テレワークでますます需要拡大!仕切りつつ光と風を通す「室内窓」
2022年3月25日(金)
在宅勤務が定着したことで、おうちに個室をつくりたい!という要望が増えています。お仕事以外でも、家族が家にいる時間が多くなれば、ひとりになれる場所の必要性はぐんと高まります。限られたスペースを仕切るときに、十分な採光と通風を確保するために便利なのが「室内窓」。もはや定番アイテムとなりつつある「室内窓」を上手く使った例をご紹介します。
築16年のマンションを、夫婦ふたりと愛犬が快適に暮らせる家にしようとリノベーションされたお家です。
希望したのは、家全体に風が行き渡る、つながりのある間取りでした。
キッチンカウンターから廊下を挟んだ向かいに、多目的に使えるワークスペースを用意。
リビングの一部でありながらほどよい独立感もあり、室内窓のおかげで風と光が通ります。
奥のドアはウォークスルークロゼットにつながり、そのまま寝室に抜けることができます。
つまり、家全体をぐるりと回遊できる間取りとなっているのです。
ガラスは透明ではなく、凹凸のあるタイプを選びました。
なんとなく気配が分かる程度に視線を通し、光に陰影が加わることで、表情豊かな空間になります。
上記事例詳細はこちらから:No.615 ~吹き抜ける風まで「機能美」に~
築7年の築浅マンションの、間取りを大きく変えずに好みの内装にリノベした例です。
リビングの壁に黒い小窓が見えますね。
こちらは、もともとは収納だったスペースをリノベした書斎。
扉を撤去してリビングとの間の壁に小窓を設けました。
右側の本棚も、もとは扉付きの収納だったのをオープンにして棚板を造作したもの。
ちょこっとリノベで使い勝手やインテリアを飛躍的に向上させています。
小窓は開け放てば風を通し、インテリアのアクセントにもなります。
上記事例詳細はこちらから:No.612 既存空間+ビンテージ家具、うまくとけ合うちょこっとリノベ
お子様の誕生を機に築10年のマンションを購入、リノベされたご家族。
3LDKの和室部分をリビングに取り込んで、広々とした2LDKに。
奥に土間と主寝室、リビングと室内窓でつながる部屋は、将来の子ども部屋です。
リビングに収納場所を作ると散らかりがちな、子どものおもちゃやワードローブのためのスペースもつくりました。
リビングからの視線がしっかり届くので、子どもも親も安心ですね。
白くナチュラルなインテリアですが、現しにしたコンクリートの梁とダクトがカッコいいリビング。
室内窓の黒いアイアンもそれらの無骨なイメージに似合っています。
室内窓があることで、壁に表情が生まれるのが分かります。
光やグリーンの影がガラスに映るのも素敵ですね。
上記事例詳細はこちらから:No.624 ツナガル形 ツナガル想い
続いては、キッチンの位置を変えずⅡ型にリノベしたお家。
コンロ側を壁ではなく、木とガラスで室内窓を造作しました。
ここを室内窓にすることで、奥のパントリーまで視線が抜けて、空間に奥行きが出ます。
セミオープンなキッチンを明るく保つ役割も。
キッチンの天井が低くなっていることで、かえってゾーニングにひと役買っていますね。
閉じてしまうと暗いけど、完全にオープンにしてしまうのも抵抗がある、という時にオススメの方法です。
上記事例詳細はこちらから:No.618 リビングから始まる1日
マンションの角部屋以外では、どうしても間取りの内側に位置することが多い洗面室。
明るいリビング横につくり、室内窓でつなげました。
このように建具までガラスにすれば、さらに明るくなります。
さらに、こちらのおうちはバルコニー側の壁にも大型の室内窓をはめこんでいます。
チェッカーガラスを採用しているため、気配は分かるものの、細かいところまでは見えません。
中からはこんな感じで、確かに明るい!
