珪藻土塗り　前編

工事部の保壽（ほうじゅう）です。
今回は、当社でもとても人気のある「珪藻土塗り」についてご紹介します。
珪藻土塗りは、塗り始める前に行う下地作り（事前準備）がとても重要です。なので、前編　後編でご紹介しますね！

 
先ずは、珪藻土の材料。
珪藻土といっても、色々な商品がでています。
スタイル工房では、これまでにお客様から寄せられご感想や、お店や事務所でも使用し、とても高い調湿・消臭効果を実体験できていることから、材料の質を重視して、日本ケイソウ土建材の「エコクイーン」をお勧めしています。
珪藻土には、消臭効果以外にも日本の四季に適した、結露防止・調湿・湿気対策・省エネそれから防音・不燃など様々な利点があります。



珪藻土を塗るときには、塗り始める前の下地処理がとても重要です。
石膏ボードに塗られている白線の部分は、ボードとボードの継ぎ目を埋める下塗り材です。
そしてその上にファイバーテープを貼って割れやすい継ぎ目を補強しています。

　

また、こちらは、色ムラが出ないようにシーラーと呼ばれる材料を塗布しています。
シーラーは、アク止めや水分の吸収を抑えたりする効果があります。


どちらも、上塗りをすると隠れてしまう部分ですが、ボードとボードのつなぎ目でヒビ割れしないため、そしてアクが出ないためにとても重要な下地処理です。

養生もしっかりと施されているかを確認します。
　


珪藻土は、施工する時の温度や湿度の影響を受けますので、窓にも断熱用に、シートをはっています。


下準備の確認も完了。珪藻土塗りに限った事ではないですが、事前の準備がとても大事！
そして、ここから下地材塗りを始めます。（まだ下地ですよー！）

調湿効果のある珪藻土は、伸縮もするのでそのまま直接塗ってしまうと、割れてしまったりします。あと、珪藻土と密着性も上がりますし、塗る面を平坦にして、珪藻土のパターンをキレイに乗せるためにも必要な工程です。



　

いつみても惚れ惚れします！


珪藻土を塗る、全ての面に下地処理をしていき、だいたい5日ほど乾かしてから、いよいよ上塗りとなります。
上塗の工程は、また近日アップしますので、お楽しみに！（工事部：保壽）