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【お気に入りの逸品】M様邸(事例No.519)タペストリー編 -ポーランドのおばあさん手織りのタペストリー-

2019年5月3日(金)
東欧・ヤノフ村の人々の営みに思いを馳せて

リノベーションしたお家に飾る雑貨は、やはり厳選したお気に入りを、というお客様は多いもの。
Mさんのお家の階段・吹抜けスペースに選ばれたのは、素朴ながら手の込んだ手織りのタペストリーでした。
「浅草にある、チェコや東欧の雑貨を売っているお店『チェドックザッカストア』で見つけました」。
年に数回行われる作品展を見に行ったり、もともとお気に入りのお店だったそうです。
リノベの先輩のお気に入りの逸品|ポーランドのおばあさん手織りのタペストリー
二重織りで織られたタペストリーは、ポーランド北東部の小さな村、ヤノフ村の伝統的な織物。
村の女性たちが代々受け継いできた技術で、羊毛を洗い、糸車で糸を紡いで、手織り機で織られています。
図案集や作り方の手引書などはなく、なんと織り手が完成図を頭の中でイメージし、織りながらデザインするそう!
モチーフは、ポーランドの森の動物達や、伝統的な花や木々、村の人々の営み。


リノベの先輩のお気に入りの逸品|ポーランドのおばあさん手織りのタペストリー|その2
こちらのタペストリーにも、家や人のほか馬やネコやウサギなど、たくさんの動物たちが織り込まれていました。
蜂の巣箱らしきものも見えますね。ポーランドの村でつくられたハチミツって、どんな味がするんでしょうか?
ほかにも、お店にあった商品には一つひとつ「ベルナルダさんの花柄」や「ダヌータさんの鹿柄」と作り手の名前が。
「もう、この織物が織れるおばあちゃんも、数えるほどしかいなくなっちゃったらしいんです…」。
同じものをつくる人として、少し寂しそうにお話されるMさんでした。


リノベの先輩のお気に入りの逸品|ポーランドのおばあさん手織りのタペストリー|猫
ポーランドの伝統的な織物が海を渡って日本のお家に…なんだか不思議な気がします。
織り手さんも、心を込めた作品がMさんのお家に大切に飾られているのを知ったら、きっと喜んでくれるのではないでしょうか。
 
【逸品Data】
CEDOKzakkastore チェドックザッカストア
http://www.cedok.org/
30,000円くらい

今回お話を伺ったMさま邸はコチラ

>>Vol.1 お気に入りの逸品 M様邸【アンティークドア編】
>>Vol.2 お気に入りの逸品 M様邸【棚編】
>>Vol.3 お気に入りの逸品 M様邸【クロス編】
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