「珪藻土」リノベで湿気を軽減!さらりと心地よくニオイ対策にも
2022年8月26日(金)
室内の快適な湿度は、40~60%が目安といわれています。湿度40%を下回ると目や肌が乾いてウイルスが繁殖しやすくなり、逆に60%を超えると、カビやダニが活発に。エアコンや加湿器に頼るのもいいのですが、快適な湿度を保つためにオススメなのが、調湿効果のある「珪藻土」。塗りの質感も美しく、無垢の床やタイルとも好相性の「珪藻土」をリノベーションで導入した例を集めてみました。
既製品のピカピカした感じではなく、自然素材を使った、空気のキレイなお部屋にしたいとのご希望でリノベしました。
遠くから見ると写真では分かりにくいですが…。
近くで見ると、ざらりとした質感でクロスにはないぬくもりを感じます。
廊下・水廻りや、北側のお部屋はとくに調湿効果を実感。
塗り方も、リビング側と少し変えています。
照明の光でさらに表情が変わるのも魅力のひとつですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.203 キレイな空気を感じながら、自然体で暮らす
RC造で間取りを変えられなかったため、内装で自分たちの好きな雰囲気に変えたいというご希望でした。
アンティークの雰囲気がお好きだということから、壁に古材を貼り、家具や建具は好みのデザインで造作。
マンションの1階部分ということで日当たりが悪く、湿気も気になったため、壁には珪藻土を取り入れました。
床暖房+窓は複層ガラスに変えて寒さと湿気対策も実施。
天井も上げて、開放感を出しています。
珪藻土の質感は現しにしたコンクリートとの相性もいいですね。
リビングの壁は職人さんが仕上げましたが…。
寝室(左)と子ども部屋(右)は家族で珪藻土塗りに参加。
床の貼り方もヘリンボーン、パーケットとそれぞれ雰囲気を変えています。
子ども部屋の壁は一面のみブルーのクロスでアクセントに。
このようにクロスと組み合わせることもできます。
この写真の事例詳細はこちら:No.279 間取りを変えず、自然素材でイメージ一新
そのため、ぜひ取り入れていただきたいのが、こちらのようなペットのいるお家。
築40年のマンションの、バルコニーに面した和室と洋室を合わせて広々としたLDKに。
壁には猫ちゃんたちのためのキャットタワーやキャットウォークも造作しました。
廊下の壁にも珪藻土を使用。
「きもちいいニャー」と言っているかどうかは分かりませんが、ずっとお家にいる猫ちゃんにとって室内環境は大切。
ペットも人も心地よい空間で、ずっと仲良く暮らしたいですね。
もちろんワンちゃんのいるお家にもオススメです。
この写真の事例詳細はこちら:No.406 2匹の猫が元気にのびのび遊べる家
新築で住み始めたマンションも20年が経ち、風通しの悪さや、熱がこもりやすいキッチンが気になっていました。
そこで、キッチンは向きを変えてオープンにし、キッチンからダイニング、リビングへと回遊できるように。
もと和室部分の低くなった天井に、珪藻土の美しい塗り跡が見えますね。
こちらが逆からのアングルで、ハンギングバーを設置してハンガーやグリーンを吊るせるようにしました。
近くで見ると、塗りの陰影がより分かります。
コテ面ではなく、線を際立たせる塗り方は、シャープでスッキリした印象。
アクセントクロスと組み合わせても素敵ですね。
これからも末永く快適に暮らせる、明るく心地のよい空間に生まれ変わりました。
この写真の事例詳細はこちら:No.754 二人で楽しむ! これからもずっと
仕切りの多い3DKの間取りを、思い切ってワンルームにリノベした例です。
1つの大空間になった住まいのリビング、ダイニングの奥は趣味室。
内窓の向こうは玄関土間につながっています。
床はアカシア無垢材、壁はすべて珪藻土で仕上げました。
こちらのお家は、なんとお風呂もオープン!
