構造や下地用の裏方建材で、狙っては出せない味わいを
2018年8月19日(日)
倉庫風、ブルックリン風インテリアの流行に伴い、外装に使う建材を室内に使ったり、本来クロスなどで隠してしまう下地用建材をあえて見せるリノベが増えています。工事中の墨出し(躯体に直接書き入れた寸法や印)の跡をそのままにしたり、ざっくりした荒々しい質感であったりと、とにかく武骨で味わい深いのが特徴。
今回はそんな裏方建材を使ったリノベをご紹介します。
希望のエリアで、窓からの緑が美しい築43年の中古マンションを購入したご家族。
ピカピカした新建材よりも、肌ざわりを楽しめる素材感を大事にしたいというご希望でした。
そこで、コンクリートの躯体を現しにした壁や天井、足場板のカウンター、スチールなどを採用。
ざらざらした質感や工事の跡もそのままに、絶妙の味を楽しんでいます。
住み始めてからはこんな感じ。
長く使い続けている家具のざっくり感と馴染む、ラフな雰囲気の住まいとなりました。
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No.555 暮らしに合わせた家
リフォーム前提で築41年の中古マンションを購入したご夫婦。
バルコニー側2部屋の仕切りをなくして広々LDKに、床にはパイン無垢材を敷きました。
天井は上げて、躯体をそのまま見せるデザインに。
梁には取り外す予定で養生用に板を貼っていたのですが、その雰囲気を気に入ったオーナーさんの希望でそのままに。
パッチワークみたいな板の濃淡が、偶然の作り出した楽しい味になっています。
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No.438 ビンテージマンションを自分色に
自然豊かな郊外に、中古一戸建てを購入して子育てを始めたご家族。
1階に土間スペースと開放的なLDKを設け、見晴らしよく家族がつながるリノベーションを目指しました。
洗面スペースの天井と収納の壁に使ったのは、OSB合板。
木片をプレスして作られたOSB合板はエコで扱いやすく、DIYでも人気急上昇中。
もともとは構造や下地に使われる建材ですが、木片のランダムな向きがカッコよく、内装に使う例が増えています。
こちらの洗面室ではタイルを斜めに貼っているのですが、少し凝った素材ともバランスのいい優秀建材でもあります。
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No.598 家族の好きな色と想いをカタチに
5角形のメゾネットタイプという、特長的なかたちのご実家をリノベした例です。
家の形に合わせた造作家具で空間を有効活用し、階段は鉄骨にすることで、光と風が通り抜けるようにしました。
階段下もオープンな収納スペースに。
使ったのはオーナーさんが木目を気に入ったというラーチ合板。
構造用合板とも呼ばれるラーチ材はスライスした針葉樹を互い違いの木目方向で貼り合わせたもの。
比較的リーズナブルで強度が高く、はっきりした木目にファンも多い建材です。
こちらのお家では、濃い目に塗装して使用。
タイルやアイアンなどと組み合わせることで、ラフながら高級感のある空間に仕上げています。
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No.246 昭和時代の喫茶店のようないえ
築30年ほどの中古住宅を購入して10年ほど住んだご家族。
震災後の傷みや今後の耐震性が気になり、リノベーションを決意されたお家です。
「自然素材や古いものがかもし出す、やさしい空気感に囲まれて暮らしたい」という考えのオーナーさん。
むき出しの床組み、コンクリート、モルタル、下地材である木繊セメント板、ホゾがあいたままの柱をそのまま残すことに。
念願だったペレットストーブも土間に設置。
土間から続く空間に、木繊セメント板の壁が違和感なく続きます。
木毛セメント板とも呼ぶ木繊セメント板は、リボン状に削りだした木材をセメントを混ぜて固めた建材。
間伐材や加工で出てきた残り材を使用しているためエコで、セメントの特性で断熱性が高いのも特長です。
有機質(木片)と無機質(セメント)が融合した独特の質感に、最近は内装材として注目が集まっています。
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No.557 ―自然素材に囲まれて― 家族の思い出を紡ぐ家
知れば知るほど奥の深い裏方建材。これらを絶妙のバランスで取り入れてオリジナルの空間をつくり上げるのも、新築にはないリノベーションの醍醐味かもしれません。
