ドアを開けた瞬間、住む人のセンスを語る「玄関の床」

2019年9月8日(S)
お家の第一印象を決める部分といえば、なんといっても玄関。「ごめんください」の瞬間、「あ、オシャレな人が住んでるな」と伝わる空間づくりで、意外と役割が大きいのが玄関の床、いわゆる「三和土(たたき)」と呼ばれる部分です。賃貸でもDIYでシートを敷いたりと模様替えできますが、デザインの豊富さはやっぱりリノベーションならでは。素敵な玄関リノベを集めてみました。

小さい面積でもカッコよさ抜群♪ヘリンボーン
お子さまの独立をきっかけに、愛着を持って住み続けた家のリノベーションを決意されたご夫婦。
築32年を経た老朽化解消や住宅性能の向上とともに、ご友人を招いてゆったりと過ごせるお家がご希望でした。
そんなオトナなおふたりが、ご友人を迎える玄関がこちら。
ヘリンボーン貼りにしたタイルが個性的で、奥の室内窓のアンティークなデザインとも馴染んでいます。

リノベのネタ帳|玄関の床 タイル ヘリンボーン貼りリノベのネタ帳|玄関の床 タイル ヘリンボーン貼り WIC
玄関正面の引き戸はウォークインクロゼット。
上着などはこちらでお預かりして、ハンガーへ。

リノベのネタ帳|玄関の床 タイル ヘリンボーン貼り ベンチ
シューズBOXを撤去して、そのスペースにベンチを造作しました。
靴の脱ぎ履きや、来客とのちょっとしたおしゃべりにも便利で、視覚的にも広々。
黒いアイアンの手すりも、たたきの雰囲気と好相性です。
ヘリンボーンは、居室に取り入れると個性が強すぎてしまうことがありますが、玄関ならちょうどいい面積。
インテリアのスパイスに取り入れるには格好の場所ですね。
事例No.660 これからの夫婦の暮らし

アンティークな雰囲気にほっこり。優しげな模様タイル
築35年の賃貸マンションの最上階の2室をつなげてリノベーションしたご家族。
少しアンティークな雰囲気を感じさせるインテリアがお好みでした。
RC造の建物ですが、無垢フローリングや化粧梁で木造のような雰囲気を演出。
タイル貼りや照明、水栓などのディテールに好みを反映して、アンティークの気分を盛り上げます。
玄関には、フォークロア刺しゅうのような模様のタイルをセレクト。
どこか懐かしい味わいで、奥のドアのカラーリングも合わせて、絵本の世界に入り込んだような優しい気持ちになれる玄関です。

リノベのネタ帳|玄関の床 タイル 模様タイル
事例No.627 子どもと一緒に夢見る家

三和土を広めにとって、テラスのような爽やかな空間に
つづいては一戸建てです。
築35年のご実家を、明るく、家族のコミュニケーションが取りやすい家にしたいとのご希望でした。

リノベのネタ帳|玄関の床 タイル シュークローク 三和土
そこで、家の真ん中にあって、間取りを分断していた玄関を東側に移動。
玄関の一部には、たっぷりのシュークロークも設けました。
段差のところが土足ラインで、左側は直接リビングとつながっています。
三和土と玄関ホールの床材を分けず同じタイルを貼ることで、空間全体がテラスのような伸びやかな空間になりました。
一見気付かないほどさりげなく、大きさの違うタイルが組み合わせられているのもポイントです。
事例No.642 「ほっこり」陽だまりの家。

柄+無地タイルで、モスクのようなエキゾチックな玄関に
14年ほど前に購入した新築マンションのリノベです。
ターキッシュがお好きなお客様で、ご自身で購入されたトルコランプが似合う空間になるように全体のデザインを考えました。

リノベのネタ帳|玄関の床 タイル 柄タイル
玄関の床は、大判タイルの所どころに柄タイルをあしらって、住まい全体のターキッシュテイストに統一感を持たせています。
アラベスク文様を思わせる複雑な柄は一枚一枚違う柄を。そのぶん色味は極力抑えてシックに。

リノベのネタ帳|玄関の床 タイル 柄タイル 土間
キャンプやスキーの道具を収めるための土間スペースまで、床を続きに敷いています。
柄タイルの位置がランダムなところも、こなれた雰囲気づくりにひと役かっていますね。
事例No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。

和の雰囲気となじませるなら、日本古来の「洗い出し」で
こちらは大工さんが建てた二世帯住宅で、大工さんらしい木のぬくもりあるお家にしたいとのご希望でした。

リノベのネタ帳|玄関の床 玄関周り 新築リノベのネタ帳|玄関の床 玄関周り 新築
玄関まわりはその名にふさわしく、木格子と石垣を組み合わせた重厚なもの。

リノベのネタ帳|玄関の床 洗い出し
ドアを開けると迎えるのは、目の覚めるようなうぐいす色。
玄関の床には、伝統的な「洗い出し」を採用しました。
これは、玉砂利を混ぜたセメントが乾く前に、その表面を水洗いして表面に浮き出させたもの。
職人の手による古くからの技法を使って、渋くカッコよく仕上げています。
事例No.649 大工がつくる大工の家 ~チームワークで叶えたこだわりの二世帯住宅~

ビー玉を埋め込んでキュートな玄関に
最後は、築50年のRC造の一戸建てをご紹介します。
平屋の離れを、将来の間取り変更も考慮しながら寝室とLDKの住みやすい間取りにリノベーションしました。

リノベのネタ帳|玄関の床 外観 玄関
玄関の位置も、階段下から出入りしやすい正面に変更。

リノベのネタ帳|玄関の床 ビー玉
玄関たたきには色とりどりのビー玉が埋め込まれています。
なんともキュートで、使うたびに気持ちが弾みそうな玄関空間になりました。
事例No.667 for the future

まとめ
新築で分譲される一戸建てやマンションのほとんどは、リビングや居室は広くとっても、玄関は最低限の広さに作られています。しかし、ご相談にいらっしゃるお客様のほとんどが、そこに不便を感じており、ときには居室をひとつなくしても、玄関部分を広げるリノベーションが多いんです。丈夫でおしゃれな素材を使って玄関空間を楽しめば、「靴を出しっぱなしにしなくなった」「マメにお掃除するようになった」という声も多数♪風水でも、いい気・悪い気は玄関から入ってくるとされています。玄関をステキにして、いい運気を呼び込みたいですね。
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