【お気に入りの逸品】T様邸 No.834 ~ウッドワンのカップボード~
2023年2月7日(火)
- Vol.1:ダイニングテーブル&チェア
- Vol.2:ウッドワンのカップボード
- Vol.3:ハニカムスクリーン
大好きな食器たちをいつも手に届くところに
夫婦共通のご友人など、お客様をお招きすることも多いT様邸。親しい人たちとの食事やお茶の時間に欠かせない、たくさんの食器をお持ちです。
「益子焼や、北欧の食器が好きで。作家ものも含めてお気に入りを家に迎えていくうち、増えすぎてしまって……」。リノベーション前は背の高い食器棚、いわゆる水屋を置いて食器をしまっていたそうです。しかし、地震でぐらりと揺れた時にとっさに水屋を支えに行く、ということがあり「安定感があって使いやすいカップボードが欲しい」との思いがつのっていきました。
「リノベーションの時に、友人がすすめてくれたのがウッドワンのもの。キッチン横の梁が出っ張っているスペースにウッドワンの天板や棚板をうまく納めて、壁のタイルを造作で加えました」。ブルーグレーのカップボードに合わせて、壁にはホワイトからベージュ、ブルー系のニュアンスカラーのタイルを縦長に配置。雑貨や写真なども飾れる、お気に入りのコーナーになりました。
使いやすい引き出しタイプもT様の希望で、アンティークテイストの取っ手はご自身で購入された支給品だそう。「真鍮のものを付けたかったので、手作りサイトでサイズオーダーしました。予算内で思い通りのものにできて満足しています」。ご自身で電動ドリルを使い、取り付けたそうです。
中には、様々なサイズ、かたちの食器たちが納められ、なんだかとても「居心地がよさそう」。付属の仕切り板を組み合わせて、小皿など、小さいものもちょうどよい具合に収納。一番下には、書類立てを並べて大型のお皿を立てています。取り出しやすく、使い勝手も大幅にアップしました。
最初から造作したみたいに、ぴったりおさまったカップボード。キッチンのブルーのドアとの調和も美しい。
雑貨を飾る時は、たくさん置きすぎずに余白を空けて。一つひとつの「もの」のたたずまいが生きてきます。
和・洋問わず、シンプルで手になじむけど、質感やちょっとしたデザインに愛嬌がある食器たち。