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撮影雑記〜〜〜

2017年7月28日(金)
リフォーム•リノベーションの事例| No.550 コンクリートに手仕事の彩りを添えて!
築17年のマンションリノベーション。決して最初からテーマが明確になっていた訳ではなく、打合せを重ねる中で徐々に、そして確実に固まっていった「伝統的なものと近代的なもの」「手作りのものと工業的なもの」が共存する空間、というコンセプトのお住まいです。
完成したお住まいは、サンダー仕上げの 木質ボード、雨滴のようなガラス、薄青い大谷石や、金華砂利と貝殻を埋めた土間、分散させた多灯照明からの光の陰影…。すべてが絶妙なバランスと繊細な雰囲気を醸し出しています。


自ら「建築マニア」とおっしゃるほど、建築の様式や歴史に詳しいT様ご夫妻。
コルビュジエと共同でチャンディーガルの都市計画を手掛けたときに、デザインしたジャンヌレの椅子。そして、もう一つの椅子は戦前、アントニン・レーモンドの事務所で、前川國男、吉村順三とともに働き、戦時中収容所で日系人の大工と出会いがきっかけで木工家具のデザイナーへと転向したジョージ・ナカシマがデザインしたものだそう。

お客様のひとことひとことに宿る、先人たちへのリスペクトの思い。
これからもお客様と一緒に、お客様の毎日がわくわくするようなお住まいを作っていきたいと思います。

このおうちの施工事例はこちらから>>

広報:長谷川基子
 
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