コンパクトで合理的&ホテルライクな洗面バス一体型トイレ
2023年3月26日(日)
都心を中心に増えてきたのが、洗面室・トイレ・バスルームを同じ空間に置いた間取り。サニタリールームと呼ぶ、水まわりをひとまとめにした配置は海外ではポピュラーで、ホテルやホームステイ先で使った!という人も多いのではないでしょうか。スペースが有効活用できるうえ、洗面・トイレともオープンなぶん、開放感があってイイ♪と人気が上がりつつあるサニタリールーム、リノベーションでステキに実現した事例を集めてみました。
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目次
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都心の戸建てを引き継がれたご家族のリノベーションです。
延床面積50㎡未満とコンパクトながら、開放感を失わない工夫を随所に凝らしたおうち。
水まわりはトイレ、洗面ボウル、バスルームを横並びにしてサニタリールームとしました。
壁と床は錆びたような色むらのあるタイルで仕上げ、デザイナーズホテルのようなスタイリッシュな空間です。
お風呂と洗面室との間がガラスになっているため、閉塞感はありません。
ムダのない空間利用とデザインで、㎡数以上の住み心地にこだわったおうちです。
No.748 狭さを克服!120%の思いを詰め込んで
写真左奥、キッチンの向かいの白い引き戸がサニタリールームとなっています。
引き戸を開けるとこんな感じで、横並びの先ほどのおうちと違い、お風呂は洗面台の対面。
やはり、空間全体の開放感を損なわないよう、バスルームのドアはガラスです。
カウンターは古材で造作し、壁のモザイクタイルと合わせてレトロなイメージ。
床には、足元のヒンヤリ感を解消してくれるサーモタイルを敷きました。
No.262 和を消して、simple&classyな住まいに変身
続いても戸建てですが、1階のパブリックスペースはレンタルスタジオとして貸し出すことも想定したおうち。
そのため、キッチンカウンターも可動式で、フレキシブルに使える仕様にしています。
奥のグレーのドアがサニタリースペース。
ドアに合わせて、壁に濃淡グレーのハニカム型のタイルを採用。
バスタブまわりはカーテンで仕切る一体型で、トイレを斜めに配置することで空間に遊びをもたせました。
カーテンを開け放てば、ゆったり広々としたバスタイムが楽しめますね。
No.801 ミニマル&シンプルが心地いい
横長の空間の奥にバスタブとシャワー、手前に造作洗面台とトイレ。
タイルはバスタブ側と側面の壁にホワイト、トイレ側は同じタイプの黒で貼り分けています。
床の天然石風のタイルもかっこいいですね。
こちらのおうちは、居室もひとつのワンルームにして、とことん好みのデザインにこだわっています。
「ヴィンテージ」をテーマにアイテムを吟味し、どこを切り取ってもカッコいい空間をつくり上げました。
No.767 rough & tough ~Inspired by 632~
やはりお風呂はカーテンで仕切るかたち。
アンティークの鏡や、側面をタイルで仕上げたバスタブがレトロな味わいのある空間です。
パイプもホワイトで塗装し、空間のアクセントに。
あえて隠さない感じが外国のおうち風でかわいく、洗濯スペースとほどよいゾーニングにも。
白が基調のシンプルな空間を、ディテールでセンスよく仕上げたサニタリールームのお手本です。
No.292 上品に味わい深く住まう
しかし、水まわりということで、防水処理などを万全に行う必要があり、施行にも技術が必要です。見た目にばかり流されず、住んだ後の換気やお手入れのことなどもイメージして採用を決めるようにしましょう。
さらに、家族の入浴の時間やトイレのタイミングなどによっては、空間が分かれている方がいい場合もあります。リノベーション前に、家族ともよく話し合うのがオススメです。
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目次
- 錆びたような味わいのタイルで、かっこいい空間に
- 古材で洗面カウンターを造作しナチュラル&心地よく
- カーテンで仕切ったおしゃれでフレキシブルなバスルーム
- モノトーンタイルを使い分けてとことん好みを追求
