人と違うリノベがしたいなら!壁材に凝ってお店みたいな空間に
2022年8月19日(金)
クロスや珪藻土・漆喰などに加えて、最近はおうちの「壁」に様々な素材を取り入れる例が増えてきました。また、以前は外装材として使われていた素材を、内装にも取り入れることが定着しつつあります。カフェやアパレルショップみたいな個性的な空間づくりに、壁の果たす役割は絶大。「こんなのあったんだ!」「マネしてみたい」という例を集めてみました。
建築に詳しく、好きなデザインや素材のイメージもしっかりお持ちだったオーナー様。
「伝統的なものと近代的なもの」「手仕事的なものと工業的なもの」など相反する要素を組み合わせることで、オリジナルの空間を目指しました。
そのキーアイテムとしてひときわ精彩を放つのが、リビングの壁に貼られた天然の大谷石。
多孔質の独特な風合いの大谷石は、建築家フランク・ロイド・ライトが、帝国ホテル旧本館に用いた素材でもあります。
上記写真の事例詳細はこちら:No.550 コンクリートに手仕事の彩りを添えて!
もともとは、汚れや傷から壁を守るために用いられた腰壁ですが、空間に立体感と上質感を与えてくれます。
ヨーロピアンな輸入住宅のイメージがご希望だったお家。
照明のシャンデリアやトイレの手洗い器など、インテリアにはオーナーさんが選んだお気に入りのアイテムを採用しました。腰壁のモールもオーナーさんのこだわり。
白で統一することで、優雅な雰囲気を演出しました。
上の写真の事例詳細はこちら:No.236 マンションでも姫気分な暮らし
腰壁は色を変えるとカジュアルで可愛い雰囲気にもなります。
こちらのお家は水色の腰壁を貼り、爽やかなトイレに。
お掃除しやすいというメリットも嬉しいですね。
上の写真の事例詳細はこちら:No.467 大切に温めていたインテリアの夢を叶えた住まい
素材にこだわるお客様の目にとまったのが、セメント系内装ボードの「SOLID typeF coffee」でした。
名前の通り、使用済みコーヒー豆を配合したエコ建材で、高級感があるのにコスパもいい、とお客様。
セメント本来の質感である白華(白っぽいむら)も、上質ながらこなれた空間に味わいを添えてくれます。
玄関正面の壁にも、同じ素材の外装用のタイプを選んでいます。
こちらはより無骨なイメージに合わせて、鎧張りにして存在感を出しました。
乱尺貼りのオーク無垢フローリングとの組み合わせも、インテリア上級者の余裕を感じさせる玄関空間です。
上の写真の事例詳細はこちら:No.707 ―U Style―
通常は外装材に用いられることが多いレンガを内装に使うことで、空間にざらりとした素材感を与えてくれます。
築23年のマンションリノベです。
南側の窓から明るい光が差し込むリビングの、TVの背面の壁をブリックタイルにしました。
白を用いることで、表情豊かなアクセントになりつつも、すっきりとまとまっています。
オーナーさんの一番のお気に入りポイントとなったそうです。
上の写真の事例詳細はこちら:No.278 ご両親から受け継いだ子世代空間
こちらのお家はもう少し広範囲に、リビングの半面をブリックタイルにしました。
やはり、白を選べばすっきり。
表面の凹凸が、夜はまた違った表情を見せる味わい深い素材です。
タイルのリズムも空間に動きを与えてくれます。
上の写真の事例詳細はこちら:No.387 築34年マンションの劇的リノベーション!
その名の通り、建築現場の足場に用いられる木材です。
希望の立地で築31年の中古マンションを購入、リノベーションしたお家です。
住まいの中央に躯体の壁があり、大きく間取りを変えることができなかったため、天井を上げたり、内装を好みのデザインに一新しました。
オーナーさんの希望により、一面のみ足場板を貼った壁。
個性が強い壁になったため、キッチンのタイルやキッチンカウンターの壁面は白ですっきりと仕上げました。
躯体を現しのままにしたコンクリートの質感とも相性ばっちり。
あえて凹凸をつけて貼ることで、なんとも言えないカッコいい空間ができあがりました。
上の写真の事例詳細はこちら:No.279 間取りを変えず、自然素材でイメージ一新
こちらは一戸建て。
1階の土間スペースから直接つながる広々としたリビングの壁に、足場板を使いました。
このお家は、1階の天井をあらわしに。
天井の構造材、フローリングの無垢材、壁の足場板と、それぞれの木質感の違いを堪能できるお家です。
玄関入ってすぐの足場板はインパクト充分。
学校の旧校舎のような、どこか懐かしいノスタルジックな空間ができあがりました。
上の写真の事例詳細はこちら:No.598 家族の好きな色と想いをカタチに
外壁でブロックやレンガの目地にも使われます。
内壁に使うとこんな感じ。
特徴のある木目のアカシア無垢材の床とも好相性。
ほかの個性的な素材と馴染み、主役にも脇役にもなれる懐の深さもモルタルの魅力です。
上の写真の事例詳細はこちら:No.477 プラン、素材、デザイン、すべてに施主の思いを込めたこだわりの住まい
こちらのお家は天井をコンクリートの現しに。
もともと親和性の高い素材同士、相性の良さは見ての通り。
漆喰やレンガも組み合わせながら、窓の外の緑が美しく見える、雰囲気たっぷりの空間をつくり上げています。
上の写真の事例詳細はこちら:No.453 木と漆喰とコンクリート。素材のラフな手触りと、窓の緑を楽しむ家
【天然石】切り出しの大谷石で、本物だけがもつ風格を
築17年のマンション、間取りを大きく変えずに、こだわりのインテリアを実現させたお家です。建築に詳しく、好きなデザインや素材のイメージもしっかりお持ちだったオーナー様。
「伝統的なものと近代的なもの」「手仕事的なものと工業的なもの」など相反する要素を組み合わせることで、オリジナルの空間を目指しました。
そのキーアイテムとしてひときわ精彩を放つのが、リビングの壁に貼られた天然の大谷石。
多孔質の独特な風合いの大谷石は、建築家フランク・ロイド・ライトが、帝国ホテル旧本館に用いた素材でもあります。
上記写真の事例詳細はこちら:No.550 コンクリートに手仕事の彩りを添えて!
