タイルの組み合わせで遊ぶ、オンリーワンのキッチンリノベーション
2023年9月10日(日)
形や色のバリエーションが豊富に揃い、目地や貼り方でも印象が変わる「タイル」。キッチンをはじめ水まわりに人気の素材ですが、今回は複数のタイルづかいで、さらに自分らしく、おしゃれなキッチンをつくった例を集めてみました。好みとセンスを思いきり発揮して選んだタイルで彩れば、世界にただ一つのキッチンのできあがり!組み合わせ方やバランスの参考にしてみてください。
最初にご紹介するのは、カウンターの白さが際立つシンプルなL型キッチン。 壁のタイルもホワイトなので、飾り棚の雑貨が映えますね。
コンロまわりは、同じタイルのチャコールグレーを貼り分けました。
油はねなどの汚れが目立ちにくく、空間をゾーニングするアクセントとなっています。
濃い色ですが、目地が白なので白いタイル部分との連続感もあり、重くなりません。
ダイニング空間も入れて改めて見てみると、全面がホワイトだと間延びしてしまうのが分かります。 質感の違うステンレスのレンジフードも、この色のタイルだからこそ美しくまとまっていますね。
この写真の事例詳細はこちら:No.859 我が家で暮らす 〜心機一転〜
「レトロモダン」をテーマに、手持ちの家具とも合うようデザインされたマンションリノベーションです。
キッチン背面の壁は白い白いタイルを横向きに、側壁はブラウンのタイルを縦に貼りました。
側壁は厚みを出して、ブラケットライトを設置。
タイルの質感も相まって、まるで映画のいちシーンのような印象的なコーナーとなっています。
キッチンではありませんが、こちらのおうち、洗面まわりのタイルづかいも素敵です。
クラシカルな水栓と、曲線模様のタイルを優雅に組み合わせていました。
この写真の事例詳細はこちら:No.864 馴染みの家具との調和~小上りからの緑の眺め
同じくペニンシュラキッチンの側壁と背面壁の貼り分けですが、デザインの違う白いタイルを選んだ例です。
背面の壁は、正三角形の模様のタイルを横に並べる貼り方で。
横と斜めに走るグレーの目地がシャープな印象です。
側壁は縦線と、切れ目のように入った斜めのラインが特徴的なタイル。
白樺の木の幹を幾何学模様にデザインしたようにも見えて、とても目を引きます。
同じ空間で、キッチン対面のリビングには黒い模様タイルを貼っています。
ちなみにこちらのおうちは、場所ごとのクロスづかいもとても個性的。
タイル選びも、柄クロスのような感覚で楽しんでいるのが伝わってきますね。
この写真の事例詳細はこちら:No817 世代を超えて暮らしを楽しむ家
キッチンカウンターに腰壁をつくり、タイル貼りにしたマンションリノベーション。
白いサブウェイタイルなら、どんなインテリアアイテムとも調和してくれます。
この日は赤いカーペットを合わせて、あたたかみのあるダイニング空間を演出。
カウンターにはニッチもつくって、お気に入りの雑貨を飾るコーナーに。
タイルのお花のカタチや、ひとつだけ白いのもたまらなくカワイイ。
ニッチのなかは、人形たちも動き出しそうないきいきとした世界。
まるで絵本のようです。
この写真の事例詳細はこちら:No.665 お気に入りが彩る白いキャンバス
最後にご紹介するのは、カウンターにも壁にもタイルを貼ったおうち。
Ⅱ型キッチンのコンロ(背面)側にはブルーのタイルを貼り、LDK空間全体のアクセントにしました。
カウンターはグレーの大判タイルで落ち着いたイメージに仕上げています。
キッチン部分だけ天井が板張りで、天然石のような質感のタイルと調和。
自然素材の温かみとクールさのバランスが絶妙な、大人の北欧インテリアです。
カウンター内側は、細長いホワイトタイルをグレーの目地で貼っています。
こちらは揃い目地で、清潔感があって洗練された印象。
互い違いの貼り方である馬目地の壁面と、さりげなくイメージを変えています。
この写真の事例詳細はこちら:No.865 Park Side Living
手ざわりや質感などは、サンプルを取り寄せられるものも多いので、ぜひ実物を確かめてみてください。タイルメーカーのショールームは、多くの種類を広い面積で比較検討できるのでオススメです。運命のタイルを見つけて、自分らしいおうちづくりを楽しみましょう。
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目次
- モノトーン2色づかいで、壁一面を切り取って
- ペニンシュラの側壁と背面壁でタイルを貼り分け
- 同じ白タイルでも、カタチが変わるとこんなに個性豊か
- タイル張りのキッチンカウンターなら、ダイニング空間の主役に
- カウンター内外と壁面で、全く違う表情のキッチン
