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【マンションリノベ】塗装工事

2015年12月10日(木)
スタイル工房、工事部の大石です。
今回はマンションの塗装工事について、レポートします。

塗装はどの現場でも、必ず発生する工事で新しくつくった造作物や、既存の建具や窓枠、コンクリートの天井や
細かいところではフローリングとフロアタイルの見切り材など・・・
リノベーションに伴って、塗装する箇所はたくさん出てきます。


こちらの写真は、塗装屋さんが既存の窓枠の塗装をしているところです。
既存の窓枠が濃い色だったり、あまり色が気に入らない時には、壁の色等と合わせて白く塗装することが多いです。
窓枠が白くなるだけでも、空間の印象はぐっと明るくなります!

塗装屋さんの仕事は、まずは養生からです。
テープ等で塗装面以外の部分に塗料がついてしまわないように丁寧に養生します。
地味な作業ですが、仕上がりを左右する大切な部分です。下の写真の紫の部分が養生テープです。
 
今回塗装する既存の窓枠にはキズやへこみがあったので、塗装屋さんにパテで埋めてから塗ってもらいました。
こちらは1度塗料を塗った後の写真なので、すこしわかりづらいですが、色が変わっているところがパテをした箇所です。
左の写真の真ん中、右の写真は、和室の障子の入った枠だったので溝を埋めてあります。
このように本番の塗装をし始めるまででも根気のいる作業と、手間がかかっています。
さらに塗料も塗って、乾かして、また塗って・・・と何度も塗り重ねます。(白塗りつぶしの塗装の場合)


隅の方を刷毛で丁寧に塗って、他はローラーで均質に仕上げます。



こちらの現場では窓枠以外の、造作物などはオイル塗装です。
使用する塗料は、植物性のオイルとワックスからできた自然塗料のオスモです。
新しくつくった棚や枠など、木を使っている部分に塗るのですが、今回は既製品の建具と色を合わせたいという事で色合わせの打合せをしました。


右の建具は既製品のシートのもの。
無塗装の材料にオスモの塗料を塗って見比べると、少し濃いかも・・・

という事で、白のオイルを混ぜて調色をしていただきました。


 
写真ではわかりづらい位、とても微妙ですが・・・
塗料が乾いた時の色なども想定して調整していきます。

箇所によってそれぞれ材質が違うので、色合わせはとても難しいのですが
現場の完成度を上げるため、塗装屋さんも一緒になって試行錯誤してくださいます。

日々、良い仕事をありがとうございます!
 
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