毎日に緑の癒しを。リノベで始めるグリーンのある暮らし
2018年6月17日(日)
空気清浄効果はもちろん、視覚的にも私たちのストレスを和らげ、心身に健康をもたらしてくれる植物。その効果は実験※でも明らかにされており、病院や公共の施設、オフィスを緑化するケースも増えています。流行中のボタニカルカフェのように、リノベーションした我が家にもグリーンを取り入れたい!という方も多いのではないのでしょうか?そんな素敵な「グリーンリノベ」を叶えたお家をご紹介します。
※サイエンスで知る花と緑のパワー(千葉大学環境健康フィールド科学センター資料)
希望のエリアで、窓からの景色が魅力の築43年の中古マンションを購入したご家族。
もともとお持ちの家具とも馴染む、素材感のあるラフな雰囲気にリノベしました。
主役は大きなウンベラータの鉢。
窓際には、ハンギングでアイビーの揺れるつると葉を楽しんでいます。
家具の上には多肉植物の小さな鉢植えをワンポイントで置きました。
ちなみに工事直後はこんな感じ。
コンクリートにアイアンと、無機質なインテリアがカッコイイ仕上がり。
これぐらいそっけなく、無骨な方が、グリーンの生命力がイキイキと伝わりますね。
上記事例詳細はこちらから
No.555 暮らしに合わせた家
緑いっぱいの環境が気に入って購入したマンション。
大好きなグリーンがたくさん置けるように、壁にはあらかじめ余白を計算してリノベしました。
南側の2室を取り込んだLDKの窓からは光が差し込み、植物たちにも絶好の環境。
ベンジャミンやゴムの木など、お日様が大好きなものは窓際へ。
廊下側には水挿しの枝もので楽しんでいます。
花より長く楽しめる枝ものは、鉢植えのように床に置いたり、伐っていくつかの場所にいけ分けることも。
ツーバイ材で造作したTV棚や本棚にもグリーンを飾って。
お気に入りのカフェみたいな心地よい空間に、ワンちゃんも嬉しそうですね。
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No.421 余白をデザインする
続いては築17年の中古マンション。
希望は「伝統的なものと近代的なもの」「手仕事的なものと工業的なもの」「民芸とモダニズム」が共存した空間。
木や手織りのファブリックと、コンクリートが絶妙のコントラストを醸し出すデザインが見どころです。
窓際にはエバーフレッシュの大鉢。
中南米・東南アジアを原産とするエバーフレッシュは、民芸調のものとも好相性ですね。
ハンギングで楽しんでいるのは、エスキナンサス。
こちらもニューギニアから東南アジアにかけて生育する着生植物なので、ボリュームのある姿が木の床・家具とよく合います。
テーブルにはドウダンツツジの枝を生けました。
端正な枝が美しいドウダンツツジはクセがなく、手に入りやすい枝もの。
食事をするテーブルには、このように土ではなく水挿しのものを置くと虫などの心配がありません。
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No.550 コンクリートに手仕事の彩りを添えて!
続いては築27年の一戸建て。
デザイナーの女性3人と猫5匹が暮らすお家です。
共同スペースであるリビングは吹抜けになっていて、南側の窓からはお日様がたっぷり。
たくさんの鉢植えと、お昼寝する猫たちのための特等席になっています。
猫との暮らしということで、大型の鉢は窓際のウンベラータのみ。
代わりに小さなコケ玉や鉢植えをいくつも置いて楽しんでいます。
小さい鉢はすぐに置き場所を変えることができるため、育て方が分からないビギナーさんにもおすすめ。
季節や気候ごとに、いちばんイキイキと育つ場所を見つけてあげてください。
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No.548 やっぱり猫がすき!デザイナー集団の家
ご自宅の2階と、賃貸住宅として貸していた1階を合わせて1世帯として使うためのリノベです。
南側に3階建て住宅が建つことになり、今後も光と風が入る家にしたいとご希望。
南側のバルコニーに光が入りづらくなることを考え、小屋裏のスペースを利用して吹抜けと物干し用のロフトを設けました。
ロフトからの光が白い壁に当たってリビングも明るく。
大型のウンベラータと、階段の途中には細かい葉の垂れ下がるプミラを置いています。
洗面室には日陰に強いポトスを置きました。
加えて、リビングのウンベラータから葉っぱを一枚もらって飾っています。
鉢植えの葉が増え過ぎて剪定した葉っぱや、枝もこのように活用できます。
植物のいろんな表情を組み合わせながら、お家のあちこちに飾るのも楽しみのひとつですね。
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No.504 ひかげに負けない!密集地でも光あふれる家に。
続いては築35年のマンションを、快適なひとり暮らし用にリノベしたお部屋です。
ワンルームの玄関にドラセナの鉢を置いています。
あまり日が差さず、湿気を溜めたくない玄関には、このように日陰と乾燥に強い種類を選びましょう。
お休みの日など、たまにはバルコニーに出して水やりしたり、柔らかい日差しにあてるとイキイキしてきます。
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No.468 イメージは海外のホテル。
最後は築11年のマンション。
子ども4人のご家族ということで、リビングは一部を仕切り、子どもたちが勉強できるデスクや本棚を造作しました。
鉢やハンギングなどでもグリーンを置いていますが、圧巻なのがこちらのパーゴラ。
フェイクグリーンも交えつつ、天井にも緑の癒しを取り入れました。
まるでガーデンカフェのようなダイニング!
