構造補強
2014年8月29日(金)
スタイル工房の松田です。
今日は、築46年の中古戸建を購入されたお客様のリフォーム現場から、
構造補強の作業をレポートします。
解体して、スケルトンのお住まい。
中央の二階床が抜けているところは、既存の階段があった場所です。
現場で、設計した補強方法が可能かどうか1カ所1カ所確認していきます。
設計と施工管理、大工さんの3者で打合せ。
柱の間隔を広げたところは、梁を大きなものにし、
補強します。広々としたリビングに変える為です。
ここに柱を補強↑
これからこの柱に梁を取り付けるために、金物をつけたここと
柱に取り付けた金物の受けを加工し(右)梁にカンナをかけます。
受けは、取り付けた時に、金具が見えないよう
一番したまで切り込みをいれないという大工さんの細やかな心配り…。
本当に頭が下がります。
みんなでせいやっ!で持ち上げます。
がっしり隙間なくはめ込んだら、サポートたてます。
柱側の金物孔と梁側の孔もピンを打ち込んで完了です。
取り付け完了!
こちらのお住まいはこれから耐震金物を付け、耐震壁をつくっていく工事が始まります。