Vol.22<前編>住宅ローン「旧耐震」や「容積オーバー」の物件にご注意を
2020年11月10日(火)
新築もいいけど、好きな街で、オリジナルの暮らしがしたいなら中古を買ってリノベーションするのがおすすめ!でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。
今回は、住宅ローンの考え方について。
住宅ローンの不正融資問題などの影響で、各金融機関の住宅ローンの審査が厳しくなりつつある近年。たとえば、旧耐震基準時代に建てられた物件も問題なく審査を受け付けていた金融機関が、急に旧耐震基準時代の建物は一切審査NGに・・・といったケースが出てきています。
不動産会社は、物件を売ってしまえば終わり
不動産会社は、お客様が物件を購入することによって売上が上がります。
そのため、旧耐震基準時代の物件や、容積率・建ぺい率がオーバーしてしまっているような戸建物件であっても、審査基準のゆるい金融機関等を利用して、なんとかしてローンを通そうと努力します 。
また、旧耐震基準時代の物件や容積率・建ぺい率オーバーの物件の方が価格が安いケースが多く、お客様の予算に収まりやすいため、不動産会社としては紹介しやすいという側面もあります。
このような理由から、「旧耐震でも、ローンが通れば購入しても大丈夫です!」などという案内をする不動産会社が多く存在しているのです。
不動産会社は、物件の引き渡しさえ終わってしまえば、建物に瑕疵が見つかるなどしない限り、基本的にはその後の責任は負わなくてもよくなります。
しかし、ローンの審査が通ったからといって、旧耐震基準時代の物件や容積率・建ぺい率オーバーの物件を購入してもよいのでしょうか?
*写真はイメージです
今回は、住宅ローンの考え方について。
住宅ローンの不正融資問題などの影響で、各金融機関の住宅ローンの審査が厳しくなりつつある近年。たとえば、旧耐震基準時代に建てられた物件も問題なく審査を受け付けていた金融機関が、急に旧耐震基準時代の建物は一切審査NGに・・・といったケースが出てきています。
不動産会社は、物件を売ってしまえば終わり
不動産会社は、お客様が物件を購入することによって売上が上がります。
そのため、旧耐震基準時代の物件や、容積率・建ぺい率がオーバーしてしまっているような戸建物件であっても、審査基準のゆるい金融機関等を利用して、なんとかしてローンを通そうと努力します 。
また、旧耐震基準時代の物件や容積率・建ぺい率オーバーの物件の方が価格が安いケースが多く、お客様の予算に収まりやすいため、不動産会社としては紹介しやすいという側面もあります。
このような理由から、「旧耐震でも、ローンが通れば購入しても大丈夫です!」などという案内をする不動産会社が多く存在しているのです。
不動産会社は、物件の引き渡しさえ終わってしまえば、建物に瑕疵が見つかるなどしない限り、基本的にはその後の責任は負わなくてもよくなります。
しかし、ローンの審査が通ったからといって、旧耐震基準時代の物件や容積率・建ぺい率オーバーの物件を購入してもよいのでしょうか?
*写真はイメージです