マンションでも一戸建てのお庭のように、木陰でのお茶や食事を楽しむことができます。
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No.530 パーゴラのあるリビング
品種による程度の差はあるものの、前提として、ほとんどの植物は日差しと風通しがよい場所が大好き。そこから原産地の環境によって比較的日陰に強いタイプや、お水が大好きなタイプ、もしくは乾燥気味に育てたほうがよいタイプなどに分かれます。環境が整いやすいのはやはりリビングですが、耐陰性のある種類ならトイレや洗面、玄関に置くこともできます。その場合も、置きっぱなしにはせず時々外に出して日と風に当てつつ(直射日光はNG)、様子を見てあげてください。難しそうなら鉢植えではなく、枝ものをいける方法でグリーンを取り入れましょう。
ポイントは、植物をよく観察すること。居心地の良い場所、水や日差しが過不足のない状態なら、葉っぱも鮮やかな色になり、生育期にはどんどん新しい葉が出てきます。逆に、葉が茶色になって枯れてきたらSOSのサイン。毎朝話しかけるくらいの気持ちで愛情を注げば、モノ言わぬグリーンたちもきっと応えてくれるはず。
※サイエンスで知る花と緑のパワー(千葉大学環境健康フィールド科学センター資料)
無骨なインテリアだからこそ生命力が際立つ
希望のエリアで、窓からの景色が魅力の築43年の中古マンションを購入したご家族。
もともとお持ちの家具とも馴染む、素材感のあるラフな雰囲気にリノベしました。
主役は大きなウンベラータの鉢。
窓際には、ハンギングでアイビーの揺れるつると葉を楽しんでいます。
家具の上には多肉植物の小さな鉢植えをワンポイントで置きました。
ちなみに工事直後はこんな感じ。
コンクリートにアイアンと、無機質なインテリアがカッコイイ仕上がり。
これぐらいそっけなく、無骨な方が、グリーンの生命力がイキイキと伝わりますね。
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No.555 暮らしに合わせた家
あらかじめ余白を作って。枝ものの水挿しも活用
緑いっぱいの環境が気に入って購入したマンション。
大好きなグリーンがたくさん置けるように、壁にはあらかじめ余白を計算してリノベしました。
南側の2室を取り込んだLDKの窓からは光が差し込み、植物たちにも絶好の環境。
ベンジャミンやゴムの木など、お日様が大好きなものは窓際へ。
廊下側には水挿しの枝もので楽しんでいます。
花より長く楽しめる枝ものは、鉢植えのように床に置いたり、伐っていくつかの場所にいけ分けることも。
ツーバイ材で造作したTV棚や本棚にもグリーンを飾って。
お気に入りのカフェみたいな心地よい空間に、ワンちゃんも嬉しそうですね。
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No.421 余白をデザインする
インテリアと原産地の近いグリーンを合わせる
続いては築17年の中古マンション。
希望は「伝統的なものと近代的なもの」「手仕事的なものと工業的なもの」「民芸とモダニズム」が共存した空間。
木や手織りのファブリックと、コンクリートが絶妙のコントラストを醸し出すデザインが見どころです。
窓際にはエバーフレッシュの大鉢。
中南米・東南アジアを原産とするエバーフレッシュは、民芸調のものとも好相性ですね。
ハンギングで楽しんでいるのは、エスキナンサス。
こちらもニューギニアから東南アジアにかけて生育する着生植物なので、ボリュームのある姿が木の床・家具とよく合います。
テーブルにはドウダンツツジの枝を生けました。
端正な枝が美しいドウダンツツジはクセがなく、手に入りやすい枝もの。
食事をするテーブルには、このように土ではなく水挿しのものを置くと虫などの心配がありません。
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No.550 コンクリートに手仕事の彩りを添えて!