必要に応じてブラインドで仕切ることもできますが、普段は開放感たっぷりのバスタイムを楽しめます。
キッチンもオープンなため、調理のニオイ対策にも珪藻土がお役立ち。
衣類や寝具にニオイがつくのを防いでくれます。
この写真の事例詳細はこちら:No.332 おもいきり趣味を楽しむ住まい
一面のみベージュの珪藻土で仕上げました。
基本は白の珪藻土ですが、このように色付きの商品も。
アクセントクロスのように、壁の雰囲気を変えてくれます。
この写真の事例詳細はこちら:No.281 子供達と一緒に元気に成長する住まい
床はお嬢さんが自分で選んだチークのパーケット貼り。
リビングと子ども室をつなぐライブラリーコーナーの間に室内窓を設置しました。
ブルーのドアとの相性も◎。
引きずり仕上げにした凹凸が、フレンチアンティークのデザインと馴染んでいます。
この写真の事例詳細はこちら:No.407 2戸を1戸に!2DKと子供室をゆるやかにつなぐライブラリー
最後はトイレに取り入れた例をご紹介。
左は櫛引き仕上げで、右はブルーの腰壁と組み合わせました。
湿気とニオイがこもりがちなトイレは珪藻土の本領発揮。
面積が狭いためお財布にも優しく、DIYで施主施工される方も多い場所です。
上の写真の事例詳細はこちら:No.320 子ども達のために 自然素材で楽しくリノベーション
上の写真の事例詳細はこちら:No.467 大切に温めていたインテリアの夢を叶えた住まい
パラパラとこぼれたり、お掃除が大変なのでは?という声も聞きますが、きちんと施工された壁はほこりも舞いにくく、崩れたり、ヒビが入ったりという心配はありません。普段は表面のホコリをハタキや掃除機で優しく取り除くだけでOK。手垢や軽いシミなどは、消しゴムで表面を軽くこすればキレイになります。
塗りの質感でニュアンスのある空間に
こちらは新築のマンションを購入されたお家。既製品のピカピカした感じではなく、自然素材を使った、空気のキレイなお部屋にしたいとのご希望でリノベしました。
遠くから見ると写真では分かりにくいですが…。
近くで見ると、ざらりとした質感でクロスにはないぬくもりを感じます。
廊下・水廻りや、北側のお部屋はとくに調湿効果を実感。
塗り方も、リビング側と少し変えています。
照明の光でさらに表情が変わるのも魅力のひとつですね。
この写真の事例詳細はこちら:No.203 キレイな空気を感じながら、自然体で暮らす
マンション1階の暗さと湿気を軽減
続いては築31年のマンション。RC造で間取りを変えられなかったため、内装で自分たちの好きな雰囲気に変えたいというご希望でした。
アンティークの雰囲気がお好きだということから、壁に古材を貼り、家具や建具は好みのデザインで造作。
マンションの1階部分ということで日当たりが悪く、湿気も気になったため、壁には珪藻土を取り入れました。
床暖房+窓は複層ガラスに変えて寒さと湿気対策も実施。
天井も上げて、開放感を出しています。
珪藻土の質感は現しにしたコンクリートとの相性もいいですね。
リビングの壁は職人さんが仕上げましたが…。
寝室(左)と子ども部屋(右)は家族で珪藻土塗りに参加。
床の貼り方もヘリンボーン、パーケットとそれぞれ雰囲気を変えています。
子ども部屋の壁は一面のみブルーのクロスでアクセントに。
このようにクロスと組み合わせることもできます。
この写真の事例詳細はこちら:No.279 間取りを変えず、自然素材でイメージ一新
ペットのいるお家のニオイ対策にも
珪藻土には、光触媒で知られる酸化チタンが微量含まれていて、ニオイなどを分解する効果も期待できます。そのため、ぜひ取り入れていただきたいのが、こちらのようなペットのいるお家。
築40年のマンションの、バルコニーに面した和室と洋室を合わせて広々としたLDKに。
壁には猫ちゃんたちのためのキャットタワーやキャットウォークも造作しました。
廊下の壁にも珪藻土を使用。
