空間にリズムを、暮らしに優しさを。R下がり壁のある家
2019年4月7日(日)
入り口やドアのかたち…といえば四角が基本ですが、曲線を取り入れるお家も増えています。
「R(アール)下がり壁」とも呼ばれるこれらのデザイン。
角を丸くしたり、上部をアーチ型にするだけで、雰囲気がぐっと柔らかく、空間に個性が生まれます。お家に曲線があることで、なんだか気持ちも優しくなりそう…そんな実例を集めてみました。
キッチンとの間の抜けない壁。曲線でふんわりゾーニング
築33年の中古マンションを購入してリノベしたお家です。
半独立型だったダイニング・キッチンの仕切り壁や建具を撤去し、廊下だったスペースも取り込むことで広々としたリビングに。
キッチンとダイニングの間の壁は、構造上取り除けなかったため、2つの開口をつくりました。
角を丸くすることで、ほどよい独立感がかえって心地いいダイニングスペース。
食事とくつろぎの空間をゾーニングする役割も果たしています。
丸テーブルで曲線を繰り返すことで、さらに柔らかいイメージに。
アールの入り口なら、抜けない壁も「あえてこうした」ような雰囲気にしてくれます。
上記事例詳細はこちらから
No.568 『みんな集まれー』一緒が楽しい広々リビング!!
リビング横の多目的スペースとの間を区切る
こちらはリノベではなく、最終的に建て替えを選択されたお家ですが、リビングに曲線を取り入れました。
キッチンとリビングの間をつなぐ予備室は、子どもの遊び場やお昼寝スペースとして活用するそう。
明るいグレーのアクセントクロスとの相性も◎。
この一ヶ所を曲線にするだけで、住む人の人となりが見えてくるような、表情豊かなお家になりますね。
上記事例詳細はこちらから
No.604 長期優良の新築。という選択
2階リビングの大空間。水まわりへはアールの入り口から
こちらも中古リノベから新築へとシフトしたお家です。
都心の住宅地での開放感ある暮らしと、音楽室を実現するためにイチから建てることを決意されました。
日当たりを考えてリビングは2階に。
廊下などを設けず2階全体をLDKとして使い、同じ空間のなかに洗面とトイレを設けています。
このスペースが洗面への入り口。
トイレの入り口は引き戸にして、こちらも空間を有効活用。
階段のそばにあることで、3階からもアクセスしやすくなっています。
上記事例詳細はこちらから
No.532 吹抜けからうまれた開放感と光に満ちた暮し
回遊動線をゆるやかにつなぐ、まあるい入り口
ワンストップリノベーションサービスを利用して、中古マンションを購入されたご夫婦。
和室を取り込んでリビングを大きくとった間取り変更を行いました。
希望されていた大容量のパントリーの空間を先に決め、そこからキッチンの位置を決めていったそう。
キッチンを中心にリビング~パントリーとぐるりと回遊できる動線となっています。
このように、収納の入り口にはアールの入り口はぴったり。
ドアを設けず出入りがしやすいこと、曲線の効果でほどよく目線を逸らしてくれることがその理由です。
上記事例詳細はこちらから
No.586 回遊できるおうちで気ままなニャンライフ
キッチンからパントリーへの動線の途中に
こちらのお家も、キッチン横、やはりパントリースペースの入り口にアールが取り入れられています。
角部屋のマンションということで、パントリーの奥はお勝手口のような感覚でバルコニーにアクセス。
パントリーの手前はティーセットコーナー。
ダイニングも近く、キッチンに入らなくてもお茶を入れることができます。
「ちょっと休憩」のほっこり気分にも、アール下がり壁はぴったりですね。
上記事例詳細はこちらから
No.646 “いま”と“これから”を見据えて…
空間を有効活用したコンパクトなパントリーにも
こちらの一戸建てのお家は、L字型というやや変則的な間取り。
Lの先の部分をキッチンにし、お家の角を利用して、冷蔵庫との間にコンパクトなパントリーを設けました。
ここでもアールの入り口が大活躍。
入り口をまるく控えめにすることで、生活感をカバーしてくれています。
上記事例詳細はこちらから
No.614 木の温もり感じるアメリカンレトロスタイル
お気に入りのクロスも可愛く切り取ってくれる
やはりパントリーの入り口。こちらのお家は、内部にロマンチックな花柄の輸入クロスを貼りました。
面積の小さい収納内部なら、このような大胆な柄にも挑戦しやすいですね。
キッチンから見ると、アールの入り口がこんな風にクロスを切り取ります。
四角い入り口よりも断然かわいい!