木繊セメント板については、スタイル工房の新高円寺モデルルームでも取り入れられています。その雰囲気を確認してみたい方はぜひ見学をご予約ください。
今回はそんな裏方建材を使ったリノベをご紹介します。
【コンクリート】通常は隠す躯体の壁をインテリアに
希望のエリアで、窓からの緑が美しい築43年の中古マンションを購入したご家族。
ピカピカした新建材よりも、肌ざわりを楽しめる素材感を大事にしたいというご希望でした。
そこで、コンクリートの躯体を現しにした壁や天井、足場板のカウンター、スチールなどを採用。
ざらざらした質感や工事の跡もそのままに、絶妙の味を楽しんでいます。
住み始めてからはこんな感じ。
長く使い続けている家具のざっくり感と馴染む、ラフな雰囲気の住まいとなりました。
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No.555 暮らしに合わせた家
【構造木材】工事中の養生板を気に入ってそのままに
リフォーム前提で築41年の中古マンションを購入したご夫婦。
バルコニー側2部屋の仕切りをなくして広々LDKに、床にはパイン無垢材を敷きました。
天井は上げて、躯体をそのまま見せるデザインに。
梁には取り外す予定で養生用に板を貼っていたのですが、その雰囲気を気に入ったオーナーさんの希望でそのままに。
パッチワークみたいな板の濃淡が、偶然の作り出した楽しい味になっています。
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No.438 ビンテージマンションを自分色に
【OSB合板】ランダムな木目がラフで若々しい雰囲気
自然豊かな郊外に、中古一戸建てを購入して子育てを始めたご家族。
1階に土間スペースと開放的なLDKを設け、見晴らしよく家族がつながるリノベーションを目指しました。
洗面スペースの天井と収納の壁に使ったのは、OSB合板。
木片をプレスして作られたOSB合板はエコで扱いやすく、DIYでも人気急上昇中。
もともとは構造や下地に使われる建材ですが、木片のランダムな向きがカッコよく、内装に使う例が増えています。
こちらの洗面室ではタイルを斜めに貼っているのですが、少し凝った素材ともバランスのいい優秀建材でもあります。
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No.598 家族の好きな色と想いをカタチに
【ラーチ材】針葉樹の美しい木目を塗装して民芸調に
5角形のメゾネットタイプという、特長的なかたちのご実家をリノベした例です。
家の形に合わせた造作家具で空間を有効活用し、階段は鉄骨にすることで、光と風が通り抜けるようにしました。
階段下もオープンな収納スペースに。
使ったのはオーナーさんが木目を気に入ったというラーチ合板。
構造用合板とも呼ばれるラーチ材はスライスした針葉樹を互い違いの木目方向で貼り合わせたもの。
比較的リーズナブルで強度が高く、はっきりした木目にファンも多い建材です。
こちらのお家では、濃い目に塗装して使用。
タイルやアイアンなどと組み合わせることで、ラフながら高級感のある空間に仕上げています。
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No.246 昭和時代の喫茶店のようないえ
【木繊セメント板】コンクリートの男前感と、木のぬくもりを備えた注目素材
築30年ほどの中古住宅を購入して10年ほど住んだご家族。
震災後の傷みや今後の耐震性が気になり、リノベーションを決意されたお家です。
「自然素材や古いものがかもし出す、やさしい空気感に囲まれて暮らしたい」という考えのオーナーさん。
むき出しの床組み、コンクリート、モルタル、下地材である木繊セメント板、ホゾがあいたままの柱をそのまま残すことに。
念願だったペレットストーブも土間に設置。
土間から続く空間に、木繊セメント板の壁が違和感なく続きます。
木毛セメント板とも呼ぶ木繊セメント板は、リボン状に削りだした木材をセメントを混ぜて固めた建材。
間伐材や加工で出てきた残り材を使用しているためエコで、セメントの特性で断熱性が高いのも特長です。
有機質(木片)と無機質(セメント)が融合した独特の質感に、最近は内装材として注目が集まっています。
上記事例詳細はこちらから
No.557 ―自然素材に囲まれて― 家族の思い出を紡ぐ家
まとめ
知れば知るほど奥の深い裏方建材。これらを絶妙のバランスで取り入れてオリジナルの空間をつくり上げるのも、新築にはないリノベーションの醍醐味かもしれません。
木繊セメント板については、スタイル工房の新高円寺モデルルームでも取り入れられています。その雰囲気を確認してみたい方はぜひ見学をご予約ください。