猫と小さい鉢たちが日向ぼっこ
続いては築27年の一戸建て。
デザイナーの女性3人と猫5匹が暮らすお家です。
共同スペースであるリビングは吹抜けになっていて、南側の窓からはお日様がたっぷり。
たくさんの鉢植えと、お昼寝する猫たちのための特等席になっています。
猫との暮らしということで、大型の鉢は窓際のウンベラータのみ。
代わりに小さなコケ玉や鉢植えをいくつも置いて楽しんでいます。
小さい鉢はすぐに置き場所を変えることができるため、育て方が分からないビギナーさんにもおすすめ。
季節や気候ごとに、いちばんイキイキと育つ場所を見つけてあげてください。
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No.548 やっぱり猫がすき!デザイナー集団の家
お家のあちこちに適材適所でグリーンを
ご自宅の2階と、賃貸住宅として貸していた1階を合わせて1世帯として使うためのリノベです。
南側に3階建て住宅が建つことになり、今後も光と風が入る家にしたいとご希望。
南側のバルコニーに光が入りづらくなることを考え、小屋裏のスペースを利用して吹抜けと物干し用のロフトを設けました。
ロフトからの光が白い壁に当たってリビングも明るく。
大型のウンベラータと、階段の途中には細かい葉の垂れ下がるプミラを置いています。
洗面室には日陰に強いポトスを置きました。
加えて、リビングのウンベラータから葉っぱを一枚もらって飾っています。
鉢植えの葉が増え過ぎて剪定した葉っぱや、枝もこのように活用できます。
植物のいろんな表情を組み合わせながら、お家のあちこちに飾るのも楽しみのひとつですね。
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No.504 ひかげに負けない!密集地でも光あふれる家に。
玄関には日陰と乾燥に強いドラセナ類
続いては築35年のマンションを、快適なひとり暮らし用にリノベしたお部屋です。
ワンルームの玄関にドラセナの鉢を置いています。
あまり日が差さず、湿気を溜めたくない玄関には、このように日陰と乾燥に強い種類を選びましょう。
お休みの日など、たまにはバルコニーに出して水やりしたり、柔らかい日差しにあてるとイキイキしてきます。
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No.468 イメージは海外のホテル。
グリーン好きの夢、リビングにパーゴラ
最後は築11年のマンション。
子ども4人のご家族ということで、リビングは一部を仕切り、子どもたちが勉強できるデスクや本棚を造作しました。
鉢やハンギングなどでもグリーンを置いていますが、圧巻なのがこちらのパーゴラ。
フェイクグリーンも交えつつ、天井にも緑の癒しを取り入れました。
まるでガーデンカフェのようなダイニング!
マンションでも一戸建てのお庭のように、木陰でのお茶や食事を楽しむことができます。
上記事例詳細はこちらから
No.530 パーゴラのあるリビング
まとめ
品種による程度の差はあるものの、前提として、ほとんどの植物は日差しと風通しがよい場所が大好き。そこから原産地の環境によって比較的日陰に強いタイプや、お水が大好きなタイプ、もしくは乾燥気味に育てたほうがよいタイプなどに分かれます。環境が整いやすいのはやはりリビングですが、耐陰性のある種類ならトイレや洗面、玄関に置くこともできます。その場合も、置きっぱなしにはせず時々外に出して日と風に当てつつ(直射日光はNG)、様子を見てあげてください。難しそうなら鉢植えではなく、枝ものをいける方法でグリーンを取り入れましょう。
ポイントは、植物をよく観察すること。居心地の良い場所、水や日差しが過不足のない状態なら、葉っぱも鮮やかな色になり、生育期にはどんどん新しい葉が出てきます。逆に、葉が茶色になって枯れてきたらSOSのサイン。毎朝話しかけるくらいの気持ちで愛情を注げば、モノ言わぬグリーンたちもきっと応えてくれるはず。