プランナーに聞いた!⑧「リビングに収納に洗面…100万円以内でどこまでリノベできる?」
2020年3月1日(日)
DIYもいいけれど、プロのアイデアと技術で暮らしが変わるとしたら…そんな「ちょこっとリノベ」で夢を実現する人が増えています。たとえば100万円!決して安くはないお金だけど、リノベーションの予算としてはどうなの?どんなことができるの?というギモンをプランナーにぶつけてみました。(写真はすべてイメージです)
【リビング】好みのクロス&デスク造作でスタディコーナーに
たとえば、柱やパイプスペースの微妙な凹凸…ここに収まりのいいデスクを作りたい!という場合。
壁の一面に好みのアクセントクロスを貼って、木のデスクとオープン収納を造作。
使う人やしまうものに合わせた収納棚まで造作して、100万円以内でリノベは可能です。
壁をマグネットがくっつく仕様にすることもできます。
子どもの学校のプリントや、ちょっとしたメモを貼るのに便利!と好評です。
【和室】和室の一部を畳コーナーにして、子どもスペースに
リビングそばの和室は、日当たりもいいし無くしてしまいたくはないけど、有効活用できていない人にはこちら。
リビングと和室との間の壁を抜いて畳コーナーにし、押し入れの上段を子どもが遊ぶ、隠れ家のような場所に。
クローゼットとの間の壁にはイエローのクロスを貼り、入り口もアールにして優しい雰囲気に変えました。
上段に上るための階段は手持ちの棚を利用し、柵もつけて安全に遊べるよう配慮。
押し入れの中は「ウォーリーを探せ!」のクロスを採用。子どもたちが喜びそう!
下段は収納として、カーテンで隠して使っています。
キッチンカウンターも、花柄のクロスで模様替え。クロスのみなら予算もそこまでアップしません。
インテリアはもちろん、子どもとの過ごし方ももっとステキになりそうなリノベです。
【子ども部屋】成長に合わせて、仕切って個室に
きょうだい一緒に使っていた子ども部屋を、成長に合わせて個室にしたい、というニーズも実現可能です。
壁を作り、引き戸の入り口をそれぞれに設けて男の子と女の子のための個室に分けました。
引き戸を占めるとスッキリ。天井は空いているので圧迫感はありません。
男の子の部屋はブルーの壁、女の子の部屋はラベンダー色の壁と、クロスを貼り分けました。
リビングのデスクコーナーでご紹介した、マグネットを貼れる壁にもできます。
【収納】使っていない部屋を家族仕様のクロゼットに
マンションでよく聞くのが、窓のない内側の部屋や、間取り上の制約で細長い部屋をうまく使えないという悩み。
どうせ納戸として使うことになるならば、使い勝手のよいウォークインクロゼットにリノベしましょう。
ハンガーパイプ付きの棚やラックを造作し、壁面には自由にフックを付けられる有孔ボードを貼るのもオススメ。
手持ちの収納ケースなども組み合わせながら、ぴったりに収まるサイズにつくることもできます。
他の部屋とつなげて使い勝手よくしたり、入り口をアールにして好みのクロスで飾ったり…。
寝室とつなげて、身支度をスムーズにできるような生活動線をつくるのもいいですね。
家族の持ち物やライフスタイルに合わせてプランニングした収納で、スッキリした暮らしが叶います。
収納計画も含めてのリノベーション100万円は、かなりお値打ちではないでしょうか。
【水まわり】トイレと造作洗面で毎日をアップデート
最後は水まわり。
100万円でできること、というとかなり難しそうな印象を受けますが…?
トイレの壁を変えて、洗面を既製品から造作洗面に変えることができます。
せっかくだから大胆なクロスでドラマチックな空間に。
木の洗面台を造作し、シンプルなシンクとタイルでオリジナルの洗面を実現することも。
トイレの壁紙の変更+洗面室に造作洗面台(壁の一部にタイル使用)なら両方予算内で可能です!
