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Vol.27<前編> 物件探しに役立つかも?用途地域(ようとちいき)

2022年4月26日(火)
新築もいいけど、好きな街で、オリジナルの暮らしがしたいなら中古を買ってリノベーションするのがおすすめ!でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。今回は、物件の概要欄に書いてある「用途地域(ようとちいき)」について。普段はあまり聞き慣れない言葉ですが、この用途地域、頭の片隅にいれておくと物件探しの役に立つかもしれません。

不動産ブログ|中古物件購入 用途地域
 

用途地域ってなに?

用途地域とは、「都市計画法」という法律で定められた、それぞれの土地の利用目的を表したものです。
用途地域によって、その土地に建てることができる建物が決まっていたり、建物に制限が設けられているのです。

用途地域には大きく分けて「住居地域」「商業地域」「工業地域」の3種類があります。
そこから、さらに細かく13種類に分けられます。
用途地域は5年に一度見直しがあり、2019年4月に「田園住居地域」が用途地域として追加され、それまでの12
種類から13種類になりました。

用途地域

用途地域による建築物の用途制限の概要

例えば「第一種低層住居専用地域」は、低層住宅の良好な住環境が守られる地域のことをいいます。
2階建て程度の戸建て住宅やアパートに加え、合計床面積が50㎡までの住居を兼ねた店舗や小規模な公共施設、幼稚園、小中高等学校、診療所などを建てることができます。

一方で、カラオケボックスやオフィスビルなどを建てることはできません。
逆に、「工業専用地域」では住宅はじめ店舗、学校などは建てることができません。

*写真はイメージです。
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