花柄のクロスの良さを最大に引き出してくれました。
上記事例詳細はこちらから
No.618 リビングから始まる1日
もちろん、ドアをつけることもできる
最後は、お父様の介護のために、築21年のマンションを購入してリノベした例です。
和室を車椅子も使いやすいフローリングにして、4枚引き戸で段差をなくしました。
家族が安心できるように、建具などに以前のお家のモチーフを取り入れているこちらのお家。
アールの入り口は、どこかノスタルジックなこれらの味わいにもぴったりです。
納戸への入り口ということで、ドアを設けました。
引き戸にすれば、アールの形にもフレキシブルに対応してくれます。
ドアも壁と同じ白をえらび、シンプルですっきりとした印象に。
ご参考までに、ドアを設けず入り口を目隠ししたい場合は、ロールスクリーンやカーテンで隠すという方法もあります。
上記事例詳細はこちらから
No.588 家族の思いやりがいっぱい
まとめ
「入り口をアールにすることで、費用はどのくらい上がりますか?」という質問をいただきますが、手間がかかる分、大工さんの工賃として費用が上がってしまう場合があります。
とはいえ、ドアを設けていないため、建具をつけた場合に比べると安くなることも。
建具の金額もかなり幅があり、設置場所の壁の状況によっても違うため、一概には言えないのです。もし取り入れたい場合は、早めにプランナーにご相談ください。
「R(アール)下がり壁」とも呼ばれるこれらのデザイン。
角を丸くしたり、上部をアーチ型にするだけで、雰囲気がぐっと柔らかく、空間に個性が生まれます。お家に曲線があることで、なんだか気持ちも優しくなりそう…そんな実例を集めてみました。
キッチンとの間の抜けない壁。曲線でふんわりゾーニング
築33年の中古マンションを購入してリノベしたお家です。
半独立型だったダイニング・キッチンの仕切り壁や建具を撤去し、廊下だったスペースも取り込むことで広々としたリビングに。
キッチンとダイニングの間の壁は、構造上取り除けなかったため、2つの開口をつくりました。
角を丸くすることで、ほどよい独立感がかえって心地いいダイニングスペース。
食事とくつろぎの空間をゾーニングする役割も果たしています。
丸テーブルで曲線を繰り返すことで、さらに柔らかいイメージに。
アールの入り口なら、抜けない壁も「あえてこうした」ような雰囲気にしてくれます。
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No.568 『みんな集まれー』一緒が楽しい広々リビング!!
リビング横の多目的スペースとの間を区切る
こちらはリノベではなく、最終的に建て替えを選択されたお家ですが、リビングに曲線を取り入れました。
キッチンとリビングの間をつなぐ予備室は、子どもの遊び場やお昼寝スペースとして活用するそう。
明るいグレーのアクセントクロスとの相性も◎。
この一ヶ所を曲線にするだけで、住む人の人となりが見えてくるような、表情豊かなお家になりますね。
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No.604 長期優良の新築。という選択
2階リビングの大空間。水まわりへはアールの入り口から
こちらも中古リノベから新築へとシフトしたお家です。
都心の住宅地での開放感ある暮らしと、音楽室を実現するためにイチから建てることを決意されました。
日当たりを考えてリビングは2階に。
廊下などを設けず2階全体をLDKとして使い、同じ空間のなかに洗面とトイレを設けています。
このスペースが洗面への入り口。
トイレの入り口は引き戸にして、こちらも空間を有効活用。
階段のそばにあることで、3階からもアクセスしやすくなっています。
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No.532 吹抜けからうまれた開放感と光に満ちた暮し
回遊動線をゆるやかにつなぐ、まあるい入り口
ワンストップリノベーションサービスを利用して、中古マンションを購入されたご夫婦。
和室を取り込んでリビングを大きくとった間取り変更を行いました。
希望されていた大容量のパントリーの空間を先に決め、そこからキッチンの位置を決めていったそう。
キッチンを中心にリビング~パントリーとぐるりと回遊できる動線となっています。
このように、収納の入り口にはアールの入り口はぴったり。
ドアを設けず出入りがしやすいこと、曲線の効果でほどよく目線を逸らしてくれることがその理由です。
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No.586 回遊できるおうちで気ままなニャンライフ
キッチンからパントリーへの動線の途中に
こちらのお家も、キッチン横、やはりパントリースペースの入り口にアールが取り入れられています。
角部屋のマンションということで、パントリーの奥はお勝手口のような感覚でバルコニーにアクセス。
パントリーの手前はティーセットコーナー。
ダイニングも近く、キッチンに入らなくてもお茶を入れることができます。
「ちょっと休憩」のほっこり気分にも、アール下がり壁はぴったりですね。
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No.646 “いま”と“これから”を見据えて…
空間を有効活用したコンパクトなパントリーにも
こちらの一戸建てのお家は、L字型というやや変則的な間取り。
Lの先の部分をキッチンにし、お家の角を利用して、冷蔵庫との間にコンパクトなパントリーを設けました。
ここでもアールの入り口が大活躍。
入り口をまるく控えめにすることで、生活感をカバーしてくれています。
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No.614 木の温もり感じるアメリカンレトロスタイル
お気に入りのクロスも可愛く切り取ってくれる
やはりパントリーの入り口。こちらのお家は、内部にロマンチックな花柄の輸入クロスを貼りました。
面積の小さい収納内部なら、このような大胆な柄にも挑戦しやすいですね。
キッチンから見ると、アールの入り口がこんな風にクロスを切り取ります。
四角い入り口よりも断然かわいい!
花柄のクロスの良さを最大に引き出してくれました。
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No.618 リビングから始まる1日
もちろん、ドアをつけることもできる
最後は、お父様の介護のために、築21年のマンションを購入してリノベした例です。
和室を車椅子も使いやすいフローリングにして、4枚引き戸で段差をなくしました。
家族が安心できるように、建具などに以前のお家のモチーフを取り入れているこちらのお家。
アールの入り口は、どこかノスタルジックなこれらの味わいにもぴったりです。
納戸への入り口ということで、ドアを設けました。
引き戸にすれば、アールの形にもフレキシブルに対応してくれます。
ドアも壁と同じ白をえらび、シンプルですっきりとした印象に。
ご参考までに、ドアを設けず入り口を目隠ししたい場合は、ロールスクリーンやカーテンで隠すという方法もあります。
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No.588 家族の思いやりがいっぱい
まとめ
「入り口をアールにすることで、費用はどのくらい上がりますか?」という質問をいただきますが、手間がかかる分、大工さんの工賃として費用が上がってしまう場合があります。
とはいえ、ドアを設けていないため、建具をつけた場合に比べると安くなることも。
建具の金額もかなり幅があり、設置場所の壁の状況によっても違うため、一概には言えないのです。もし取り入れたい場合は、早めにプランナーにご相談ください。