マンションでこそ、すっきりと暮らす! 収納アイデア集Vol.2【ウォークインクロゼット編】
2017年10月22日(日)
スペースの限られたマンションではとくに、リノベの際の収納計画が重要になってきます。収納はどこに、どれだけ作るべき?家族構成や生活スタイルによっても異なりますが、共通するのは、モノをまとめることで、すっきり暮らせること。そう、WIC(ウォークインクロゼット)があれば最強!今回は、マンションでのWIC収納例を、間取り図とともにご紹介させていただきます。
キッチンの前、お家の真ん中に作って家族みんなで使う!
社宅からの住みかえで中古リノベを決意したご家族、子ども1人の3人暮らしです。
ピカピカした新建材よりも、質感や肌ざわりを楽しめる素材感がご希望でした。
できたのは、コンクリート躯体を現しにした壁や天井、足場板のカウンターがかっこいい住まい。
ウォークインクロゼットは寝室にひとつとお家の真ん中、キッチンカウンターの向かいに大型のものを新設。
もとは独立型キッチンがあったスペースで、リビングからも水回りからも近い場所です。
場所を移設して対面式にしたキッチン。
かごなどを見せながらしまえるオープンな吊り棚と、壁に飾り戸棚を付けました。
カウンターは足場板を使い、手元が見えないよう高めに造作しています。
見せるもの・隠すもの、それぞれのメリハリをしっかりつけているのが分かりますね。
バルコニー側からのアングル、右がキッチンカウンター、ブルーのリビングドアを挟んでWICです。
こちらがWICの内部。
ハンガーパイプだけつけ、衣類ボックスを組み合わせれば、自由にしまい方が設計可能。
壁にパンチングボードもはっているので、バッグや帽子をひっかけてしまえます。
(No.555 暮らしに合わせた家)
リビング~子ども部屋~WIC~寝室と、回遊できる間取り
続いては、家族4人暮らし。
子どもたちの成長に伴い、子ども部屋を作ることと、動線を整えて暮らしやすくするのが目的のリノベ。
間取りはそのままに、和室だった部分を壁で仕切り、子ども部屋にしました。
壁には開閉できる室内窓を設け、光と風を通しつつ、リビングから子ども部屋の様子を見守ることができます。
リビング側から、子ども室を通って…
コルク床の子ども室から、さらにWICを通って寝室へ。
ウォークスルーのクロゼットの上は、天井をさらに上げて遊び場用のロフトを造作。
子どもたちに、のびのび遊びながら、お片付けも上手になってほしい、という願いが込められたリノベです。
(No.529 ていねいに効率的に暮らしを楽しむ)
リビングからパーソナルスペースへつながるWIC
続いてもウォークスルークロゼット。
結婚を機にリノベーションしたお家で、リビングから和室~WIC~個室とつながっています。
子ども部屋は現在大きく寝室として使っていますが、将来新しい家族を迎えたら2部屋に分けることも。
回遊&可変性のあるプランの中心に収納をおくことで、すっきりした暮らしが実現しました。
(No.506 柔らかな陽光でくつろぐ住まい)
収納兼オープンスペースにして、ゆるやかにゾーニング
4年前にリビングをリノベしたご夫婦。
その時は和室とリビングを一体化し、リビングの壁に壁面収納を造作しました。
そして今回、残りの半分のリフォームをすることに。
玄関側の廊下を挟んだ洋室2室をつなげ、ひとつの大きな空間をつくりました。
写真奥の、寝室兼書斎として使う部分はこもった雰囲気で落ち着けるよう、造作の本棚でゾーニング。
奥さまのフィットネススペースとしても使えるオープンスペースです。
床はナラの遮音フローリングをはりました。
壁面には収納するものや量に合わせ、必要な収納スペースを計画しています。
建具はあえて作らず、カーテンで目隠し。
カーテンはすべてオーナーさんが自ら選んだお気に入りだそう。
使いやすく、雰囲気もたっぷりの、自分仕様の収納スペースです。
(No.556 ・・・と、造作家具でゾーニングした4年越しの理想の住まい)
番外編:こんなところにも収納があると便利
ウォークインといえば、靴のまま入れる玄関収納も人気です。
こちらのお家は玄関から入れる玄関収納と、ホールから入れるWICをつなげてたっぷり作りました。
木製の引戸を閉めれば、玄関と仕切れて来客時などは隠してすっきり。
収納部分の床はコルクタイルにし、万が一ものを落としても傷つきにくく、音が響きません。
(No.384 皆が集う 明るくキラキラLDK)
ウィークインクロゼットを作るスペースがない!という場合は、こんなアイデアも。
小上がりの畳スペースの床下を収納スペースとして有効活用しています。
布団などかなり大型のものもしまえて便利です。
(No.218 子供たちの成長とともに進化する家)
まとめ
間取り図も一緒に見ることで、収納計画と生活導線がかなり密接につながっていることが分かります。収納計画は、荷物の量だけでなく、普段、身支度する家族の動きは…など、実際の生活からイメージするのがセオリー。手持ちの収納ケースなどを使いたい場合は、キレイに収まるよう、あらかじめサイズや個数を伝えるようにしましょう。
キッチンの前、お家の真ん中に作って家族みんなで使う!
