増えたSICですが、築20年ともなるとそうはいきません。
全体的な老朽化や収納不足を解消するべく、リノベーションしたおうちです。
入ってすぐに、正面の印象的なニッチが目に留まる玄関空間。
右手にシューズインクローゼットを新設しました。
これまでの下足収納から格段に収納力がアップし、ほどよく隠されたつくりで玄関もすっきり。
壁をあえて曲線にすることで、優しい雰囲気も生まれました。
こちらのおうちは、各個室にウォークインクローゼットも新設しています。
この写真の事例詳細はこちら:No.789 ラクする。彩る。
両面使いで、普段づかいの靴はさっと取り出せる
ウォークスルー&大容量で趣味のものもスッキリ
SICは別に設けつつ、普段づかいの靴はすぐに手が届く場所にニッチをつくり、収納した例です。
これなら、玄関はスッキリと片付きつつも、日常のお出かけはスムーズ。
裏側は大容量のシューズインクローゼット。
棚板の高さや数を変えられる仕様で、天井部分は開けて空気がこもらない様にしています。
ウォークスルーで、奥まで通り抜けが可能。
釣り道具やアウトドア用品をたっぷり収納できます。
半分を土間、半分をフローリングにしたことでどちらからも使えて、より使い勝手もよくなっています。
この写真の事例詳細はこちら:No.829 新築のようにくらす家
LDKを2階に移し、1階に趣味室兼SICを新設
道具のメンテナンスも叶うぜいたくなスペース
最後は、日当たりの良い2階にLDKを移動し、1階に寝室とたっぷりの収納を設けたリノベーション例です。
「アウトドア用品の収納と、自転車の手入れができる場所が欲しい」という要望に応えて、土間もたっぷり。
壁にロードバイクやスノーボードがかけられる仕様にしました。
オープン棚も充分に設置し、靴はもちろん、アウトドア用品や工具も置けるように。
以前は2階まで持って上がって収納していたそうで、「キャンプの準備がとてもラクになった」とお喜びです。
この写真の事例詳細はこちら:No.785 ずっと暮らしたい家