大空間or個室?…どっちも!という人に。LDK横個室リノベ
2020年1月19日(日)
バルコニー側の個室を取り込んで、大空間のLDKをつくるのが最近のマンションリノベの主流。リビングをより明るく広く、充実させることで家族が集まるようになった…と嬉しい声も聞かれる反面、気になるのが個室の数。単純に考えると一部屋減っている分は不便じゃないの?と疑問に感じてしまいますが、LDK横のスペースの使い方・仕切り方の工夫でクリアできます。リノベ例を集めてみました。
格納できる建具でスッキリ大空間→個室にも!
お気に入りの街で築33年のマンションを購入し、暮らしやすくリノベすることにしたご家族。
「家族が安心してひとつの場所で過ごせる場所」という希望どおり、半独立型だったダイニング・キッチンの仕切り壁や建具を撤去してLDKを拡げています。
取り除けない壁は角をアール2つの開口を設けて使いやすく、見た目も楽しいインテリアに。
右側がもともと和室だった部分ですが、入り口の建具を壁に収めて、普段はリビングとつなげています。
既存の床の間をなくした和室は、建具を格納タイプの4枚引き戸に変更。
建具を格納してしまえば、リビングと一体化してひと続きの大空間として使うことができます。
和室の収納扉を襖から白い建具に替えたり、奥をベージュのアクセントクロスにすることで統一感も。
お客様が泊まるときの客間など、個室として使うときもこのようにすっきり。
和室は和室で残しておきたい、という方のための王道リノベですね。
上記事例詳細はこちらから
No.568 『みんな集まれー』一緒が楽しい広々リビング!!
カーテンで仕切れば、よりフレキシブルな空間に
築35年の中古マンションで、3LDKの細かく仕切られた間取りを1LDK+収納スペースにリノベしたお家です。
和室と一体化して拡げたリビングは、ダイニングとコンクリートの現しにした梁でゆるやかに空間を分けています。
こちらがダイニングからの眺め。
もともとのリビングと和室だった部屋、ふたつの窓から光が降り注ぎます。
和室だったスペースとの間にカーテンレールを設置し、カーテンで仕切ることもできるようにしました。
建具ではなくカーテンを選択したことで、より軽やかな印象に。
というのも、こちらのマンションは直床だったため、無垢材を敷くために置床で対応。
現しの梁なども含め、床が上がった分の圧迫感を感じさせないため考えられているのです。
上記事例詳細はこちらから
No.561 家族の好きな色と想いをカタチに
和モダンのイメージならプリーツスクリーンもオススメ
退職を機に、お家で過ごす時間をより充実させるために、十数年前に購入したマンションをリノベしたお家です。
3LDKの間取りをゆったりとしたLDKと書斎にし、LDKの一角に寝室を兼ねた畳コーナーを設けました。
畳コーナーの一部の壁は木格子にして光と風を通し、インテリアのアクセントに。
キッチン側とリビング側の2面を仕切るのは、和紙のような質感のプリーツスクリーン。
カーテンよりさらにすっきりと、光を柔らかく通しながら仕切ることができます。
このような和モダンの空間にもぴったりですね。
上記事例詳細はこちらから
No.684 「男のロマン」を感じる寛ぎの住まい
お家全体をワンルームのようにして、建具で仕切る
続いても3LDK→1LDKという間取り変更で、スペースをムダなく、暮らしやすくリノベしたご夫婦の例。
「やり過ぎないインダストリアル」という希望に合わせて、現しの天井などの質感がカッコイイ空間に。
無垢の木とコンクリートに、黒をアクセントにきかせています。
リビングの黒い引き戸の向こうが寝室で、そのまま奥に大容量のウォークインクロゼット、とつながります。
建具をすべて開け放つことで、家中に風が通り抜ける大空間に。
廊下を設けず、ほぼワンルームのような間取りで伸びやかな空間と、効率的な身支度が叶います。
寝室からの眺めはこんな感じ。
黒い建具も、ガラスが光を通し、重い印象になりません。
家族がコーヒーを淹れる香りと、朝日で目覚める休日…なんてステキですね。
上記事例詳細はこちらから
No.647 好きなインテリアに囲まれて開放的に
梁でゆるーくゾーニング、将来は独立した子ども部屋に
結婚を機に、築36年の中古マンションを購入されたご夫婦。
お料理好きなおふたりに合わせて、リビングの主役は使い勝手にこだわったアイランドキッチン。
南側2部屋も合わせてひとつの空間とし、広々としたリビングと奥まで光の届く明るさを実現しました。
特徴的なのがこちらの柱と梁で、素材にはアンティークの温もりを感じさせる古材が使われています。
これはデザインだけのものではなく、大空間LDKをリビング、スタディコーナーと緩やかに仕切る役割も。
将来、子どもが大きくなったらこの柱に合わせて独立した子ども部屋をつくることもできます。
家族のかたちに合わせて、今は線で、将来は面で仕切る、というやり方です。
上記事例詳細はこちらから
No.197 生活の中心はキッチン・・・食べて飲んで楽しく暮らす
まとめ
今回は「普段は大空間で、仕切ることもできる」という例を中心にご紹介しましたが、もっとしっかり仕切るやり方として、壁をつくってしまって室内窓でLDKとつなぐ、という方法もあります。これは、お家でお仕事されている方のワークスペースや、子ども部屋に多く採用されています。
上記事例詳細はこちらから
No.691 仲良し家族の”HYGGE"な時間
いずれにしても、将来の子どもの成長や独立も見据えて、長い目で見た暮らしのカタチをイメージすることが住まいづくりにはとても大切。リノベーションを機に、10年後、20年後…の家族の年齢と想定されるライフスタイルをまとめてみるのもいいですね。
格納できる建具でスッキリ大空間→個室にも!
