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【お気に入りの逸品】A様邸(事例No.617)古道具編 -益子の古道具屋さんで出会った逸品-

2019年2月19日(火)
リビングには手縫いのカーテン
「次は、こたつ布団を作ろう!」


ご夫婦ともに、手作りが好きなAさん。
リビングのカーテンもすべて奥様の手縫いで、DIYで作ったという下足収納などは、素人とは思えない出来映えです。
リビング横に広くスペースをとった間取りとなっていますが、こちらは実は、手作りのための作業場所。
そういえばミシンもあり、「ここで布や材料を広げるために、必要なもの以外は置かないようにしています」とのこと。

その一角で存在感をはなっているのが、今回のお気に入り、大小の引き出しです。
リノベの先輩のお気に入りの逸品|引き出し
キャビネットというにはひなびた佇まいは、書類入れ?でしょうか、横長の引き出しが小には4段、大には2段。
大は上1段分が左右に分かれ、ミニチュアのタンスのような、薬箱のような・・・。

小の方、書類を入れるのによさそうな横長の引き出しを開けてみると、中は板で、細かく区切られていました。
小さい正方形が、3×6で18の部屋に、指ぬきや色とりどりの糸が巻かれたボビンが行儀よく並ぶ様子がかわいい!
リノベの先輩のお気に入りの逸品|引き出し 小さい方
引き出し自体が浅く、さらに区切られているので、小さいモノも中で行方不明になりません。
「こまごまとした道具類を収納するのに、すごく便利なんです」と、裁縫箱として重宝しているそうです。
もちろん見た目も、レトロ感たっぷりの取っ手に一目ぼれ。


リノベの先輩のお気に入りの逸品|引き出し◆ 出会ったのは、旅行で訪れた益子の古道具屋さんでした。

益子焼で有名な益子は、Aさんご夫婦が陶器市などに毎年通うほどのお気に入りスポット。
厚地で民芸風のやきもの、というイメージの強い益子焼ですが、最近は若い作家さんの窯も増えています。
モダンで個性的な作品もたくさん出ていますが、変わらないのは日常づかいできる、手になじむ感じ。
まさにAさんのリノベのイメージにもぴったりで、逸品の引き出しとも通じるものがありますね。

いいデザインを飾って眺めるだけでなく、毎日使うこと。
暮らしを楽しむ秘訣は、こんなところにもありそうです。


 
【逸品Data】
仁平古道具屋

小さい方: 5,000円
大きい方: 6,000円

今回お話を伺ったAさま邸はコチラ

>>Vol.2 お気に入りの逸品【古家具編】
>>Vol.4 お気に入りの逸品【照明編】
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