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【戸建リノベ】建具屋さんの仕事

2016年2月1日(月)
こんにちは、スタイル工房の松田です。
本日は建具屋さんのお仕事を紹介します。



建具屋さんは、オリジナルの木製ドアや扉などを制作、設置までしてくれる職人さんでスタイル工房にとっては欠かせない存在です。

今回の現場では、木製ドアの加工と設置(「吊りこみ」といいます)をお願いしました。
スタイル工房では人気の木製ドア、こちらはオリジナルの造作ではなく既製品ですが、しっかりと本物の木が使われていてナチュラルな質感のある商品です。


こちらのドアは玄関からリビングへ入るところの引き戸なので、リビングからの光が玄関に届いて明るくなるように、溝のついたデザインガラスの「リブガラス」の入ったものをお客様とプランナー、そしてアシスタントプランナーで選びました。
現場へはパネルの状態で届きますので現場に合わせて加工を施し、吊り込む必要があります。

建具屋さんの仕事は細かい作業がたくさん。
もちろん現場に予備のドアはありませんので、失敗は許されません!
今回の現場ではまず、設置場所の高さに合わせてドアパネルをカット。
 

そして、今度は引き戸用の金物(かなもの)をつけるためにドアを掘り込んでいきます。
ここで建具屋さんならではの道具類が登場。
 

専用の道具で建具を立てて固定し、木製の道具で金物の寸法に合わせて建具にしるしをつけて掘り込みます。
 

彫り込んだ穴に、金物がぴったりはまりました!
 

次に、吊ってある引き戸が外れないようにストッパーの役割をする下の溝を入れていきます。
今度は機械を使いますが、一度に深く削ると割れてしまう可能性があるので、何回かに分けて必要な深さに削っていきます。
 

ドアの加工ができたら、引き戸を吊るためのレールをカットし、金物を取り付けます。
 

ストッパーを床面に取り付けて、レールの金物を留めて、ついに建具を吊り込みます!
 

この現場では玄関と床面に高めの段差があるので、このあと引き手の高さを決め、一度ドアを外して、お客様に選んでいただいた引き手を掘り込んで取り付け完成します!

建具屋さんの仕事は工数も多く、常にぶつけ本番で緊張の連続ですが、いつも、とても綺麗に仕上げてくれるので信頼してお任せしています。

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