お気に入りの街で築33年のマンションを購入し、暮らしやすくリノベすることにしたご家族。
「家族が安心してひとつの場所で過ごせる場所」という希望どおり、半独立型だったダイニング・キッチンの仕切り壁や建具を撤去してLDKを拡げています。
取り除けない壁は角をアール2つの開口を設けて使いやすく、見た目も楽しいインテリアに。
右側がもともと和室だった部分ですが、入り口の建具を壁に収めて、普段はリビングとつなげています。
既存の床の間をなくした和室は、建具を格納タイプの4枚引き戸に変更。
建具を格納してしまえば、リビングと一体化してひと続きの大空間として使うことができます。
和室の収納扉を襖から白い建具に替えたり、奥をベージュのアクセントクロスにすることで統一感も。
お客様が泊まるときの客間など、個室として使うときもこのようにすっきり。
和室は和室で残しておきたい、という方のための王道リノベですね。
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No.568 『みんな集まれー』一緒が楽しい広々リビング!!
カーテンで仕切れば、よりフレキシブルな空間に
築35年の中古マンションで、3LDKの細かく仕切られた間取りを1LDK+収納スペースにリノベしたお家です。
和室と一体化して拡げたリビングは、ダイニングとコンクリートの現しにした梁でゆるやかに空間を分けています。
こちらがダイニングからの眺め。
もともとのリビングと和室だった部屋、ふたつの窓から光が降り注ぎます。
和室だったスペースとの間にカーテンレールを設置し、カーテンで仕切ることもできるようにしました。
建具ではなくカーテンを選択したことで、より軽やかな印象に。
というのも、こちらのマンションは直床だったため、無垢材を敷くために置床で対応。
現しの梁なども含め、床が上がった分の圧迫感を感じさせないため考えられているのです。
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No.561 家族の好きな色と想いをカタチに
和モダンのイメージならプリーツスクリーンもオススメ
退職を機に、お家で過ごす時間をより充実させるために、十数年前に購入したマンションをリノベしたお家です。
3LDKの間取りをゆったりとしたLDKと書斎にし、LDKの一角に寝室を兼ねた畳コーナーを設けました。
畳コーナーの一部の壁は木格子にして光と風を通し、インテリアのアクセントに。
キッチン側とリビング側の2面を仕切るのは、和紙のような質感のプリーツスクリーン。
カーテンよりさらにすっきりと、光を柔らかく通しながら仕切ることができます。
このような和モダンの空間にもぴったりですね。
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No.684 「男のロマン」を感じる寛ぎの住まい
お家全体をワンルームのようにして、建具で仕切る
続いても3LDK→1LDKという間取り変更で、スペースをムダなく、暮らしやすくリノベしたご夫婦の例。
「やり過ぎないインダストリアル」という希望に合わせて、現しの天井などの質感がカッコイイ空間に。
無垢の木とコンクリートに、黒をアクセントにきかせています。
リビングの黒い引き戸の向こうが寝室で、そのまま奥に大容量のウォークインクロゼット、とつながります。
建具をすべて開け放つことで、家中に風が通り抜ける大空間に。
廊下を設けず、ほぼワンルームのような間取りで伸びやかな空間と、効率的な身支度が叶います。
寝室からの眺めはこんな感じ。
黒い建具も、ガラスが光を通し、重い印象になりません。
家族がコーヒーを淹れる香りと、朝日で目覚める休日…なんてステキですね。
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No.647 好きなインテリアに囲まれて開放的に
梁でゆるーくゾーニング、将来は独立した子ども部屋に
結婚を機に、築36年の中古マンションを購入されたご夫婦。
お料理好きなおふたりに合わせて、リビングの主役は使い勝手にこだわったアイランドキッチン。
南側2部屋も合わせてひとつの空間とし、広々としたリビングと奥まで光の届く明るさを実現しました。
特徴的なのがこちらの柱と梁で、素材にはアンティークの温もりを感じさせる古材が使われています。
これはデザインだけのものではなく、大空間LDKをリビング、スタディコーナーと緩やかに仕切る役割も。
将来、子どもが大きくなったらこの柱に合わせて独立した子ども部屋をつくることもできます。
家族のかたちに合わせて、今は線で、将来は面で仕切る、というやり方です。
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No.197 生活の中心はキッチン・・・食べて飲んで楽しく暮らす
まとめ
今回は「普段は大空間で、仕切ることもできる」という例を中心にご紹介しましたが、もっとしっかり仕切るやり方として、壁をつくってしまって室内窓でLDKとつなぐ、という方法もあります。これは、お家でお仕事されている方のワークスペースや、子ども部屋に多く採用されています。
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No.691 仲良し家族の”HYGGE"な時間
いずれにしても、将来の子どもの成長や独立も見据えて、長い目で見た暮らしのカタチをイメージすることが住まいづくりにはとても大切。リノベーションを機に、10年後、20年後…の家族の年齢と想定されるライフスタイルをまとめてみるのもいいですね。