腰かけても、横になってもヨシ!収納にもなる「上り畳」
2019年3月31日(日)
和室を取り込んで大空間リビングをつくるリノベが主流ですが、畳の感触や香り、ごろりと横になれるスペースは捨てがたい、という声も根強いもの。
そんなお客様にお勧めしているのが「畳スペース」。
それも、一段高くした小上がりでつくることで、ソファのように腰かけたり、畳下を収納にすることもできて一石二鳥です。
そんな「上がり畳」を取り入れて暮らしやすくリノベした例を集めてみました。
和室→上がり畳で、和室と洋室のいいとこ取り
冒頭で触れたような、和室だったスペースをそのまま上がり畳に変えたお家です。
天井もひと続きになり、開放的なLDKが生まれました。
ソファの背を小上がり部分につけて、ソファに座るのも、畳でごろんとするのも自由自在。
和室と洋室の両方のメリットを備えたリビングです。
天井の凹凸で閉塞感を感じていたそうですが、和室の壁がなくなることですっきり。
もともと床の間だったスペースを収納に、押し入れだった場所には飾り棚を設けました。
もちろん畳の下にも収納をつくり、たっぷりしまうことができます。
上記事例詳細はこちらから
No.514 cool + heartfull
広いリビングを畳スペースでゾーニング
ご実家を二世帯住宅にリノベしたご家族のお家です。
1階子世帯の、廊下を取り込んで広々としたリビングの一部を、小上がりの畳スペースとしました。
これは「ちょっと横になれるスペースもほしい」というご主人の希望によるもの。
奥からキッチン~ダイニング~リビングスペース~畳と、だんだんリラックス度が上がっていく感じですね。
大空間ですが、どこにいても家族の存在を感じることができます。
床暖房対応のオーク三層無垢材は、明るく自然な色合い。
畳の色とも馴染んで、のびのびとおおらかな気持ちでくつろげるリビングです。
上記事例詳細はこちらから
No.563 動線にこだわった二世帯住宅
インテリアに合わせて、畳の色を変えて遊ぶ
続いては、マンションの2室をつないでリノベしたお家です。
RC造ですが、綿密に現地調査を行い、撤去しても問題のない壁を抜いて広々としたLDKをつくりました。
内装の希望は、ややアンティークの味わいのある雰囲気のあるデザイン。
そのため、無垢フローリングや化粧梁、造作家具などに使い込んだような味わいの塗装を施しています。
アンティークテイストに畳は合わないかな?と思われるかもしれませんが、ブルーとグレーの半帖畳ならこの通り!
アクセントクロスのシックな色合いにもぴったりです。
ダイニングテーブルを置いて、小上がりをベンチのように使っています。
まだ小さいお子さまがいるお家では、椅子よりも安全で、遊び場にもなる畳スペースは大活躍ですね。
上記事例詳細はこちらから
No.627 子どもと一緒に夢見る家
キッチンカウンターとつなげて間取りを立体的に
こちらも、上り畳をダイニングテーブルのベンチとして使っているお家です。
キッチンカウンターとつなげるように作ることで、ダイニングの一部としてより機能的な間取りに。
畳部分にもテーブルを置けば、大人数のホームパーティにもよさそうです。
真四角ではないリビングのスペースを無駄なく使うのにも、畳スペースは役立ちますね。
ステップもつくり、さらに使いやすくしています。
大きな窓からの眺望をゆっくり楽しむための、とっておきの場所になりました。
上記事例詳細はこちらから
No.520 上がり畳のリビングでゆったりと
PCコーナーのベンチとして、飾り棚を組み合わせて造作
2階リビングの一戸建てです。
階段室が家の真ん中にあるためL字になったスペースに小上がりの畳スペースをつくりました。
リビングのソファとしても使え、造作したカウンターデスクのベンチとしても利用しています。
上部には壁面収納を造作し、扉を設けた部分はお仏壇を納めるための場所としました。
もちろん畳の下は収納に。
引き出しなので出し入れも簡単に、布団などの大きなものもしまうことができます。
上記事例詳細はこちらから
No.543 自然素材に包まれた家族が集まる2階リビング
小窓でカウンターデスクとつながる畳コーナー
続いては、8帖あった和室を上がり畳と書斎スペースにリノベした例。
どちらもLDKの一部としてつくられているため、細切れ感はありません。
畳スペースと書斎との仕切り壁は、デスク部分と上部がつながっているという面白いつくり。
上部が空いているのは、猫ちゃんのためのキャットウォークです。
カーテンを閉めれば独立した部屋としても使えますが、少しずつ空間をつなげることで、開放感と機能性を両立させています。
上記事例詳細はこちらから
No.533 小上がりの畳スペースを有効活用
昼はソファとして、夜はベッドとして使える
最後は二世帯住宅。
就寝時間が早いお父様の寝室と、親子世帯ともに使うダイニングキッチンを1階に作った例です。
奥がお父様の寝室で、普段はドアを開け放ってLDKを開放的に。
布団を畳下にしまうことができる上がり畳なら、ベッドと違って生活感を感じさせませんね。
お父様の就寝時は建具を閉め切って個室として使います。
このように、居室にリビングとしての役割も持たせたいときにも、上がり畳は便利です。
上記事例詳細はこちらから
No.597 笑顔あふれる家族が集う
まとめ
ソファに、ベンチに、収納に…と、ひとつでたくさんの役割がこなせる上がり畳。
とても便利ですが、床が上がる分、あまり大きく作りすぎると圧迫感が出てしまう場合もあります。
マンションの場合は特に、天井の高さとのバランスを考えて場所や広さを決めましょう。
また、畳下収納についても、上や横に家具を置いてしまうと開けづらくなりますので、注意が必要です。
