築古なんて言わせない!築40年以上の戸建てリノベ・特選事例集
2022年9月18日(日)
今回は「築40年以上の一戸建てをリノベーションした事例」を集めてみました。愛着のある家だったり建築基準法上の事情があったりで、建て替えではなくリノベーションという選択をしたおうちたち。築年数を経ていても、状態によってはリノベーションで充分快適な住み心地を手に入れることができます。しかも、新築にはないリノベーションならではの味わいや、オリジナリティが出せるのも魅力!一戸建ての入手方法と一緒にご紹介します。
築40年と昭和のお住まいらしく、1階は独立キッチンと和室+洋室、2階は和室2室+納戸という間取りでした。
1階の壁を撤去して、まずは家族の集まる広々としたLDKに。
壁を抜いたぶん耐震性を確保するために筋交いを残していますが、視線は通るように配慮。
フローリングやほかの建具類に合わせて塗装し、インテリアのアクセントとしています。
もともとキッチンがあった場所は、洗面室とバスルームに。
リビング側からもアクセスしやすく、家事動線もスムーズです。
2階の和室の1室は床をフローリングに張り替えて、書斎として使えるように。
天井や障子などには和室のしつらえも残して、レトロ和モダンインテリアに仕上げました。
奥の和室は残して、家族の寝室として使っています。
子どもが小さいうちは、ベッドよりお布団のほうが安心、という方も多いのです。
写真からでもい草の清々しい香りが伝わってきそうな、純和風の空間が素敵ですね。
この写真の事例詳細はこちら: No.809 ひろびろのびのび 育つ家
ヘリンボーンの床にアンティークの家具が映えるこちらのお家も、築40年。
ここで育った子どもたちも独立し、いまは夫婦おふたり暮らしです。
隣接していた和室を一体化してリビングに、既存のLDはゆったりとしたダイニングスペースに。
ウィリアム・モリスのデザインクロスやモールディングなどが、まるでヨーロッパの邸宅のようです。
吹抜けの玄関は、板張りからグレーを基調とした内装に一新。
階段は、希望していた南仏のイメージを白い手すりの廻り階段で実現しました。
真鍮の水栓やシャワーヘッドは既存のものを再利用。
印象的な市松模様の床も、リノベーション前の面影を残したものです。
バスタブは、以前に使っていた猫脚バスタブにデザインが近いもので、追い焚きもできるタイプに入れ替え。
見えない部分で、老朽化していた給排水管なども交換しています。
この写真の事例詳細はこちら: No.805 for old times
ご両親から受け継いだご実家は、二世帯仕様の築47年。
相続当時は住める状態なのか分からず、建て替えもしくは移住が必要かどうかでも迷われたそうです。
リノベーションをするにあたり、希望は2匹の愛猫のお世話がしやすく、ご友人を呼べるようなお住まい。
また、将来を考えて生活の中心を1階においた間取りも希望されていました。
そこで、間仕切りを撤去してもとはおばあ様のお部屋だったところをリビングにし、真ん中にキッチンを配置。
リビングと和室が、お庭を囲むようにL字型に配置されています。
お庭もお手入れしやすいようプランニングし、お庭の眺めと通り抜ける風が心地いい住まいに。
内装はできるだけ既存をそのまま使い、実家の面影を大切にしました。
その一方で、耐震補強や収納の造作など、安心と快適のための配慮もしっかり行っています。
この写真の事例詳細はこちら: No.790 季節を感じ、穏やかに
築47年ですが現地調査の結果、リノベーショすればこれからも住めるしっかりとした建物であることが判明。
そこで、耐震補強工事と、住宅性能を上げるための断熱材の充填・断熱サッシへの入れ替えを実施しました。
断熱サッシは外側に入れることで、木製サッシを通してのぞむ庭の景色は大きく変わりません。
建具や欄間なども残して縁側の懐かしい佇まいはそのままに、夏の暑さ・冬の寒さや結露は解消。
板張りの床は柔らかいコルクに変えて、和室ともフラットに繋がるバリアフリーに。
こちらの1階は親世帯のためのスペースで、右側の引き戸は二世帯が使えるメインダイニングにつながります。
2階は子世帯のための、ミニキッチンを備えた1LDK。
小屋裏を利用して、階段で上がれるロフトも新設しました。
また、これからも快適に暮らせるように、屋根の葺替え、外壁の補修・塗り替え等も行っています。
この写真の事例詳細はこちら: No.723 47年の歴史の面影を感じながら2世帯で暮らす
定年を迎えたご夫婦が、お母様がおひとりで暮らす実家に同居するためにリノベーションを決められました。
和室2室とリビング、ダイニングキッチンに分かれていた1階は、お母様の部屋と大きなLDKに間取り変更。
「冬場は火を眺めながら暮らしたい」とのご希望で、ペレットストーブも設置しました。
階段も取り込んだ開放的なLDKは、グランドピアノを置いても余裕のある広さ。
床と壁には、化石のコレクションをインテリアに取り込んだ博物館のようなコーナーが。
亡きお父様が大切にされていた木を残したお庭も、DIYで芝生を敷いて美しく整備。
耐震補強や断熱工事、外壁塗装なども施し、末永く安心して暮らせる家に生まれ変わりました。
この写真の事例詳細はこちら: No.672 Maison du Musée
【中古を買ってリノベ】和風建築を子育て仕様に
子育て&家事がしやすい住まいづくりを希望
