中古を買ってリノベしよう!Vol.2 中古物件の「築年数」って? 前編
2018年4月11日(水)
新築もいいけど、好きな街で、オリジナルの暮らしがしたいなら中古を買ってリノベーションするのがおすすめ!でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。第2回目は「築年数」編!
中古マンションの価格を決める大きな条件として、立地や広さのほか「築年数」があります。
前提として、築年数が浅い(=新しい)マンションほど値段が高く、築年数が古ければ古いほど値段は安くなっていきます。
では、どの程度の築年数のマンションを購入するのが良いのでしょうか?
築年数の基準としてよく言われるのが、「1981年6月1日以降に建築確認が申請されたマンション」。
建物を建てるとき、工事を開始する前に建築主が建築確認を申請するよう定められています。
1981年6月に建築基準法が改正され、耐震強度の最低基準が引き上げられました。
つまり、1981年6月1日以降に建築確認が申請された建物のほうが、それ以前より厳しい条件をクリアしている(つまり、より地震に強い可能性が高い)ということになります。
そこで、建築業界では1981年6月1日以降に建築確認が申請された建物のことを「新耐震基準」、それ以前の建物を「旧耐震基準」と呼び、区別をしています。
築年月というのは、その建物が完成した月です。工事前に行われる建築確認申請は、当然、築年月より前となります。
つまり、あるマンションの築年月が1982年だとしても、建築確認申請が1980年に行われ、旧耐震基準で設計されている可能性もあるのです!
では、どのようにして建築確認申請日を調べることができるのでしょうか?
本当にそのマンションが1981年6月以降に建築確認が申請されたかどうかは、そのマンションが所在する市役所や区役所の建築指導課に問い合わせることで確認できます。
中古物件の「築年数」って? 中編に続く
*写真はイメージです
築年数の大前提と、大きな区切り目
中古マンションの価格を決める大きな条件として、立地や広さのほか「築年数」があります。
前提として、築年数が浅い(=新しい)マンションほど値段が高く、築年数が古ければ古いほど値段は安くなっていきます。
では、どの程度の築年数のマンションを購入するのが良いのでしょうか?
築年数の基準としてよく言われるのが、「1981年6月1日以降に建築確認が申請されたマンション」。
建物を建てるとき、工事を開始する前に建築主が建築確認を申請するよう定められています。
1981年6月に建築基準法が改正され、耐震強度の最低基準が引き上げられました。
つまり、1981年6月1日以降に建築確認が申請された建物のほうが、それ以前より厳しい条件をクリアしている(つまり、より地震に強い可能性が高い)ということになります。
そこで、建築業界では1981年6月1日以降に建築確認が申請された建物のことを「新耐震基準」、それ以前の建物を「旧耐震基準」と呼び、区別をしています。
注意したい「築年月」の考え方
気をつけるべきなのが、不動産情報サイトや、不動産会社からもらう資料に記載されている「築年月の日付」が、「建築確認が下りた日」とは同日ではないということです。築年月というのは、その建物が完成した月です。工事前に行われる建築確認申請は、当然、築年月より前となります。
つまり、あるマンションの築年月が1982年だとしても、建築確認申請が1980年に行われ、旧耐震基準で設計されている可能性もあるのです!
では、どのようにして建築確認申請日を調べることができるのでしょうか?
本当にそのマンションが1981年6月以降に建築確認が申請されたかどうかは、そのマンションが所在する市役所や区役所の建築指導課に問い合わせることで確認できます。
中古物件の「築年数」って? 中編に続く
*写真はイメージです