畳を上げて使うタイプの収納は、こまごまとしたものよりも布団などの大きなもの、毎日使うものよりはシーズンごとの衣料などをしまうのに向いています。
そんなお客様にお勧めしているのが「畳スペース」。
それも、一段高くした小上がりでつくることで、ソファのように腰かけたり、畳下を収納にすることもできて一石二鳥です。
そんな「上がり畳」を取り入れて暮らしやすくリノベした例を集めてみました。
和室→上がり畳で、和室と洋室のいいとこ取り
冒頭で触れたような、和室だったスペースをそのまま上がり畳に変えたお家です。
天井もひと続きになり、開放的なLDKが生まれました。
ソファの背を小上がり部分につけて、ソファに座るのも、畳でごろんとするのも自由自在。
和室と洋室の両方のメリットを備えたリビングです。
天井の凹凸で閉塞感を感じていたそうですが、和室の壁がなくなることですっきり。
もともと床の間だったスペースを収納に、押し入れだった場所には飾り棚を設けました。
もちろん畳の下にも収納をつくり、たっぷりしまうことができます。
上記事例詳細はこちらから
No.514 cool + heartfull
広いリビングを畳スペースでゾーニング
ご実家を二世帯住宅にリノベしたご家族のお家です。
1階子世帯の、廊下を取り込んで広々としたリビングの一部を、小上がりの畳スペースとしました。
これは「ちょっと横になれるスペースもほしい」というご主人の希望によるもの。
奥からキッチン~ダイニング~リビングスペース~畳と、だんだんリラックス度が上がっていく感じですね。
大空間ですが、どこにいても家族の存在を感じることができます。
床暖房対応のオーク三層無垢材は、明るく自然な色合い。
畳の色とも馴染んで、のびのびとおおらかな気持ちでくつろげるリビングです。
上記事例詳細はこちらから
No.563 動線にこだわった二世帯住宅
インテリアに合わせて、畳の色を変えて遊ぶ
続いては、マンションの2室をつないでリノベしたお家です。
RC造ですが、綿密に現地調査を行い、撤去しても問題のない壁を抜いて広々としたLDKをつくりました。
内装の希望は、ややアンティークの味わいのある雰囲気のあるデザイン。
そのため、無垢フローリングや化粧梁、造作家具などに使い込んだような味わいの塗装を施しています。
アンティークテイストに畳は合わないかな?と思われるかもしれませんが、ブルーとグレーの半帖畳ならこの通り!
アクセントクロスのシックな色合いにもぴったりです。
ダイニングテーブルを置いて、小上がりをベンチのように使っています。
まだ小さいお子さまがいるお家では、椅子よりも安全で、遊び場にもなる畳スペースは大活躍ですね。
上記事例詳細はこちらから
No.627 子どもと一緒に夢見る家
キッチンカウンターとつなげて間取りを立体的に
こちらも、上り畳をダイニングテーブルのベンチとして使っているお家です。
キッチンカウンターとつなげるように作ることで、ダイニングの一部としてより機能的な間取りに。
畳部分にもテーブルを置けば、大人数のホームパーティにもよさそうです。
真四角ではないリビングのスペースを無駄なく使うのにも、畳スペースは役立ちますね。
ステップもつくり、さらに使いやすくしています。
大きな窓からの眺望をゆっくり楽しむための、とっておきの場所になりました。
上記事例詳細はこちらから
No.520 上がり畳のリビングでゆったりと
PCコーナーのベンチとして、飾り棚を組み合わせて造作
2階リビングの一戸建てです。
階段室が家の真ん中にあるためL字になったスペースに小上がりの畳スペースをつくりました。
リビングのソファとしても使え、造作したカウンターデスクのベンチとしても利用しています。
上部には壁面収納を造作し、扉を設けた部分はお仏壇を納めるための場所としました。
もちろん畳の下は収納に。
引き出しなので出し入れも簡単に、布団などの大きなものもしまうことができます。
上記事例詳細はこちらから
No.543 自然素材に包まれた家族が集まる2階リビング
小窓でカウンターデスクとつながる畳コーナー
続いては、8帖あった和室を上がり畳と書斎スペースにリノベした例。
どちらもLDKの一部としてつくられているため、細切れ感はありません。
畳スペースと書斎との仕切り壁は、デスク部分と上部がつながっているという面白いつくり。
上部が空いているのは、猫ちゃんのためのキャットウォークです。
カーテンを閉めれば独立した部屋としても使えますが、少しずつ空間をつなげることで、開放感と機能性を両立させています。
上記事例詳細はこちらから
No.533 小上がりの畳スペースを有効活用
昼はソファとして、夜はベッドとして使える
最後は二世帯住宅。
就寝時間が早いお父様の寝室と、親子世帯ともに使うダイニングキッチンを1階に作った例です。
奥がお父様の寝室で、普段はドアを開け放ってLDKを開放的に。
布団を畳下にしまうことができる上がり畳なら、ベッドと違って生活感を感じさせませんね。
お父様の就寝時は建具を閉め切って個室として使います。
このように、居室にリビングとしての役割も持たせたいときにも、上がり畳は便利です。
上記事例詳細はこちらから
No.597 笑顔あふれる家族が集う
まとめ
ソファに、ベンチに、収納に…と、ひとつでたくさんの役割がこなせる上がり畳。
とても便利ですが、床が上がる分、あまり大きく作りすぎると圧迫感が出てしまう場合もあります。
マンションの場合は特に、天井の高さとのバランスを考えて場所や広さを決めましょう。
また、畳下収納についても、上や横に家具を置いてしまうと開けづらくなりますので、注意が必要です。
畳を上げて使うタイプの収納は、こまごまとしたものよりも布団などの大きなもの、毎日使うものよりはシーズンごとの衣料などをしまうのに向いています。