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「左官」でわが家に手仕事のぬくもりを。美しい陰影が空間を格上げしてくれる

2024年9月1日(日)
壁の仕上げ材はクロスが主流ですが、「ここぞ」という場所には漆喰や珪藻土などの塗り壁を選ぶ方がいらっしゃいます。職人技で仕上げられた壁の美しい陰影は、空間をぐんと奥行きあるものにしてくれます。塗り方によって印象も変わるので、インテリアに合わせてオリジナリティを出すことが可能。個性豊かな左官仕上げの実例を集めてみました。
 

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目次

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相性ぴったり。和の趣きを生かした実家リノベ

【戸建て|築26年|リノベ面積 約98㎡】


ご実家を受け継いで、日本家屋の趣きは残しつつ、家族が暮らしやすいようにリノベーションした例です。
1階は独立キッチンと8帖+6帖の和室2室という間取りでしたが、和室+開放的なLDKに。


羽目板張りの天井はそのまま残し、隣の本格的な和室とうまく馴染ませています。
床の間だったスペースは飾り棚とカウンターデスクを造作し、書斎コーナーになりました。


LDKは珪藻土塗りで、軽く残したコテの模様が和の雰囲気ともぴったり。
自然素材で家族が心地よく過ごすことができます。

この写真の事例詳細はこちら:事例No.727温故知新 ~みんなが嬉しい実家リフォーム~


マンションの上がり畳を漆喰仕上げで格調高く

【マンション|築19年|リノベ面積 約74㎡】


同じく、和のインテリアに塗り壁を合わせた例です。
こちらはマンションのリビングの一角に小上がりの畳コーナーをつくりました。
LDと小上がりの壁は漆喰仕上げ、小上がりの奥にはお客様がお好きだという名栗加工の無垢フローリングに。


畳コーナーは板で囲んだ半帖畳で、和の設えと北欧インテリアをうまく馴染ませています。
壁の陰影が映えるように、吊り下げ収納には間接照明も設置。
夜はまた違った表情を見せてくれることでしょう。

この写真の事例詳細はこちら:事例事例No.810 住まいを整え 心も整う
 

左官作業に参加しお気に入りのアートが映える壁に

【マンション|築22年|リノベ面積 約61㎡】


中古で購入したマンションの間取りは大きく変えず、暮らしに合わせた工夫を取り入れてリノベした例です。
LDと個室の壁・天井には漆喰を採用し、施工にも参加されました。
初めての左官作業でしたが、楽しんでできたそうです。

 
壁にはブルーが映えるマティスのポスターが。
ギャラリーコーナーに左官壁を採用することで、よりアーティスティックな雰囲気が盛り上がります。

この写真の事例詳細はこちら:事例事例No.833 日常をナンバーワンの幸せに

DIYで珪藻土塗り。コストを抑えつつ理想のリノベ

【戸建て|築16年|リノベ面積 約52㎡】


「たくさんの木に包まれる暮らしがしたい」と見つけた中古戸建て。
比較的築浅でイメージ通りの住まいが見つかり、LDKをメインに1階部分をリノベーションしました。


壁の珪藻土塗りや棚など、自分たちもリノベーションに参加したいとのご希望が。
珪藻土塗り体験会に参加したり、棚の取り付け位置に下地を入れたりとしっかり準備をして挑戦。
コストを抑えつつ、自分たちらしい愛着の湧く住まいが完成しました。

この写真の事例詳細はこちら:事例No.901 木の温もりに包まれて


3世代同居のマンションLDKを珪藻土で快適に

【マンション|築41年|リノベ面積 約87㎡】


お母さま、お子さまと3世代が同居するマンション。
老朽化した設備や内装を一新するために、リノベーションを決められました。
それぞれの個室を確保するとともに、家族が集まるリビングは壁を珪藻土仕上げに。


造作カウンターに置かれたお花が、壁のコテ跡に優しい影を投げかけます。
塗り壁は、映る影が美しいのも特徴のひとつといえます。

この写真の事例詳細はこちら:事例No.877 3世代の暮らしにくつろぎと心地よさを

まとめ

左官というと壁だけのように思えますが、床を左官で仕上げた例もあります。
「アフリカの大地を感じさせる住まい」をテーマに、玄関からリビングに続く床を左官仕上げにした例。

 
玄関ドアを開けた瞬間にダイナミックな世界観が伝わる空間演出は、手仕上げだからこそ。

この写真の事例詳細はこちら:事例No.855 大地の息吹を感じる家

クロスよりもコストはかかりますが、とても魅力的な左官仕上げ。DIYで参加することもできますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
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