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Vol.9 中古マンションの「管理」はどこを見るべき? 前編

2019年1月4日(金)
新築もいいけど、好きな街で、オリジナルの暮らしがしたいなら中古を買ってリノベーションするのがおすすめ!でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。第9回目は「管理」について。「マンションの質=管理の質」といっても良いほど、管理はマンションにとって重要な要素です。では、中古マンションを購入する際に、マンションの管理状態はどこを見て、どのように判断すればよいのでしょうか?


不動産ブログ|マンション管理

管理の善し悪しとは?

管理の状態が良いマンションは…
・管理組合がしっかりと機能している
・居住者がきちんとルールを守っている
・管理会社のスタッフ、管理人さん、清掃員さん等が日頃から適切な清掃やメンテナンスを行っている

管理がきちんと行き届いていないマンションは…
・適切なメンテナンスが行われていない
・そのため、建物自体の劣化も早く、寿命も短くなる
・ルールが機能してないため、居住者間のトラブル等も発生しやすい

では、その善し悪しはどこを見て判断すればいいのでしょうか?


確認ポイント1. 管理の形態

マンションの管理形態には「常駐」「日勤」「巡回」の3種類が存在します。

常駐…その名の通り、管理人さんがそのマンションに住みながら管理をする形式
日勤…管理人さんが決められた曜日、時間に通勤してきて管理をする形式
巡回…週に数回だけ通勤して管理をする形式

このうち、管理が行き届いている可能性が高いのは、やはり管理人常駐や日勤のマンションとなります。
また、規模の大きいマンションほど管理人常駐や日勤のマンションが多くなり、規模の小さいマンションでは管理人巡回のマンションが多くなる傾向があります。

巡回のマンションが必ずしも質の悪いマンションとはいえませんが、巡回管理の物件の場合は、しっかりと管理がなされているかを現地で確認する必要があります。


確認ポイント2. 共用部の清掃状況

まずは、物件の内覧に行った際にエントランスから居室まで歩きながら清掃状態を確認します。

不動産ブログ|落ち葉
廊下やエレベーターの床などに落ち葉などのゴミがたまっていないかどうか、ポスト周辺にチラシなどが散乱していないか等を確認します。
枯れた植栽がそのまま放置されているようなマンションも要注意です。

中古マンションの「管理」はどこを見るべき? 後編につづく

*写真はイメージです
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