【戸建リノベ】ホームエレベーター工事
2017年6月19日(月)
工事部の稲見です。
階段の上り下りが大変になってきたと60代のご夫妻からご要望をいただき、ホームエレベーターを設置することになりました。設置する家は、築40年以上の木造2階建住宅。耐震補強工事はもちろん実施していますが、できるだけ建物自体に荷重がかからないよう、パナソニック製の自立鉄塔式ホームエレベーターを採用しました。
建物と切り離され文字通り自立しているので水平力が建物に加わらず、建物への負担がかかりません。
また、1820mm×1820mmの省スペースに設置することができることも大きな特長。A様邸では陽当たりの良い2階への移動がスムーズになるよう、元々リビングとして使用されていた1階のスペースをつぶしてホームエレベーターを設置しました。
◆基礎をつくる
エレベーターを固定する基礎の部分に、土間コンクリートを打設。エレベーターの重量はここにかかるのみです。(写真は組立時に土間コンクリートに墨出しをしているところ)
◆エレベーターの外側の塔部分をつくる
エレベーターの鉄塔を入れるための外側部分をつくります
図:http://sumai.panasonic.jp/elevator/home-elevator/product/1214joymodern-t/features.html より引用
塔部分は、大工工事です。
天井部分には、鉄塔の部品を持ち上げるための滑車スペース。
この塔内ですべて組み立てていきます。
◆鉄塔の組み立て
組み立ては特殊な工事のため、専門業者が施工します。
土間コンクリートにエレベーター全体を支える足場をアンカーボルトで固定。エレベーターの加重がかかるのはここのみ。
鉄骨の部品を滑車で釣り上げながら、鉄骨のつなぎ目はいくつものボルトで締めて組立て。エレベーターにかたむきが生じないように糸を張り、垂直を確認しながらすすめていきます。
作業員3人で3日を要します。万が一に備え、作業者は安全帯を装着
1・2階の開口部には万が一に備えて安全カバー
◆電気系統の接続
中の鉄骨を組み立たてた後、エレベーターを動かす油圧ユニットを1階部分に設置。
◆籠を設置し、内装仕上げ
その後、内部にエレベーターの籠を設置し扉をつけ、完了です。
内装材で仕上げ
左)Before 右)After
ホームエレベーターがあれば、上下階への移動も苦にならなくなるので毎日の生活スタイルへの影響は大きいですね。
実際にプランナーも乗ってホームエレベーターを体験。移動の際の音もそんなには気になりませんでした。椅子を置くスペースも。自立型は、従来の半自立タイプと比較して、建物にも負担がかからなないのが最大のメリットです。
階段の上り下りが大変になってきたと60代のご夫妻からご要望をいただき、ホームエレベーターを設置することになりました。設置する家は、築40年以上の木造2階建住宅。耐震補強工事はもちろん実施していますが、できるだけ建物自体に荷重がかからないよう、パナソニック製の自立鉄塔式ホームエレベーターを採用しました。
建物と切り離され文字通り自立しているので水平力が建物に加わらず、建物への負担がかかりません。
また、1820mm×1820mmの省スペースに設置することができることも大きな特長。A様邸では陽当たりの良い2階への移動がスムーズになるよう、元々リビングとして使用されていた1階のスペースをつぶしてホームエレベーターを設置しました。
◆基礎をつくる
エレベーターを固定する基礎の部分に、土間コンクリートを打設。エレベーターの重量はここにかかるのみです。(写真は組立時に土間コンクリートに墨出しをしているところ)
◆エレベーターの外側の塔部分をつくる
エレベーターの鉄塔を入れるための外側部分をつくります
図:http://sumai.panasonic.jp/elevator/home-elevator/product/1214joymodern-t/features.html より引用
塔部分は、大工工事です。
天井部分には、鉄塔の部品を持ち上げるための滑車スペース。
この塔内ですべて組み立てていきます。
◆鉄塔の組み立て
組み立ては特殊な工事のため、専門業者が施工します。
土間コンクリートにエレベーター全体を支える足場をアンカーボルトで固定。エレベーターの加重がかかるのはここのみ。
鉄骨の部品を滑車で釣り上げながら、鉄骨のつなぎ目はいくつものボルトで締めて組立て。エレベーターにかたむきが生じないように糸を張り、垂直を確認しながらすすめていきます。
作業員3人で3日を要します。万が一に備え、作業者は安全帯を装着
1・2階の開口部には万が一に備えて安全カバー
◆電気系統の接続
中の鉄骨を組み立たてた後、エレベーターを動かす油圧ユニットを1階部分に設置。
◆籠を設置し、内装仕上げ
その後、内部にエレベーターの籠を設置し扉をつけ、完了です。
内装材で仕上げ
左)Before 右)After
ホームエレベーターがあれば、上下階への移動も苦にならなくなるので毎日の生活スタイルへの影響は大きいですね。
実際にプランナーも乗ってホームエレベーターを体験。移動の際の音もそんなには気になりませんでした。椅子を置くスペースも。自立型は、従来の半自立タイプと比較して、建物にも負担がかからなないのが最大のメリットです。