最初は、子供たちの成長に合わせて中古一戸建てを購入されたご家族です。築40年と昭和のお住まいらしく、1階は独立キッチンと和室+洋室、2階は和室2室+納戸という間取りでした。
1階の壁を撤去して、まずは家族の集まる広々としたLDKに。
壁を抜いたぶん耐震性を確保するために筋交いを残していますが、視線は通るように配慮。
フローリングやほかの建具類に合わせて塗装し、インテリアのアクセントとしています。
もともとキッチンがあった場所は、洗面室とバスルームに。
リビング側からもアクセスしやすく、家事動線もスムーズです。
2階の和室の1室は床をフローリングに張り替えて、書斎として使えるように。
天井や障子などには和室のしつらえも残して、レトロ和モダンインテリアに仕上げました。
奥の和室は残して、家族の寝室として使っています。
子どもが小さいうちは、ベッドよりお布団のほうが安心、という方も多いのです。
写真からでもい草の清々しい香りが伝わってきそうな、純和風の空間が素敵ですね。
この写真の事例詳細はこちら: No.809 ひろびろのびのび 育つ家
【お住まいのおうちをリノベ】家族構成の変化に合わせて快適に
ヘリンボーンの床や廻り階段でイメージを実現
もちろん、もともとお住まいだった家をリノベーション、という例もあります。ヘリンボーンの床にアンティークの家具が映えるこちらのお家も、築40年。
ここで育った子どもたちも独立し、いまは夫婦おふたり暮らしです。
隣接していた和室を一体化してリビングに、既存のLDはゆったりとしたダイニングスペースに。
ウィリアム・モリスのデザインクロスやモールディングなどが、まるでヨーロッパの邸宅のようです。
吹抜けの玄関は、板張りからグレーを基調とした内装に一新。
階段は、希望していた南仏のイメージを白い手すりの廻り階段で実現しました。
真鍮の水栓やシャワーヘッドは既存のものを再利用。
印象的な市松模様の床も、リノベーション前の面影を残したものです。
バスタブは、以前に使っていた猫脚バスタブにデザインが近いもので、追い焚きもできるタイプに入れ替え。
見えない部分で、老朽化していた給排水管なども交換しています。
この写真の事例詳細はこちら: No.805 for old times
【受け継いだ実家をリノベ】思い出を守りながら猫たちと暮らす
将来を考えて、1階を生活の中心に
中古戸建てを相続してリノベーション、という例もあります。ご両親から受け継いだご実家は、二世帯仕様の築47年。
相続当時は住める状態なのか分からず、建て替えもしくは移住が必要かどうかでも迷われたそうです。
リノベーションをするにあたり、希望は2匹の愛猫のお世話がしやすく、ご友人を呼べるようなお住まい。
また、将来を考えて生活の中心を1階においた間取りも希望されていました。
そこで、間仕切りを撤去してもとはおばあ様のお部屋だったところをリビングにし、真ん中にキッチンを配置。
リビングと和室が、お庭を囲むようにL字型に配置されています。
お庭もお手入れしやすいようプランニングし、お庭の眺めと通り抜ける風が心地いい住まいに。
内装はできるだけ既存をそのまま使い、実家の面影を大切にしました。
その一方で、耐震補強や収納の造作など、安心と快適のための配慮もしっかり行っています。
この写真の事例詳細はこちら: No.790 季節を感じ、穏やかに
【実家を二世帯住宅に】懐かしい景色はそのままに
空家になっていた実家に、3世代が住みやすく
同じく実家リノベで、娘さんご家族と一緒に住むためにリノベーションした例です。築47年ですが現地調査の結果、リノベーショすればこれからも住めるしっかりとした建物であることが判明。
そこで、耐震補強工事と、住宅性能を上げるための断熱材の充填・断熱サッシへの入れ替えを実施しました。
断熱サッシは外側に入れることで、木製サッシを通してのぞむ庭の景色は大きく変わりません。
建具や欄間なども残して縁側の懐かしい佇まいはそのままに、夏の暑さ・冬の寒さや結露は解消。
板張りの床は柔らかいコルクに変えて、和室ともフラットに繋がるバリアフリーに。
こちらの1階は親世帯のためのスペースで、右側の引き戸は二世帯が使えるメインダイニングにつながります。
2階は子世帯のための、ミニキッチンを備えた1LDK。
小屋裏を利用して、階段で上がれるロフトも新設しました。
また、これからも快適に暮らせるように、屋根の葺替え、外壁の補修・塗り替え等も行っています。
この写真の事例詳細はこちら: No.723 47年の歴史の面影を感じながら2世帯で暮らす
【実家をリノベして母と同居】庭も整えて末永く暮らせる家に
「築100年まで快適に」を目指して
最後もご実家リノベで、築年数は49年。定年を迎えたご夫婦が、お母様がおひとりで暮らす実家に同居するためにリノベーションを決められました。
和室2室とリビング、ダイニングキッチンに分かれていた1階は、お母様の部屋と大きなLDKに間取り変更。
「冬場は火を眺めながら暮らしたい」とのご希望で、ペレットストーブも設置しました。
階段も取り込んだ開放的なLDKは、グランドピアノを置いても余裕のある広さ。
床と壁には、化石のコレクションをインテリアに取り込んだ博物館のようなコーナーが。
亡きお父様が大切にされていた木を残したお庭も、DIYで芝生を敷いて美しく整備。
耐震補強や断熱工事、外壁塗装なども施し、末永く安心して暮らせる家に生まれ変わりました。
この写真の事例詳細はこちら: No.672 Maison du Musée