ざっくり素材感で、インダストリアルな味付け リノベに利かせる「モルタル」の魅力
2017年4月17日(月)
セメントに水と砂を混ぜた「モルタル」は、外装や玄関土間などによく使われる素材。建物の躯体などに使われるコンクリートと違い、施工性が良くいろいろな場所に使用できます。色もグレー系なので木やアイアン、タイルとのなじみもよく、インテリアに少しクールで男前風のテイストを加えることができます。そんな「モルタル」をうまく使ったリノベ例を集めてみました。
キッチンカウンターに使えばダイニングの主役に
◆No.521 暖かな光に包まれた、レトロな雰囲気を楽しむリビング
築15年の中古住宅です。テーマは「和風アンティーク」。
キッチンカウンターをモルタルで仕上げ、造作しました。
建具は古道具店で購入したものや、オーナーさんが選んだ型ガラスを組み込んで造作したもの。
タイルやクロスも思い描くイメージに合わせ、一緒に選んだそうです。
オーク無垢材の床など木をふんだんに使ったリビングも、ナチュラル系に寄り過ぎずクールにまとめています。
◆No.420 懐かしき Home Sweet Home!
続いてのお家もキッチンカウンターのリビング側にモルタルを使いました。
パイン材を塗装し少しダークな色合いに仕上げた床ともうまくなじんでいます。
こちらのお家のテーマは「おじいちゃんの家に来たみたいな懐かしさを感じる家」。
モルタルやタイル、木の質感で、どこかノスタルジックな雰囲気をうまく出しました。
キッチンの床はフロアタイルで、お掃除のしやすさも考慮。
こちらのお家は玄関土間も床にモルタルを使用しています。
カッコよさ際立つ床づかい。工夫次第でイメージチェンジも
◆No.372 素材感が映えるヴィンテージ空間
マンションリノベで、玄関隣の洋室の一部を取り込み、広々とした玄関土間に。
趣味である自転車やサーフィンの道具もたっぷり収納できます。
天井をコンクリートの躯体を現しにしているので、モルタル床のカッコよさが際立ちます。
◆No.215 マンションでも・・・ノスタルジーを感じる住まいに
同じようにマンションリノベで、玄関隣の洋室の一部を取り込んだ例です。
玄関土間に広めのスペースを設け、靴や上着がしまえるドゥロワー空間に。
モルタルの床にビー玉を埋め込み、ショップのような楽しい雰囲気に仕上がっています。
オーナーさんが購入してきたという、書斎とつながる内窓の建具もかわいいですね。
同じお家で、キッチンの奥の壁にもモルタルを使いました。
「古い学校のようなレトロな雰囲気」という希望に合わせて選んだステンレスキッチンとの相性も◎。調理室のようなキッチンがうまく再現されています。
◆No.333 光あふれるビンテージな住まい
こちらのお家もキッチンの床にモルタルを使っています。
レンガやステンレス、コンクリート、木と多素材使いのお家。
モルタルが全体をまとめて引き締める影の主役です。
面積の広い壁で空間を左右する存在感を発揮
◆No.477 プラン、素材、デザイン、すべてに施主の思いを込めたこだわりの住まい
ご自身でも建築やデザインのお仕事をされているというご夫婦のマンションリノベです。
リビングの壁の一部を躯体のコンクリートをそのまま見せNYのSOHOやスタジオを感じさせるインテリアに。
一面だけでもお部屋の雰囲気をがらっと変えてくれます。
◆No.453 木と漆喰とコンクリート。素材のラフな手触りと、窓の緑を楽しむ家
こちらのお家は天井をコンクリートの現しにして、壁をモルタル仕上げに。
対面の壁は珪藻土仕上げ。キッチンの一部にレンガを使用。
やはり多素材使いにはモルタルがよく取り入れられているのが分かります。
◆No.200 カフェスタイルなキッチンを囲んで・・・
どちらかと言うと男前系のインテリアが得意と思われがちなモルタルですが、
こんなシャビーシックな住まいにも。
キッチンの背面の壁をモルタル仕上げにしました。
シャビーな味わいと、コテ塗りの陰影、グレーの色合いがしっくり。
モルタルの守備範囲の広さに驚かされます。
まとめ
インダストリアル系インテリアの流行に伴い、内装にも取り入れられるようになってきたモルタル。木や自然素材を多く使ったお家に、アクセントで取り入れたり、多素材をまとめるのに使ったり…意外と重宝する素材です。インテリアの甘さ×辛さのバランス調整にもぴったり。プランナーに相談して、ぜひリノベに取り入れてみてください。
キッチンカウンターに使えばダイニングの主役に
◆No.521 暖かな光に包まれた、レトロな雰囲気を楽しむリビング
築15年の中古住宅です。テーマは「和風アンティーク」。
キッチンカウンターをモルタルで仕上げ、造作しました。
建具は古道具店で購入したものや、オーナーさんが選んだ型ガラスを組み込んで造作したもの。
タイルやクロスも思い描くイメージに合わせ、一緒に選んだそうです。
オーク無垢材の床など木をふんだんに使ったリビングも、ナチュラル系に寄り過ぎずクールにまとめています。
◆No.420 懐かしき Home Sweet Home!
