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【マンションリノベ】既存クロス壁への塗装

2016年4月7日(木)
こんにちは、スタイル工房施工管理の松田です。
本日のブログでは、既存のクロス壁に塗装をした現場のレポートをします!



今回レポートする現場は、まるで海外のようにいろいろな色を室内に使用しています。
リビングは明るいイエローグリーン
寝室は落ち着いたグレー
子供部屋は、淡いピンク
洗面室はパープル
お客様とプランナー、アシスタントプランナーがイメージを作り上げ、こだわりのもとに指定された色です。
色分けがとても多く、手間と時間のかかる現場になっています!
 

 

このように各部屋の色が異なっているのは通常、塗装屋さんには嫌がられるものですが、スタイル工房の職人さんは喜んで対応してくれる素敵な職人さんばかりです。
塗装だけでなく、クロスの色分けをする現場もたくさんありますよ!

今回はまだ綺麗な既存の塩ビクロスの上に塗装をする計画なので、通常と違う塗料を用いました。
通常現場で使用する油性の塗料では、クロスを貼ってある糊や塗膜が剥がれてしまうためです。
「水性ケンエース」という水性塗料、これは油性塗料に比べ少し価格が高いのですが、糊や塗膜が剥がれることはなく、さらに現場の塗料のにおいが少なめというメリットもあります。


現場の中で一か所だけ、下地にしたクロスについた汚れがシミのように浮き出てきてしまいました。
給気口という屋外の空気を部屋の中に取り込む箇所の下の壁の部分です。
汚れた空気と結露等の影響で、給気口の下に汚れがついたようです。(写真ではほとんど写っていませんが・・・)
塗装だけではシミを止めることができないので、この部分はシミ止め処理をしてから仕上げ塗装を行いました。
他にもシミが出る箇所があれば同様の処置を施していきます。
 

廊下は明るいホワイトに塗装していきます。
元のクロスも白なので、写真では色の変化がわかりずらいですが・・・
テクスチャが異なるので良い雰囲気に変わっていきます。
 

このように手間と時間のかかる現場ですが、お客様やプランナーが悩みぬいて決めたコーディネートをしっかりと実現するため、使う材料にもこだわりを持って工夫を凝らし、現場を進めていきます。

塗装工事の後には、天井部分に珪藻土を塗り、照明などを設置して完成します。
現場が想いのこもった住まいになる瞬間、完成する時が楽しみです!
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