あ、このおうちセンスいい!初見で分かる「玄関の床」集めました
2022年4月15日(金)
玄関ドアを開けた瞬間、目につくのが玄関の床、「三和土(たたき)」と呼ばれる部分です。床も含めた玄関空間がステキなら、家の中まで入らなくても、「きっと中も…!」と期待が高まりますよね。オシャレで個性的、かつお掃除しやすい(=お掃除する気になる)玄関とは?リノベーションならではの、住む人のセンスが発揮された玄関を、床に注目してご紹介します。
築32年を経た老朽化解消や住宅性能の向上とともに、ご友人を招いてゆったりと過ごせるお家がご希望でした。
そんなオトナなおふたりが、ご友人を迎える玄関がこちら。
ヘリンボーン貼りにしたタイルが個性的で、奥の室内窓のアンティークなデザインとも馴染んでいます。
玄関正面の引き戸はウォークインクロゼット。
上着などはこちらでお預かりして、ハンガーへ。
シューズBOXを撤去して、そのスペースにベンチを造作しました。
靴の脱ぎ履きや、来客とのちょっとしたおしゃべりにも便利で、視覚的にも広々。
黒いアイアンの手すりも、たたきの雰囲気と好相性です。
ヘリンボーンは、居室に取り入れると個性が強すぎてしまうことがありますが、玄関ならちょうどいい面積。
インテリアのスパイスに取り入れるには格好の場所ですね。
上記事例詳細はこちらから:事例No.660 これからの夫婦の暮らし
少しアンティークな雰囲気を感じさせるインテリアがお好みでした。
RC造の建物ですが、無垢フローリングや化粧梁で木造のような雰囲気を演出。
タイル貼りや照明、水栓などのディテールに好みを反映して、アンティークの気分を盛り上げます。
玄関には、フォークロア刺しゅうのような模様のタイルをセレクト。
どこか懐かしい味わいで、奥のドアのカラーリングも合わせて、絵本の世界に入り込んだような優しい気持ちになれる玄関です。
上記事例詳細はこちらから:No.627 子どもと一緒に夢見る家
築35年のご実家を、明るく、家族のコミュニケーションが取りやすい家にしたいとのご希望でした。
そこで、家の真ん中にあって、間取りを分断していた玄関を東側に移動。
玄関の一部には、たっぷりのシュークロークも設けました。
段差のところが土足ラインで、左側は直接リビングとつながっています。
三和土と玄関ホールの床材を分けず同じタイルを貼ることで、空間全体がテラスのような伸びやかな空間になりました。
一見気付かないほどさりげなく、大きさの違うタイルが組み合わせられているのもポイントです。
上記事例詳細はこちらから:No.642 「ほっこり」陽だまりの家。
ターキッシュがお好きなお客様で、ご自身で購入されたトルコランプが似合う空間になるように全体のデザインを考えました。
玄関の床は、大判タイルの所どころに柄タイルをあしらって、住まい全体のターキッシュテイストに統一感を持たせています。
アラベスク文様を思わせる複雑な柄は一枚一枚違う柄を。そのぶん色味は極力抑えてシックに。
キャンプやスキーの道具を収めるための土間スペースまで、床を続きに敷いています。
柄タイルの位置がランダムなところも、こなれた雰囲気づくりにひと役かっていますね。
上記事例詳細はこちらから:No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。
キルトのような絵本のような、物語を感じさせる玄関空間のできあがりです。
柄タイルが際立つように、玄関収納はすべて扉付きですが、内部はたっぷり大収納。
タイルを見せたいから、靴も毎回きちんとしまう習慣ができそうですね。
上記事例詳細はこちらから: No.705 空の青さに映える白のグラデーションの住まい
玄関まわりはその名にふさわしく、木格子と石垣を組み合わせた重厚なもの。
ドアを開けると迎えるのは、目の覚めるようなうぐいす色。
玄関の床には、伝統的な「洗い出し」を採用しました。
これは、玉砂利を混ぜたセメントが乾く前に、その表面を水洗いして表面に浮き出させたもの。
職人の手による古くからの技法を使って、渋くカッコよく仕上げています。
上記事例詳細はこちらから:No.649 大工がつくる大工の家 ~チームワークで叶えたこだわりの二世帯住宅~
平屋の離れを、将来の間取り変更も考慮しながら寝室とLDKの住みやすい間取りにリノベーションしました。
玄関の位置も、階段下から出入りしやすい正面に変更。
玄関たたきには色とりどりのビー玉が埋め込まれています。
なんともキュートで、使うたびに気持ちが弾みそうな玄関空間になりました。
上記事例詳細はこちらから:No.667 for the future
風水では、いい気・悪い気は玄関から入るため、商売をしている人などは特に玄関掃除を大切にするように、といわれています。新築や分譲のおうちでは注目されにくい玄関ですが、リノベーションではしっかり課題を解決して、使いやすく、いい運気を呼び込めるような場所にしましょう♪
小さい面積でもカッコよさ抜群♪ヘリンボーン
お子さまの独立をきっかけに、愛着を持って住み続けた家のリノベーションを決意されたご夫婦。築32年を経た老朽化解消や住宅性能の向上とともに、ご友人を招いてゆったりと過ごせるお家がご希望でした。
そんなオトナなおふたりが、ご友人を迎える玄関がこちら。
