Vol.2　紆余曲折の物件探し。エリアを広げて出会った理想的な物件

◆家族みんなが家に帰りたくなる、子育て中共働き夫婦のつくる家

リノベーションのリアルな現場をお伝えする「リノベ密着レポ」。
第10弾は共働きをしながら保育園に通うお子様を育てるO様のリノベーションレポートです。「地元で見つけたい！」と始まった物件探しですが、その夢は早くも打ち砕かれます。諦めきれないO様は住みたいエリアを行ったり来たり。そんなO様が納得のいく物件に出会うまでのストーリーをご紹介します。


◆「買えない」現実を直視し、エリアを広げて隣接市で物件探し

武蔵野市で生まれ育ったご主人と学生の頃から武蔵野市にお住まいだった奥様。結婚後も武蔵野市にお住いでした。馴染みのある町に住みたいと、武蔵野市での物件探しを希望。「物件について基本的なことを聞いた段階で、早くも武蔵野市は無理だということがわかりました。物件が高い！」

そこで、エリアを広げ探すことに。紹介された街をいくつか見に行ったO様でしたが、次第に「遠い」と感じるようになり、武蔵野市で頑張って探そうという結論に戻ってしまったとか。でも、やはり武蔵野市では買える物件を見つけることができず、改めて住みたいエリアを検討することに。

馴染みの吉祥寺に出やすいこと、お子さまが今の保育園に通えることを条件に、エリアを再選定。ご自身でエリアマップも作成し、最終的には武蔵野市に隣接するエリアに絞って探すことを決めました。


物件を探しながら、新たな気付きもあったようです。

「妻は高いところがダメだということがわかりました」とご主人。6階の住戸を見に行った時、外廊下からの景色を見て、「なんか高いな」と思ったそうです。「これまでも5階に住んでいたのですが、実は怖いと思っていたんです」と奥様。必然的に低層階の住戸、しかも3階までの物件を探すことになったそう。「紹介された物件の中に、エリア的にも予算的にもぴったりの物件がありましたが、９階だったので諦めました。」

また、生活がお子さま中心になりつつあったO様は下階への音も気になりつつも、１階は住みたくない…。2階か3階で下階に住戸のない物件。難易度はなかなか高そうです。


探しながら自分たちの住まいの具体的なイメージが出来上がっていった


◆2階なのに下階なし。理想的な物件に出会う！

エリアを絞って、低層階の物件を探すO様。「もちろん、紹介された物件もありますが、自分たちでも探して、気になった物件を送りました。物件探しを一緒にしてくれる足立さんに気になる物件情報を送ると調べてくれて、ここは危ないとか利便性が良くないとか、赤点がついて戻ってくる。なので、見るまでには至らない物件が多かったです。」

物件探しについては、新耐震基準のことも、チェックポイントも何も知らなかったO様でしたが、やり取りをするうちに物件のどこを見たらいいのか、勘所が身についていったと言います。鍛えられた目で見つけたのが、購入した物件です。奥様がSUUMOで見つけました。「この物件は、珍しく足立さんに褒められて…(笑)。めちゃめちゃいいです、と太鼓判をいただきました。」2017年4月、物件を探し始めて約半年のことでした。

さっそく、内見へ。「2階なのに眺望、日当たりが良く、角部屋なので隣接する住戸は上と隣りだけ。吉祥寺へもバスで出られる」と購入を決意。下階は通路になっているので、お子さまが走り回っても何の問題もありません。優先順位を下げていた音の問題も解消できる、理想的な物件でした。




◆契約は5月、引き渡しは12月末。ゆっくり時間をかけてプラン作成できる？！

誰にもとられないうちに、と早々に申し込みを入れます。売主の事情で、引っ越しは12月末。契約は5月ながら引き渡しは12月末以降というスケジュールだったので半年かけて、プランを考えることができます。「おかげで、いろいろとリフォームの資料を見る時間もできたし、準備期間が取れてよかったです。ただ、のんびりしすぎて、最後は慌てることになるんですけど（笑）」

引き渡しまで半年の間、じっくりプラン作成をされたのかと思いきや！次回は、共働きの子育てファミリーが暮らしやすいプランができるまでを紹介します。


◆O様新居お引越しまでのスケジュール

2015年11月　お子さまの誕生を機に住み替えを考える
2016年2月　友人宅訪問。リノベーションを決意
2016年11月12日　スタイル工房来店
リノベーションラウンジ東京　足立さんと物件探し開始
2017年4月15日　内見。理想的な物件に出会う
2017年4月27日　物件申込み
2017年5月6日　無事物件契約