毎日使うものだけに、トイレと洗面が変われば、毎日がぐっと楽しくなるはず。
限られた空間に個性を発揮して、色々遊べそうですね。
まとめ
「ちょこっとリノベ」といえども、豊かな暮らしの実現は十分可能です。ポイントは、住む人にとってベストなアイデアやデザインを提案してもらえること。そこがDIYや通常の工事とは違う価値です。住む人の好みや要望を叶えるため、プロが知恵をしぼったプランニングを、腕の確かな職人が細かい仕上げまでこだわってカタチにすること。それらによって(金額に関わらず)、リノベ後の暮らしが劇的に変わるのです。
ちなみに、部分リノベの工期は3日~2週間程度。住みながらの工事も可能ではあります。が、リビングや水まわり(とくにお洗濯)が使えない不便は意外と大きいもの。ここは思い切って、ご旅行や帰省の期間を工事に充てるのはいかがでしょうか。もし予定があるならば、ぜひご検討ください。
【リビング】好みのクロス&デスク造作でスタディコーナーに
たとえば、柱やパイプスペースの微妙な凹凸…ここに収まりのいいデスクを作りたい!という場合。
壁の一面に好みのアクセントクロスを貼って、木のデスクとオープン収納を造作。
使う人やしまうものに合わせた収納棚まで造作して、100万円以内でリノベは可能です。
壁をマグネットがくっつく仕様にすることもできます。
子どもの学校のプリントや、ちょっとしたメモを貼るのに便利!と好評です。
【和室】和室の一部を畳コーナーにして、子どもスペースに
リビングそばの和室は、日当たりもいいし無くしてしまいたくはないけど、有効活用できていない人にはこちら。
リビングと和室との間の壁を抜いて畳コーナーにし、押し入れの上段を子どもが遊ぶ、隠れ家のような場所に。
クローゼットとの間の壁にはイエローのクロスを貼り、入り口もアールにして優しい雰囲気に変えました。
上段に上るための階段は手持ちの棚を利用し、柵もつけて安全に遊べるよう配慮。
押し入れの中は「ウォーリーを探せ!」のクロスを採用。子どもたちが喜びそう!
下段は収納として、カーテンで隠して使っています。
キッチンカウンターも、花柄のクロスで模様替え。クロスのみなら予算もそこまでアップしません。
インテリアはもちろん、子どもとの過ごし方ももっとステキになりそうなリノベです。
【子ども部屋】成長に合わせて、仕切って個室に
きょうだい一緒に使っていた子ども部屋を、成長に合わせて個室にしたい、というニーズも実現可能です。
壁を作り、引き戸の入り口をそれぞれに設けて男の子と女の子のための個室に分けました。
引き戸を占めるとスッキリ。天井は空いているので圧迫感はありません。
男の子の部屋はブルーの壁、女の子の部屋はラベンダー色の壁と、クロスを貼り分けました。
リビングのデスクコーナーでご紹介した、マグネットを貼れる壁にもできます。
【収納】使っていない部屋を家族仕様のクロゼットに
マンションでよく聞くのが、窓のない内側の部屋や、間取り上の制約で細長い部屋をうまく使えないという悩み。
どうせ納戸として使うことになるならば、使い勝手のよいウォークインクロゼットにリノベしましょう。
ハンガーパイプ付きの棚やラックを造作し、壁面には自由にフックを付けられる有孔ボードを貼るのもオススメ。
手持ちの収納ケースなども組み合わせながら、ぴったりに収まるサイズにつくることもできます。
他の部屋とつなげて使い勝手よくしたり、入り口をアールにして好みのクロスで飾ったり…。
寝室とつなげて、身支度をスムーズにできるような生活動線をつくるのもいいですね。
家族の持ち物やライフスタイルに合わせてプランニングした収納で、スッキリした暮らしが叶います。
収納計画も含めてのリノベーション100万円は、かなりお値打ちではないでしょうか。
【水まわり】トイレと造作洗面で毎日をアップデート
最後は水まわり。
100万円でできること、というとかなり難しそうな印象を受けますが…?
トイレの壁を変えて、洗面を既製品から造作洗面に変えることができます。
せっかくだから大胆なクロスでドラマチックな空間に。
木の洗面台を造作し、シンプルなシンクとタイルでオリジナルの洗面を実現することも。
トイレの壁紙の変更+洗面室に造作洗面台(壁の一部にタイル使用)なら両方予算内で可能です!
毎日使うものだけに、トイレと洗面が変われば、毎日がぐっと楽しくなるはず。
限られた空間に個性を発揮して、色々遊べそうですね。
まとめ
「ちょこっとリノベ」といえども、豊かな暮らしの実現は十分可能です。ポイントは、住む人にとってベストなアイデアやデザインを提案してもらえること。そこがDIYや通常の工事とは違う価値です。住む人の好みや要望を叶えるため、プロが知恵をしぼったプランニングを、腕の確かな職人が細かい仕上げまでこだわってカタチにすること。それらによって(金額に関わらず)、リノベ後の暮らしが劇的に変わるのです。
ちなみに、部分リノベの工期は3日~2週間程度。住みながらの工事も可能ではあります。が、リビングや水まわり(とくにお洗濯)が使えない不便は意外と大きいもの。ここは思い切って、ご旅行や帰省の期間を工事に充てるのはいかがでしょうか。もし予定があるならば、ぜひご検討ください。