ヘリンボーン貼りにしたタイルが個性的で、奥の室内窓のアンティークなデザインとも馴染んでいます。
玄関正面の引き戸はウォークインクロゼット。
上着などはこちらでお預かりして、ハンガーへ。
シューズBOXを撤去して、そのスペースにベンチを造作しました。
靴の脱ぎ履きや、来客とのちょっとしたおしゃべりにも便利で、視覚的にも広々。
黒いアイアンの手すりも、たたきの雰囲気と好相性です。
ヘリンボーンは、居室に取り入れると個性が強すぎてしまうことがありますが、玄関ならちょうどいい面積。
インテリアのスパイスに取り入れるには格好の場所ですね。
上記事例詳細はこちらから:事例No.660 これからの夫婦の暮らし
アンティークな雰囲気にほっこり。優しげな模様タイル
築35年の賃貸マンションの最上階の2室をつなげてリノベーションしたご家族。少しアンティークな雰囲気を感じさせるインテリアがお好みでした。
RC造の建物ですが、無垢フローリングや化粧梁で木造のような雰囲気を演出。
タイル貼りや照明、水栓などのディテールに好みを反映して、アンティークの気分を盛り上げます。
玄関には、フォークロア刺しゅうのような模様のタイルをセレクト。
どこか懐かしい味わいで、奥のドアのカラーリングも合わせて、絵本の世界に入り込んだような優しい気持ちになれる玄関です。
上記事例詳細はこちらから:No.627 子どもと一緒に夢見る家
三和土を広めにとって、テラスのような爽やかな空間に
つづいては一戸建てです。築35年のご実家を、明るく、家族のコミュニケーションが取りやすい家にしたいとのご希望でした。
そこで、家の真ん中にあって、間取りを分断していた玄関を東側に移動。
玄関の一部には、たっぷりのシュークロークも設けました。
段差のところが土足ラインで、左側は直接リビングとつながっています。
三和土と玄関ホールの床材を分けず同じタイルを貼ることで、空間全体がテラスのような伸びやかな空間になりました。
一見気付かないほどさりげなく、大きさの違うタイルが組み合わせられているのもポイントです。
上記事例詳細はこちらから:No.642 「ほっこり」陽だまりの家。
柄+無地タイルで、モスクのようなエキゾチックな玄関に
14年ほど前に購入した新築マンションのリノベです。ターキッシュがお好きなお客様で、ご自身で購入されたトルコランプが似合う空間になるように全体のデザインを考えました。
玄関の床は、大判タイルの所どころに柄タイルをあしらって、住まい全体のターキッシュテイストに統一感を持たせています。
アラベスク文様を思わせる複雑な柄は一枚一枚違う柄を。そのぶん色味は極力抑えてシックに。
キャンプやスキーの道具を収めるための土間スペースまで、床を続きに敷いています。
柄タイルの位置がランダムなところも、こなれた雰囲気づくりにひと役かっていますね。
上記事例詳細はこちらから:No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。
柄タイルも、きゅっとまとめればドラマチックな空間に
先ほどのおうちと同じく柄+無地タイルの組み合わせですが、こちらは真ん中に柄タイルを集めたレイアウト。キルトのような絵本のような、物語を感じさせる玄関空間のできあがりです。
柄タイルが際立つように、玄関収納はすべて扉付きですが、内部はたっぷり大収納。
タイルを見せたいから、靴も毎回きちんとしまう習慣ができそうですね。
上記事例詳細はこちらから: No.705 空の青さに映える白のグラデーションの住まい
和の雰囲気となじませるなら、日本古来の「洗い出し」で
こちらは大工さんが建てた二世帯住宅で、大工さんらしい木のぬくもりあるお家にしたいとのご希望でした。玄関まわりはその名にふさわしく、木格子と石垣を組み合わせた重厚なもの。
ドアを開けると迎えるのは、目の覚めるようなうぐいす色。
玄関の床には、伝統的な「洗い出し」を採用しました。
これは、玉砂利を混ぜたセメントが乾く前に、その表面を水洗いして表面に浮き出させたもの。
職人の手による古くからの技法を使って、渋くカッコよく仕上げています。
上記事例詳細はこちらから:No.649 大工がつくる大工の家 ~チームワークで叶えたこだわりの二世帯住宅~
ビー玉を埋め込んでキュートな玄関に
最後は、築50年のRC造の一戸建てをご紹介します。平屋の離れを、将来の間取り変更も考慮しながら寝室とLDKの住みやすい間取りにリノベーションしました。
玄関の位置も、階段下から出入りしやすい正面に変更。
玄関たたきには色とりどりのビー玉が埋め込まれています。
なんともキュートで、使うたびに気持ちが弾みそうな玄関空間になりました。
上記事例詳細はこちらから:No.667 for the future
まとめ
おうちの第一印象を決める大切な場所である反面、ハードに土足で踏まれて、汚れたり散らかりやすい部分でもある玄関。今回ご紹介した例も、玄関床には泥やほこりが目立ちにくい中間色を採用しつつ、それぞれのライフスタイルに合う収納を設けて、モノが出ない工夫をしています。風水では、いい気・悪い気は玄関から入るため、商売をしている人などは特に玄関掃除を大切にするように、といわれています。新築や分譲のおうちでは注目されにくい玄関ですが、リノベーションではしっかり課題を解決して、使いやすく、いい運気を呼び込めるような場所にしましょう♪