Vol.6 いつも見て触れる内装だから心を込めた仕上げに
2018年7月10日(火)
住まいのプロ集団ならではの新築物件を紹介する「新築密着レポ」
M様邸のVol.6は、内装・設備工事の模様をレポートします。
前回の記事はこちら
<Vol.5 完成したら見えない耐震・断熱工事こそしっかり>
◆M様ご夫妻もよく見学に来られ完成を待ちわびています
内装や設備の工事が始まりました。M様も頻繁に現場に足を運びとても楽しみなご様子でした。内装工事ではいろいろな職人がそれぞれの持ち場でベストを尽くし、互いに協力しながら進めていきます。
◆工事監督が取りまとめ、息の合った連係プレイで進める内装工事
①床貼り
ナチュラルで素朴なインテリアを希望したM様。床は1階があづみの松、
2階はオーク三層(床暖対応)の無垢材を採用しました。床貼りは根気のいる手作業。大工がフローリング材を一枚一枚釘で留めながら貼っていきます。微妙に色や木目が異なる無垢材をバランスよく、美しく見えるように仕上げるのが腕の見せどころ。
②大工造作
間仕切り壁や建具の枠、室内窓などを順次造作。間仕切り壁の一部を凹型にして飾り棚にする下地も作りました。
③建具取り付け
建具はどこか懐かしい雰囲気のものをセレクト。あらかじめ大工が作っていた枠に、建具職人が建て付けよく収めていきます。
④キッチンカウンター・洗面台造作
大工がキッチンカウンターや側板、台輪(台座)、収納などを造作。システムキッチンを収める準備をします。洗面も同じような段取りです。ここはスタイル工房の大工さんの腕の見せ所。造作家具まできれいに仕上げる大工さんはそんなにたくさんいるわけではないのです。
⑤塗装
木工事が落ち着くと、塗装職人の出番。キッチンカウンターや洗面台、窓枠、建具枠などあらゆる木部を塗装します。色は住環境にとって大切な要素なので、場所に応じて木目を生かしたり、なんども塗り重ねて深みのある色にしたり、一つひとつていねいに仕上げています。ここでも職人さんの腕がモノをいいます。同じペンキ塗りでもひと味もふた味も違う仕上がりに・・・
⑥クロス貼り
造作や塗装が終わるとクロス職人が登場。まず、下地となる石膏ボードの継ぎ目やネジ部分などを根気よくパテで埋めました。これは、クロスを美しく仕上げるための大切な工程です。この後、高い勾配天井から細かな造作部分まで、手際よくクロスが貼られていきました。
⑦水周り設備・照明設置
クロスが終わると水周り設備の洗面・便器などの器具の取り付けに。
同時に照明器具の取り付けも始まります。
ユニットバスは耐震・断熱工事のすぐあとで既に設置されていて、キッチンは大工造作の前に完了しています。
⑧最後の仕上げ、タイル施工
タイルはインテリアのほとんどが出来上がった段階で施工。イメージ通りの仕上がりに、見学に来た奥様の目が輝いていました。
この後、全ての養生が外されて引き渡しに向けてプロの清掃業者が念入りに清掃を行います。
いろいろな職人さんたちの息のあったプレイをスタイル工房の監督が総まとめ。順番に廻されてきたボールがゴールに向かってつながっていきます。
次回はいよいよ完成レポートです。M様に実際に暮らされた感想など生の声をインタビューします。お楽しみに。
M様邸のVol.6は、内装・設備工事の模様をレポートします。
前回の記事はこちら
<Vol.5 完成したら見えない耐震・断熱工事こそしっかり>
◆M様ご夫妻もよく見学に来られ完成を待ちわびています
内装や設備の工事が始まりました。M様も頻繁に現場に足を運びとても楽しみなご様子でした。内装工事ではいろいろな職人がそれぞれの持ち場でベストを尽くし、互いに協力しながら進めていきます。
◆工事監督が取りまとめ、息の合った連係プレイで進める内装工事
①床貼り
ナチュラルで素朴なインテリアを希望したM様。床は1階があづみの松、
2階はオーク三層(床暖対応)の無垢材を採用しました。床貼りは根気のいる手作業。大工がフローリング材を一枚一枚釘で留めながら貼っていきます。微妙に色や木目が異なる無垢材をバランスよく、美しく見えるように仕上げるのが腕の見せどころ。
②大工造作
間仕切り壁や建具の枠、室内窓などを順次造作。間仕切り壁の一部を凹型にして飾り棚にする下地も作りました。
③建具取り付け
建具はどこか懐かしい雰囲気のものをセレクト。あらかじめ大工が作っていた枠に、建具職人が建て付けよく収めていきます。
④キッチンカウンター・洗面台造作
大工がキッチンカウンターや側板、台輪(台座)、収納などを造作。システムキッチンを収める準備をします。洗面も同じような段取りです。ここはスタイル工房の大工さんの腕の見せ所。造作家具まできれいに仕上げる大工さんはそんなにたくさんいるわけではないのです。
⑤塗装
木工事が落ち着くと、塗装職人の出番。キッチンカウンターや洗面台、窓枠、建具枠などあらゆる木部を塗装します。色は住環境にとって大切な要素なので、場所に応じて木目を生かしたり、なんども塗り重ねて深みのある色にしたり、一つひとつていねいに仕上げています。ここでも職人さんの腕がモノをいいます。同じペンキ塗りでもひと味もふた味も違う仕上がりに・・・
⑥クロス貼り
造作や塗装が終わるとクロス職人が登場。まず、下地となる石膏ボードの継ぎ目やネジ部分などを根気よくパテで埋めました。これは、クロスを美しく仕上げるための大切な工程です。この後、高い勾配天井から細かな造作部分まで、手際よくクロスが貼られていきました。
⑦水周り設備・照明設置
クロスが終わると水周り設備の洗面・便器などの器具の取り付けに。
同時に照明器具の取り付けも始まります。
ユニットバスは耐震・断熱工事のすぐあとで既に設置されていて、キッチンは大工造作の前に完了しています。
⑧最後の仕上げ、タイル施工
タイルはインテリアのほとんどが出来上がった段階で施工。イメージ通りの仕上がりに、見学に来た奥様の目が輝いていました。
この後、全ての養生が外されて引き渡しに向けてプロの清掃業者が念入りに清掃を行います。
いろいろな職人さんたちの息のあったプレイをスタイル工房の監督が総まとめ。順番に廻されてきたボールがゴールに向かってつながっていきます。
次回はいよいよ完成レポートです。M様に実際に暮らされた感想など生の声をインタビューします。お楽しみに。