【腰壁】上下を分けることで立体感のある空間に
続いては、腰壁を用いることで、床から腰の高さ程度に壁を上下に分けたパターン。もともとは、汚れや傷から壁を守るために用いられた腰壁ですが、空間に立体感と上質感を与えてくれます。
ヨーロピアンな輸入住宅のイメージがご希望だったお家。
照明のシャンデリアやトイレの手洗い器など、インテリアにはオーナーさんが選んだお気に入りのアイテムを採用しました。腰壁のモールもオーナーさんのこだわり。
白で統一することで、優雅な雰囲気を演出しました。
上の写真の事例詳細はこちら:No.236 マンションでも姫気分な暮らし
腰壁は色を変えるとカジュアルで可愛い雰囲気にもなります。
こちらのお家は水色の腰壁を貼り、爽やかなトイレに。
お掃除しやすいというメリットも嬉しいですね。
上の写真の事例詳細はこちら:No.467 大切に温めていたインテリアの夢を叶えた住まい
【セメント系内装ボード】コーヒー豆をつかったエコ建材
受け継いだマンションの眺望を生かしながら、絵になる素材づかいをテーマにリノベーションしたおうち。素材にこだわるお客様の目にとまったのが、セメント系内装ボードの「SOLID typeF coffee」でした。
名前の通り、使用済みコーヒー豆を配合したエコ建材で、高級感があるのにコスパもいい、とお客様。
セメント本来の質感である白華(白っぽいむら)も、上質ながらこなれた空間に味わいを添えてくれます。
玄関正面の壁にも、同じ素材の外装用のタイプを選んでいます。
こちらはより無骨なイメージに合わせて、鎧張りにして存在感を出しました。
乱尺貼りのオーク無垢フローリングとの組み合わせも、インテリア上級者の余裕を感じさせる玄関空間です。
上の写真の事例詳細はこちら:No.707 ―U Style―
【ブリックタイル】素朴であたたかみのあるレンガの質感
ブリックタイルとは、レンガ風のタイルのこと。通常は外装材に用いられることが多いレンガを内装に使うことで、空間にざらりとした素材感を与えてくれます。
築23年のマンションリノベです。
南側の窓から明るい光が差し込むリビングの、TVの背面の壁をブリックタイルにしました。
白を用いることで、表情豊かなアクセントになりつつも、すっきりとまとまっています。
オーナーさんの一番のお気に入りポイントとなったそうです。
上の写真の事例詳細はこちら:No.278 ご両親から受け継いだ子世代空間
こちらのお家はもう少し広範囲に、リビングの半面をブリックタイルにしました。
やはり、白を選べばすっきり。
表面の凹凸が、夜はまた違った表情を見せる味わい深い素材です。
タイルのリズムも空間に動きを与えてくれます。
上の写真の事例詳細はこちら:No.387 築34年マンションの劇的リノベーション!
【足場板】木目や節の、あえて整っていない無骨さを愛でる
男前風や倉庫風インテリアの流行で、人気急上昇中なのが足場板。その名の通り、建築現場の足場に用いられる木材です。
希望の立地で築31年の中古マンションを購入、リノベーションしたお家です。
住まいの中央に躯体の壁があり、大きく間取りを変えることができなかったため、天井を上げたり、内装を好みのデザインに一新しました。
オーナーさんの希望により、一面のみ足場板を貼った壁。
個性が強い壁になったため、キッチンのタイルやキッチンカウンターの壁面は白ですっきりと仕上げました。
躯体を現しのままにしたコンクリートの質感とも相性ばっちり。
あえて凹凸をつけて貼ることで、なんとも言えないカッコいい空間ができあがりました。
上の写真の事例詳細はこちら:No.279 間取りを変えず、自然素材でイメージ一新
こちらは一戸建て。
1階の土間スペースから直接つながる広々としたリビングの壁に、足場板を使いました。
このお家は、1階の天井をあらわしに。
天井の構造材、フローリングの無垢材、壁の足場板と、それぞれの木質感の違いを堪能できるお家です。
玄関入ってすぐの足場板はインパクト充分。
学校の旧校舎のような、どこか懐かしいノスタルジックな空間ができあがりました。
上の写真の事例詳細はこちら:No.598 家族の好きな色と想いをカタチに
【モルタル】ざっくりクールな質感、なのに懐の深い素材
モルタルは、セメントに砂を混ぜた素材。外壁でブロックやレンガの目地にも使われます。
内壁に使うとこんな感じ。
特徴のある木目のアカシア無垢材の床とも好相性。
ほかの個性的な素材と馴染み、主役にも脇役にもなれる懐の深さもモルタルの魅力です。
上の写真の事例詳細はこちら:No.477 プラン、素材、デザイン、すべてに施主の思いを込めたこだわりの住まい
こちらのお家は天井をコンクリートの現しに。
もともと親和性の高い素材同士、相性の良さは見ての通り。
漆喰やレンガも組み合わせながら、窓の外の緑が美しく見える、雰囲気たっぷりの空間をつくり上げています。
上の写真の事例詳細はこちら:No.453 木と漆喰とコンクリート。素材のラフな手触りと、窓の緑を楽しむ家