- まとめ
モノトーン2色づかいで、壁一面を切り取って
コンロまわりは汚れの目立ちにくい濃い色で
最初にご紹介するのは、カウンターの白さが際立つシンプルなL型キッチン。 壁のタイルもホワイトなので、飾り棚の雑貨が映えますね。
コンロまわりは、同じタイルのチャコールグレーを貼り分けました。
油はねなどの汚れが目立ちにくく、空間をゾーニングするアクセントとなっています。
濃い色ですが、目地が白なので白いタイル部分との連続感もあり、重くなりません。
ダイニング空間も入れて改めて見てみると、全面がホワイトだと間延びしてしまうのが分かります。 質感の違うステンレスのレンジフードも、この色のタイルだからこそ美しくまとまっていますね。
この写真の事例詳細はこちら:No.859 我が家で暮らす 〜心機一転〜
ペニンシュラの側壁と背面壁でタイルを貼り分け
側壁は床に近い色を選ぶことで、和室とも馴染ませて
「レトロモダン」をテーマに、手持ちの家具とも合うようデザインされたマンションリノベーションです。
キッチン背面の壁は白い白いタイルを横向きに、側壁はブラウンのタイルを縦に貼りました。
側壁は厚みを出して、ブラケットライトを設置。
タイルの質感も相まって、まるで映画のいちシーンのような印象的なコーナーとなっています。
キッチンではありませんが、こちらのおうち、洗面まわりのタイルづかいも素敵です。
クラシカルな水栓と、曲線模様のタイルを優雅に組み合わせていました。
この写真の事例詳細はこちら:No.864 馴染みの家具との調和~小上りからの緑の眺め
同じ白タイルでも、カタチが変わるとこんなに個性豊か
凝ったデザインだから、あえてシンプルな白をセレクト
同じくペニンシュラキッチンの側壁と背面壁の貼り分けですが、デザインの違う白いタイルを選んだ例です。
背面の壁は、正三角形の模様のタイルを横に並べる貼り方で。
横と斜めに走るグレーの目地がシャープな印象です。
側壁は縦線と、切れ目のように入った斜めのラインが特徴的なタイル。
白樺の木の幹を幾何学模様にデザインしたようにも見えて、とても目を引きます。
同じ空間で、キッチン対面のリビングには黒い模様タイルを貼っています。
ちなみにこちらのおうちは、場所ごとのクロスづかいもとても個性的。
タイル選びも、柄クロスのような感覚で楽しんでいるのが伝わってきますね。
この写真の事例詳細はこちら:No817 世代を超えて暮らしを楽しむ家
タイル張りのキッチンカウンターなら、ダイニング空間の主役に
タイルで演出する、ニッチ内部の小さな世界
キッチンカウンターに腰壁をつくり、タイル貼りにしたマンションリノベーション。
白いサブウェイタイルなら、どんなインテリアアイテムとも調和してくれます。
この日は赤いカーペットを合わせて、あたたかみのあるダイニング空間を演出。
カウンターにはニッチもつくって、お気に入りの雑貨を飾るコーナーに。
タイルのお花のカタチや、ひとつだけ白いのもたまらなくカワイイ。
ニッチのなかは、人形たちも動き出しそうないきいきとした世界。
まるで絵本のようです。
この写真の事例詳細はこちら:No.665 お気に入りが彩る白いキャンバス
カウンター内外と壁面で、全く違う表情のキッチン
色もカタチも貼り方も異なる3種づかい
最後にご紹介するのは、カウンターにも壁にもタイルを貼ったおうち。
Ⅱ型キッチンのコンロ(背面)側にはブルーのタイルを貼り、LDK空間全体のアクセントにしました。
カウンターはグレーの大判タイルで落ち着いたイメージに仕上げています。
キッチン部分だけ天井が板張りで、天然石のような質感のタイルと調和。
自然素材の温かみとクールさのバランスが絶妙な、大人の北欧インテリアです。
カウンター内側は、細長いホワイトタイルをグレーの目地で貼っています。
こちらは揃い目地で、清潔感があって洗練された印象。
互い違いの貼り方である馬目地の壁面と、さりげなくイメージを変えています。
この写真の事例詳細はこちら:No.865 Park Side Living
まとめ
一種類でも貼り方や目地で印象の変わるタイル。それを複数組み合わせるとなると、まさしくデザインは無限大となります。選択肢が多すぎて迷うかもしれませんが、まずはマネをしてみたい事例を見つけて、そこからイメージを膨らませてみましょう。海外のインテリア雑誌やおしゃれなショップなどにもヒントがたくさん♪手ざわりや質感などは、サンプルを取り寄せられるものも多いので、ぜひ実物を確かめてみてください。タイルメーカーのショールームは、多くの種類を広い面積で比較検討できるのでオススメです。運命のタイルを見つけて、自分らしいおうちづくりを楽しみましょう。