- 白を品よく使って、パリのプチホテルみたいに瀟洒に
- まとめ
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錆びたような味わいのタイルで、かっこいい空間に
デザインの力で、コンパクトさを感じさせない
都心の戸建てを引き継がれたご家族のリノベーションです。
延床面積50㎡未満とコンパクトながら、開放感を失わない工夫を随所に凝らしたおうち。
水まわりはトイレ、洗面ボウル、バスルームを横並びにしてサニタリールームとしました。
壁と床は錆びたような色むらのあるタイルで仕上げ、デザイナーズホテルのようなスタイリッシュな空間です。
お風呂と洗面室との間がガラスになっているため、閉塞感はありません。
ムダのない空間利用とデザインで、㎡数以上の住み心地にこだわったおうちです。
No.748 狭さを克服!120%の思いを詰め込んで
古材で洗面カウンターを造作しナチュラル&心地よく
洗面台とトイレの向かいにバスルームを配置
続いても戸建てで、こちらは2階LDKの一角に水まわりをまとめました。写真左奥、キッチンの向かいの白い引き戸がサニタリールームとなっています。
引き戸を開けるとこんな感じで、横並びの先ほどのおうちと違い、お風呂は洗面台の対面。
やはり、空間全体の開放感を損なわないよう、バスルームのドアはガラスです。
カウンターは古材で造作し、壁のモザイクタイルと合わせてレトロなイメージ。
床には、足元のヒンヤリ感を解消してくれるサーモタイルを敷きました。
No.262 和を消して、simple&classyな住まいに変身
カーテンで仕切ったおしゃれでフレキシブルなバスルーム
レンタルスタジオの用途も想定したサニタリー
続いても戸建てですが、1階のパブリックスペースはレンタルスタジオとして貸し出すことも想定したおうち。
そのため、キッチンカウンターも可動式で、フレキシブルに使える仕様にしています。
奥のグレーのドアがサニタリースペース。
ドアに合わせて、壁に濃淡グレーのハニカム型のタイルを採用。
バスタブまわりはカーテンで仕切る一体型で、トイレを斜めに配置することで空間に遊びをもたせました。
カーテンを開け放てば、ゆったり広々としたバスタイムが楽しめますね。
No.801 ミニマル&シンプルが心地いい
モノトーンタイルを使い分けてとことん好みを追求
ヴィンテージマンションの中もヴィンテージに
同じく、お風呂と洗面&トイレを仕切らず同じ空間に置いた事例です。横長の空間の奥にバスタブとシャワー、手前に造作洗面台とトイレ。
タイルはバスタブ側と側面の壁にホワイト、トイレ側は同じタイプの黒で貼り分けています。
床の天然石風のタイルもかっこいいですね。
こちらのおうちは、居室もひとつのワンルームにして、とことん好みのデザインにこだわっています。
「ヴィンテージ」をテーマにアイテムを吟味し、どこを切り取ってもカッコいい空間をつくり上げました。
No.767 rough & tough ~Inspired by 632~
白を品よく使って、パリのプチホテルみたいに瀟洒に
洗面カウンターやバスタブもタイルで仕上げてレトロシックに
最後もマンションの例をご紹介します。やはりお風呂はカーテンで仕切るかたち。
アンティークの鏡や、側面をタイルで仕上げたバスタブがレトロな味わいのある空間です。
パイプもホワイトで塗装し、空間のアクセントに。
あえて隠さない感じが外国のおうち風でかわいく、洗濯スペースとほどよいゾーニングにも。
白が基調のシンプルな空間を、ディテールでセンスよく仕上げたサニタリールームのお手本です。
No.292 上品に味わい深く住まう
まとめ
トイレや洗面と空間をまとめる場合、お風呂はほとんどが商品化されたユニットバスではなく、在来工法という方法で一からつくっていきます。そのぶん、バスタブや水栓などのアイテムが自由に選べ、タイルなどもオーダーメイドでデザインにこだわることができます。しかし、水まわりということで、防水処理などを万全に行う必要があり、施行にも技術が必要です。見た目にばかり流されず、住んだ後の換気やお手入れのことなどもイメージして採用を決めるようにしましょう。
さらに、家族の入浴の時間やトイレのタイミングなどによっては、空間が分かれている方がいい場合もあります。リノベーション前に、家族ともよく話し合うのがオススメです。