お供は本とブランケット。「ヌック」にこもって過ごす私だけの休日
2023年11月26日(日)
「ヌック」という言葉をご存じでしょうか?もともとはスコットランドの「ヌーク(neuk)」が語源で、暖炉のそばにつくられた腰かけ「イングル・ヌーク(Ingle neuk)」から、おうちの中の心地よい片隅を指すようになりました。「そういえば、子どもの頃に押し入れに秘密基地をつくった」という方ならきっと魅了される「ヌック」の施工例を集めてみました。
住み慣れたマンションの部分リノベからご紹介します。
読書好きなご家族で、リビングにあふれた本をなんとかしたい!とライブラリーを兼ねたヌックをリクエスト。
リビングと程よくつながりながらも、小上がりにした床と壁で、読書に集中することもできます。
本棚は高さが変えられる可動式で、カーブを描いた壁の中にもたっぷり本を置いて。
天井とつながる木目調のクロスもナチュラルで落ち着きますね。
床下は板を外すと収納に。
スノーボードなどの大きな荷物もしまうことができます。
桜の季節は、ヌックに座ると正面の窓からお花見もできるそう。
壁をアールにして上部を開けたことでリビング側にも圧迫感がなく、曲線が空間のアクセントとなっています。
この写真の事例詳細はこちら:No.875 本と過ごすリビング
つづいては、一戸建ての階段下につくったリーディングヌックです。
リビングの一角でほどよいこもり感もありながら、スケルトン階段で光と風が抜けるオープンな空間。
一段上げてモールテックスで塗装した床が、リビングとのゾーニングの役目を果たしてくれます。
ヌックとしても、クリスマスツリーなどのディスプレイコーナーとして使っても良さそうですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.867 DOMAのある暮らし
窓辺にベンチをつくって、ちょっとした読書やひと休みできるヌックにした例です。
マンションの形状による梁や斜め天井はレイアウトがしづらいことが多いのですが、ヌックではそれが良い効果に。
壁などで仕切らなくてもちょっとした独立感が生まれ、ヌックらしさが生まれます。
低めの窓も雰囲気があっていいですね。
こちら、実は場所はキッチンのとなり。
奥のドアは主寝室からWIC、書斎へと抜けられる回遊動線となっています。
ここでコーヒーマグを片手にひと休み……なんてステキな日常でしょう!
この写真の事例詳細はこちら:No.772 継承と刷新
築14年の一戸建てで、3人と3匹が暮らすご家族のリノベーション。
壁をくりぬいたソファのようなヌックは、「ホテルにあるような、大きなソファが好き」という雑談から生れたもの。
水色のクロスに白く縁取るように丸い角をつくり、リビングのフォーカルポイントにもなっています。
ヌックの縁は猫ちゃんが歩けるようになっているので、ヌックから垂れ下がるしっぽを眺めることも…カワイイ!
もともと和室スペースだったとは思えないほど、ステキな癒し空間ができあがりました。
この写真の事例詳細はこちら:No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。
ヌックはちょっとした空間の有効活用にもとてもオススメ。どこにも属さない、半居室のスペースが日々の暮らしを豊かなものにしてくれます。隠れ家のようなワクワクする空間は、子どもの好奇心を育てるのにもぴったりですね。気になった方は、ぜひプランナーに相談してみてください。
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目次
リビングの一角に、ログハウス気分で過ごせるヌック
アール壁や上部を抜くことで、圧迫感を感じさせない
住み慣れたマンションの部分リノベからご紹介します。
読書好きなご家族で、リビングにあふれた本をなんとかしたい!とライブラリーを兼ねたヌックをリクエスト。
リビングと程よくつながりながらも、小上がりにした床と壁で、読書に集中することもできます。
本棚は高さが変えられる可動式で、カーブを描いた壁の中にもたっぷり本を置いて。
天井とつながる木目調のクロスもナチュラルで落ち着きますね。
床下は板を外すと収納に。
スノーボードなどの大きな荷物もしまうことができます。
桜の季節は、ヌックに座ると正面の窓からお花見もできるそう。
壁をアールにして上部を開けたことでリビング側にも圧迫感がなく、曲線が空間のアクセントとなっています。
この写真の事例詳細はこちら:No.875 本と過ごすリビング
階段下スペースに、オープンなリーディングヌック
床をモールテックスに切り替えて絵になる一角に
つづいては、一戸建ての階段下につくったリーディングヌックです。
リビングの一角でほどよいこもり感もありながら、スケルトン階段で光と風が抜けるオープンな空間。
一段上げてモールテックスで塗装した床が、リビングとのゾーニングの役目を果たしてくれます。
ヌックとしても、クリスマスツリーなどのディスプレイコーナーとして使っても良さそうですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.867 DOMAのある暮らし
本に飽きたら、景色を眺めて。窓辺の特等席ヌック
斜め天井や低めの窓を逆手にとって落ち着く空間に
窓辺にベンチをつくって、ちょっとした読書やひと休みできるヌックにした例です。
マンションの形状による梁や斜め天井はレイアウトがしづらいことが多いのですが、ヌックではそれが良い効果に。
壁などで仕切らなくてもちょっとした独立感が生まれ、ヌックらしさが生まれます。
低めの窓も雰囲気があっていいですね。
こちら、実は場所はキッチンのとなり。
奥のドアは主寝室からWIC、書斎へと抜けられる回遊動線となっています。
ここでコーヒーマグを片手にひと休み……なんてステキな日常でしょう!
この写真の事例詳細はこちら:No.772 継承と刷新
隠れ家未満、ソファ以上。ホテル気分を味わうヌック
リビングの壁をくりぬいたユニークなヌックは愛猫もお気に入り
築14年の一戸建てで、3人と3匹が暮らすご家族のリノベーション。
壁をくりぬいたソファのようなヌックは、「ホテルにあるような、大きなソファが好き」という雑談から生れたもの。
水色のクロスに白く縁取るように丸い角をつくり、リビングのフォーカルポイントにもなっています。
ヌックの縁は猫ちゃんが歩けるようになっているので、ヌックから垂れ下がるしっぽを眺めることも…カワイイ!
もともと和室スペースだったとは思えないほど、ステキな癒し空間ができあがりました。
この写真の事例詳細はこちら:No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。
まとめ
ヌックはちょっとした空間の有効活用にもとてもオススメ。どこにも属さない、半居室のスペースが日々の暮らしを豊かなものにしてくれます。隠れ家のようなワクワクする空間は、子どもの好奇心を育てるのにもぴったりですね。気になった方は、ぜひプランナーに相談してみてください。