左側が壁だったら昼でも照明が必要なところを、十分な光が届き、圧迫感もありません。
この写真の事例詳細はこちら:No.781 くつろぎと心地よさを追求して
こちらは快適な一人暮らしのために、2LDKのヴィンテージマンションを1LDKにリノベしたお家。
玄関からリビングに向かって左側はワークスペース、右側の黒いドアが寝室につながっています。
寝室の壁は一部室内窓にしました。
壁の一部にOSB合板を採用し、ラフな素材感を楽しむ住まいに。
寝室から見たアングルです。
上部がオープンになり、風を通すことができます。
開け放てる上段はクリアなガラスに、下段は凹凸のあるタイプで丸見えにならないように配慮。
随所に取り入れたブラックが空間を引き締め、カッコいい男前インテリアが完成しました。
上記事例詳細はこちらから:No.603 自分らしくビンテージマンションで暮らす
マンションを中心にご紹介してきましたが、もちろん一戸建てでも室内窓は大活躍します。
ご両親と同居することになったご家族の希望は、キッチンや水廻りは共用しつつ、それぞれがくつろげる空間。
そこで、2階に子世帯の寝室とリビング、トイレをつくりました。
リビングは家の真ん中になるため、階段室との間を室内窓にして、そこから光を取り込んでいます。
光や風だけでなく、ほどよく仕切ることで空間と空間の距離を調節できる室内窓。
三世代同居にオススメのアイデアです。
上記事例詳細はこちらから:No.597 笑顔あふれる家族が集う
こちらのお家は番外編。
新築一戸建てですが、室内窓のアイデアはぜひマネしたいもの。
2階リビングとつながる大きめの室内窓の向こうは…。
家事室です。洗濯機置き場もここにあり、奥のドアからはバルコニーに出ることもできます。
リビングとは室内窓でもつながり、バルコニーでもつながる回遊動線。
作業台もあるのでここで洗濯物を仕分けたり、アイロンをかけることも。
雨の日や花粉が気になる日の室内干しも叶います。
リビング側です。
室内窓のちょっとしたスペースに、雑貨を飾って楽しんでいます。
上記事例詳細はこちらから:No.604 長期優良の新築。という選択
ワークスペースとリビングをほどよく区切る
築16年のマンションを、夫婦ふたりと愛犬が快適に暮らせる家にしようとリノベーションされたお家です。
希望したのは、家全体に風が行き渡る、つながりのある間取りでした。
キッチンカウンターから廊下を挟んだ向かいに、多目的に使えるワークスペースを用意。
リビングの一部でありながらほどよい独立感もあり、室内窓のおかげで風と光が通ります。
奥のドアはウォークスルークロゼットにつながり、そのまま寝室に抜けることができます。
つまり、家全体をぐるりと回遊できる間取りとなっているのです。
ガラスは透明ではなく、凹凸のあるタイプを選びました。
なんとなく気配が分かる程度に視線を通し、光に陰影が加わることで、表情豊かな空間になります。
上記事例詳細はこちらから:No.615 ~吹き抜ける風まで「機能美」に~
籠り感重視なら、小窓で少しだけつなげて
築7年の築浅マンションの、間取りを大きく変えずに好みの内装にリノベした例です。
リビングの壁に黒い小窓が見えますね。
こちらは、もともとは収納だったスペースをリノベした書斎。
扉を撤去してリビングとの間の壁に小窓を設けました。
右側の本棚も、もとは扉付きの収納だったのをオープンにして棚板を造作したもの。
ちょこっとリノベで使い勝手やインテリアを飛躍的に向上させています。
小窓は開け放てば風を通し、インテリアのアクセントにもなります。
上記事例詳細はこちらから:No.612 既存空間+ビンテージ家具、うまくとけ合うちょこっとリノベ
子ども部屋とリビングを室内窓でつなげば、親子どちらも安心
お子様の誕生を機に築10年のマンションを購入、リノベされたご家族。
3LDKの和室部分をリビングに取り込んで、広々とした2LDKに。
奥に土間と主寝室、リビングと室内窓でつながる部屋は、将来の子ども部屋です。
