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在来工法浴室の施工②

2015年6月11日(木)
スタイル工房の松田です。
今回は先日の在来工法浴室の施工についての記事の続編です!

以前の記事では、
・在来工法浴室とはどんなものか
・墨出し
・先行配管
までをご紹介しました。<以前の記事はこちら

今回はそのあとの防水工事の様子からご報告です。

 

こちらの真っ黒の写真、左が浴槽を置く部分。右は、黒い「アスファルト防水の下地」を塗り付けているところです。
先日した先行配管の上に、モルタルを敷設したら下地を塗り、アスファルト防水を行います。
このアスファルト防水と呼ばれる層が、水をここで止める層です。
この防水に切れ目や塗り残しがあると、そこから水が躯体へ漏れてしまいますので
右の写真では、鉄筋を出しているところを、念入りに塗っています。

 

アスファルト防水の下地は、液体なのでローラーや刷毛で塗り付けていきます。
右の写真を見ていただくと、天井付近まで塗り付けているのがわかります。
通常、水がここまで来ることは無いので腰くらいまでの高さで防水をすることもあるのですが、
今回は天井の高さまで塗るようにして、より防水性を高めるようにしました。
下地が完了したらアスファルト防水を数回に分けて重ね塗りをし、層を作っていきます。

乾かした後、防水層がしっかりと機能しているか「水張り試験」をします。
水張り試験では防水層に水をためて、時間が経っても水かさが減っていないかどうかを確認します。
もし減っている場合はどこの防水が切れているか調査をしてさらに防水層を塗り重ねていきます。

防水を行い、水張り試験をクリアして、防水層の上にブロックを積み上げて仕切りを作り、
保護モルタルを塗った状態がこちら。


養生の段ボールをかぶってますが、浴槽も据え付けました。
右にあるのは洗面カウンター。穴の部分に洗面ボウルがはまります。



こちらの写真は浴槽の下の排水の様子。勾配をとって排水トラップまで計画通りつながりました。
ここからはタイル工事をして、水栓などの器具を付けていきます!
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