「きもちいいニャー」と言っているかどうかは分かりませんが、ずっとお家にいる猫ちゃんにとって室内環境は大切。
ペットも人も心地よい空間で、ずっと仲良く暮らしたいですね。
もちろんワンちゃんのいるお家にもオススメです。
この写真の事例詳細はこちら:No.406 2匹の猫が元気にのびのび遊べる家
末永く住みたい夫婦水入らずリノベに
お子様が独立され、夫婦おふたりのくらしに合わせてリノベーションを決めたご夫婦。新築で住み始めたマンションも20年が経ち、風通しの悪さや、熱がこもりやすいキッチンが気になっていました。
そこで、キッチンは向きを変えてオープンにし、キッチンからダイニング、リビングへと回遊できるように。
もと和室部分の低くなった天井に、珪藻土の美しい塗り跡が見えますね。
こちらが逆からのアングルで、ハンギングバーを設置してハンガーやグリーンを吊るせるようにしました。
近くで見ると、塗りの陰影がより分かります。
コテ面ではなく、線を際立たせる塗り方は、シャープでスッキリした印象。
アクセントクロスと組み合わせても素敵ですね。
これからも末永く快適に暮らせる、明るく心地のよい空間に生まれ変わりました。
この写真の事例詳細はこちら:No.754 二人で楽しむ! これからもずっと
仕切りのないワンルームの室内環境を整える
築33年の自宅マンション。仕切りの多い3DKの間取りを、思い切ってワンルームにリノベした例です。
1つの大空間になった住まいのリビング、ダイニングの奥は趣味室。
内窓の向こうは玄関土間につながっています。
床はアカシア無垢材、壁はすべて珪藻土で仕上げました。
こちらのお家は、なんとお風呂もオープン!
必要に応じてブラインドで仕切ることもできますが、普段は開放感たっぷりのバスタイムを楽しめます。
キッチンもオープンなため、調理のニオイ対策にも珪藻土がお役立ち。
衣類や寝具にニオイがつくのを防いでくれます。
この写真の事例詳細はこちら:No.332 おもいきり趣味を楽しむ住まい
ベージュの珪藻土でぬくもりをプラス
築17年の中古マンションを自然素材をたっぷり使ってリノベしたお家です。一面のみベージュの珪藻土で仕上げました。
基本は白の珪藻土ですが、このように色付きの商品も。
アクセントクロスのように、壁の雰囲気を変えてくれます。
この写真の事例詳細はこちら:No.281 子供達と一緒に元気に成長する住まい
個室が欲しい!と言い出したらぜひ子ども部屋にも
子ども部屋に珪藻土を取り入れた例です。床はお嬢さんが自分で選んだチークのパーケット貼り。
リビングと子ども室をつなぐライブラリーコーナーの間に室内窓を設置しました。
ブルーのドアとの相性も◎。
引きずり仕上げにした凹凸が、フレンチアンティークのデザインと馴染んでいます。
この写真の事例詳細はこちら:No.407 2戸を1戸に!2DKと子供室をゆるやかにつなぐライブラリー
窓がないトイレなど狭い空間でも大活躍
最後はトイレに取り入れた例をご紹介。
左は櫛引き仕上げで、右はブルーの腰壁と組み合わせました。
湿気とニオイがこもりがちなトイレは珪藻土の本領発揮。
面積が狭いためお財布にも優しく、DIYで施主施工される方も多い場所です。
上の写真の事例詳細はこちら:No.320 子ども達のために 自然素材で楽しくリノベーション
上の写真の事例詳細はこちら:No.467 大切に温めていたインテリアの夢を叶えた住まい
まとめ
珪藻土の原料は植物性プランクトンの化石。木炭の5000~6000倍ともいわれる超微細なたくさんの孔から、呼吸するように湿気を吸ってくれます。パラパラとこぼれたり、お掃除が大変なのでは?という声も聞きますが、きちんと施工された壁はほこりも舞いにくく、崩れたり、ヒビが入ったりという心配はありません。普段は表面のホコリをハタキや掃除機で優しく取り除くだけでOK。手垢や軽いシミなどは、消しゴムで表面を軽くこすればキレイになります。