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在来工法浴室の施工③

2015年6月25日(木)
スタイル工房の松田です。
今回は先日の在来工法浴室の施工についての記事の続編です!

以前の記事では、
・在来工法浴室とはどんなものか
・墨出し
・先行配管
・防水
・保護モルタル
までをご紹介しました。<以前の記事①はこちら> <以前の記事②はこちら>

今回はいよいよ、仕上げのタイル工事のレポートです。
このブログにも何度か登場しているタイル屋さんとの打合せからスタートです。

 
出隅(ですみ)や床の段差のおさまりや、タイル割などを確認していきます。
※出隅:壁などの2つの面が出合ってできる外壁の角。(出典:住宅建築専門用語辞典)

今回、使用するタイルを並べました。

溝がある側は裏面で、ここにボンドをつけてしっかり貼り上げていきます。
左下のふたつ、表面に紙のついているのはモザイクタイルです。
この紙は水でぬらすときれいにはがれるようになっています。


こちらは表面紙をはがして目地まで入れた写真です。

今回、浴室の床はサーモタイルを使用します。
 
サーモタイルは、内側にたくさんの気泡を持たせたタイルです。
触ると、その気泡が肌の体温を逃がさず、冷たく感じにくい商品です。

さて、まずはタイルを張るための下地作りです。モルタルで段差を埋めたり、
ブロックを積み上げたりして下地を作っていきます。
 

決めたタイル割の通りにタイルをカットします。
 
こちらは、タイル専用のカッター。固く厚いタイルもきれいにカットできる優れものです。

目地を入れるため、スペーサーを使い隙間をあけながら、貼り上げていきます。
 
左の写真はお風呂の水栓がつく部分にタイルを貼っているところ。給水・給湯管が出ていますが、こちらに右のようなシャワー水栓を設置して、完成します!

そして・・・完成後の写真がこちら。かっこいい在来風呂になりました!


 
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