続いてのお家もキッチンカウンターのリビング側にモルタルを使いました。
パイン材を塗装し少しダークな色合いに仕上げた床ともうまくなじんでいます。
こちらのお家のテーマは「おじいちゃんの家に来たみたいな懐かしさを感じる家」。
モルタルやタイル、木の質感で、どこかノスタルジックな雰囲気をうまく出しました。
キッチンの床はフロアタイルで、お掃除のしやすさも考慮。
こちらのお家は玄関土間も床にモルタルを使用しています。
カッコよさ際立つ床づかい。工夫次第でイメージチェンジも
◆No.372 素材感が映えるヴィンテージ空間
マンションリノベで、玄関隣の洋室の一部を取り込み、広々とした玄関土間に。
趣味である自転車やサーフィンの道具もたっぷり収納できます。
天井をコンクリートの躯体を現しにしているので、モルタル床のカッコよさが際立ちます。
◆No.215 マンションでも・・・ノスタルジーを感じる住まいに
同じようにマンションリノベで、玄関隣の洋室の一部を取り込んだ例です。
玄関土間に広めのスペースを設け、靴や上着がしまえるドゥロワー空間に。
モルタルの床にビー玉を埋め込み、ショップのような楽しい雰囲気に仕上がっています。
オーナーさんが購入してきたという、書斎とつながる内窓の建具もかわいいですね。
同じお家で、キッチンの奥の壁にもモルタルを使いました。
「古い学校のようなレトロな雰囲気」という希望に合わせて選んだステンレスキッチンとの相性も◎。調理室のようなキッチンがうまく再現されています。
◆No.333 光あふれるビンテージな住まい
こちらのお家もキッチンの床にモルタルを使っています。
レンガやステンレス、コンクリート、木と多素材使いのお家。
モルタルが全体をまとめて引き締める影の主役です。
面積の広い壁で空間を左右する存在感を発揮
◆No.477 プラン、素材、デザイン、すべてに施主の思いを込めたこだわりの住まい
ご自身でも建築やデザインのお仕事をされているというご夫婦のマンションリノベです。
リビングの壁の一部を躯体のコンクリートをそのまま見せNYのSOHOやスタジオを感じさせるインテリアに。
一面だけでもお部屋の雰囲気をがらっと変えてくれます。
◆No.453 木と漆喰とコンクリート。素材のラフな手触りと、窓の緑を楽しむ家
こちらのお家は天井をコンクリートの現しにして、壁をモルタル仕上げに。
対面の壁は珪藻土仕上げ。キッチンの一部にレンガを使用。
やはり多素材使いにはモルタルがよく取り入れられているのが分かります。
◆No.200 カフェスタイルなキッチンを囲んで・・・
どちらかと言うと男前系のインテリアが得意と思われがちなモルタルですが、
こんなシャビーシックな住まいにも。
キッチンの背面の壁をモルタル仕上げにしました。
シャビーな味わいと、コテ塗りの陰影、グレーの色合いがしっくり。
モルタルの守備範囲の広さに驚かされます。
まとめ
インダストリアル系インテリアの流行に伴い、内装にも取り入れられるようになってきたモルタル。木や自然素材を多く使ったお家に、アクセントで取り入れたり、多素材をまとめるのに使ったり…意外と重宝する素材です。インテリアの甘さ×辛さのバランス調整にもぴったり。プランナーに相談して、ぜひリノベに取り入れてみてください。