社宅からの住みかえで中古リノベを決意したご家族、子ども1人の3人暮らしです。
ピカピカした新建材よりも、質感や肌ざわりを楽しめる素材感がご希望でした。
できたのは、コンクリート躯体を現しにした壁や天井、足場板のカウンターがかっこいい住まい。
ウォークインクロゼットは寝室にひとつとお家の真ん中、キッチンカウンターの向かいに大型のものを新設。
もとは独立型キッチンがあったスペースで、リビングからも水回りからも近い場所です。
場所を移設して対面式にしたキッチン。
かごなどを見せながらしまえるオープンな吊り棚と、壁に飾り戸棚を付けました。
カウンターは足場板を使い、手元が見えないよう高めに造作しています。
見せるもの・隠すもの、それぞれのメリハリをしっかりつけているのが分かりますね。
バルコニー側からのアングル、右がキッチンカウンター、ブルーのリビングドアを挟んでWICです。
こちらがWICの内部。
ハンガーパイプだけつけ、衣類ボックスを組み合わせれば、自由にしまい方が設計可能。
壁にパンチングボードもはっているので、バッグや帽子をひっかけてしまえます。
(No.555 暮らしに合わせた家)
リビング~子ども部屋~WIC~寝室と、回遊できる間取り
続いては、家族4人暮らし。
子どもたちの成長に伴い、子ども部屋を作ることと、動線を整えて暮らしやすくするのが目的のリノベ。
間取りはそのままに、和室だった部分を壁で仕切り、子ども部屋にしました。
壁には開閉できる室内窓を設け、光と風を通しつつ、リビングから子ども部屋の様子を見守ることができます。
リビング側から、子ども室を通って…
コルク床の子ども室から、さらにWICを通って寝室へ。
ウォークスルーのクロゼットの上は、天井をさらに上げて遊び場用のロフトを造作。
子どもたちに、のびのび遊びながら、お片付けも上手になってほしい、という願いが込められたリノベです。
(No.529 ていねいに効率的に暮らしを楽しむ)
リビングからパーソナルスペースへつながるWIC
続いてもウォークスルークロゼット。
結婚を機にリノベーションしたお家で、リビングから和室~WIC~個室とつながっています。
子ども部屋は現在大きく寝室として使っていますが、将来新しい家族を迎えたら2部屋に分けることも。
回遊&可変性のあるプランの中心に収納をおくことで、すっきりした暮らしが実現しました。
(No.506 柔らかな陽光でくつろぐ住まい)
収納兼オープンスペースにして、ゆるやかにゾーニング
4年前にリビングをリノベしたご夫婦。
その時は和室とリビングを一体化し、リビングの壁に壁面収納を造作しました。
そして今回、残りの半分のリフォームをすることに。
玄関側の廊下を挟んだ洋室2室をつなげ、ひとつの大きな空間をつくりました。
写真奥の、寝室兼書斎として使う部分はこもった雰囲気で落ち着けるよう、造作の本棚でゾーニング。
奥さまのフィットネススペースとしても使えるオープンスペースです。
床はナラの遮音フローリングをはりました。
壁面には収納するものや量に合わせ、必要な収納スペースを計画しています。
建具はあえて作らず、カーテンで目隠し。
カーテンはすべてオーナーさんが自ら選んだお気に入りだそう。
使いやすく、雰囲気もたっぷりの、自分仕様の収納スペースです。
(No.556 ・・・と、造作家具でゾーニングした4年越しの理想の住まい)
番外編:こんなところにも収納があると便利
ウォークインといえば、靴のまま入れる玄関収納も人気です。
こちらのお家は玄関から入れる玄関収納と、ホールから入れるWICをつなげてたっぷり作りました。
木製の引戸を閉めれば、玄関と仕切れて来客時などは隠してすっきり。
収納部分の床はコルクタイルにし、万が一ものを落としても傷つきにくく、音が響きません。
(No.384 皆が集う 明るくキラキラLDK)
ウィークインクロゼットを作るスペースがない!という場合は、こんなアイデアも。
小上がりの畳スペースの床下を収納スペースとして有効活用しています。
布団などかなり大型のものもしまえて便利です。
(No.218 子供たちの成長とともに進化する家)
まとめ
間取り図も一緒に見ることで、収納計画と生活導線がかなり密接につながっていることが分かります。収納計画は、荷物の量だけでなく、普段、身支度する家族の動きは…など、実際の生活からイメージするのがセオリー。手持ちの収納ケースなどを使いたい場合は、キレイに収まるよう、あらかじめサイズや個数を伝えるようにしましょう。