リビングに収納場所を作ると散らかりがちな、子どものおもちゃやワードローブのためのスペースもつくりました。
リビングからの視線がしっかり届くので、子どもも親も安心ですね。
白くナチュラルなインテリアですが、現しにしたコンクリートの梁とダクトがカッコいいリビング。
室内窓の黒いアイアンもそれらの無骨なイメージに似合っています。
室内窓があることで、壁に表情が生まれるのが分かります。
光やグリーンの影がガラスに映るのも素敵ですね。
上記事例詳細はこちらから:No.624 ツナガル形 ツナガル想い
一角をガラスにすることで、キッチンの手元を明るく
続いては、キッチンの位置を変えずⅡ型にリノベしたお家。
コンロ側を壁ではなく、木とガラスで室内窓を造作しました。
ここを室内窓にすることで、奥のパントリーまで視線が抜けて、空間に奥行きが出ます。
セミオープンなキッチンを明るく保つ役割も。
キッチンの天井が低くなっていることで、かえってゾーニングにひと役買っていますね。
閉じてしまうと暗いけど、完全にオープンにしてしまうのも抵抗がある、という時にオススメの方法です。
上記事例詳細はこちらから:No.618 リビングから始まる1日
窓のない洗面室に光をとどけつつ、視線はさえぎる
キッチンにつづき、洗面まわりを室内窓で明るくした例をご紹介します。マンションの角部屋以外では、どうしても間取りの内側に位置することが多い洗面室。
明るいリビング横につくり、室内窓でつなげました。
このように建具までガラスにすれば、さらに明るくなります。
さらに、こちらのおうちはバルコニー側の壁にも大型の室内窓をはめこんでいます。
チェッカーガラスを採用しているため、気配は分かるものの、細かいところまでは見えません。
中からはこんな感じで、確かに明るい!
左側が壁だったら昼でも照明が必要なところを、十分な光が届き、圧迫感もありません。
この写真の事例詳細はこちら:No.781 くつろぎと心地よさを追求して
寝室との間に設けて、公私をゆるやかにゾーニング
こちらは快適な一人暮らしのために、2LDKのヴィンテージマンションを1LDKにリノベしたお家。
玄関からリビングに向かって左側はワークスペース、右側の黒いドアが寝室につながっています。
寝室の壁は一部室内窓にしました。
壁の一部にOSB合板を採用し、ラフな素材感を楽しむ住まいに。
寝室から見たアングルです。
上部がオープンになり、風を通すことができます。
開け放てる上段はクリアなガラスに、下段は凹凸のあるタイプで丸見えにならないように配慮。
随所に取り入れたブラックが空間を引き締め、カッコいい男前インテリアが完成しました。
上記事例詳細はこちらから:No.603 自分らしくビンテージマンションで暮らす
二世帯住宅の階段室に設けて、親子世帯をほどよくつなげる
マンションを中心にご紹介してきましたが、もちろん一戸建てでも室内窓は大活躍します。
ご両親と同居することになったご家族の希望は、キッチンや水廻りは共用しつつ、それぞれがくつろげる空間。
そこで、2階に子世帯の寝室とリビング、トイレをつくりました。
リビングは家の真ん中になるため、階段室との間を室内窓にして、そこから光を取り込んでいます。
光や風だけでなく、ほどよく仕切ることで空間と空間の距離を調節できる室内窓。
三世代同居にオススメのアイデアです。
上記事例詳細はこちらから:No.597 笑顔あふれる家族が集う
家事室との間を区切って、家事を2階に集約
こちらのお家は番外編。
新築一戸建てですが、室内窓のアイデアはぜひマネしたいもの。
2階リビングとつながる大きめの室内窓の向こうは…。
家事室です。洗濯機置き場もここにあり、奥のドアからはバルコニーに出ることもできます。
リビングとは室内窓でもつながり、バルコニーでもつながる回遊動線。
作業台もあるのでここで洗濯物を仕分けたり、アイロンをかけることも。
雨の日や花粉が気になる日の室内干しも叶います。
リビング側です。
室内窓のちょっとしたスペースに、雑貨を飾って楽しんでいます。
上記事例詳細はこちらから:No.604 長期優良の新築。という選択