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【お気に入りの逸品 スタッフ編】 ~DIY塗装した自室の壁~

2023年11月28日(火)
vol.1【お気に入りの逸品 スタッフ編】 ~Artekのヴィンテージチェア~
vol.2【お気に入りの逸品 スタッフ編】 ~Artekの80Aテーブル~
vol.3【お気に入りの逸品 スタッフ編】 ~Tivoli Audio~

ミントグリーン、その名は“松の不毛地帯”
スタッフ小森のお気に入りの逸品、最後は自身で塗装した壁の登場です。
「なんだか、デスクまわりばかりですみません(笑)。チェア、デスクとお気に入りを揃えたら、今度は壁が白くて素っ気なく思えてきてしまって」。クロスの上からも塗れる塗料を探して、一面を好きな色に塗ってみよう!と思い立ったそう。

選んだのは、エッグシェルという卵の殻のような質感のシリーズ。そのなかの淡いグリーンで、メーカーではPine Barrens(松の不毛地帯)と名付けられた色でした。パインバレンズは、ニュージャージー州の最南端にある、広大な森林の名前。その名のとおり、一見ミントグリーンなのですが、針葉樹林のような深く乾いた色味もほんの少しだけ感じさせます。

「グリーンはもともと好きな色。見ていてリラックスできる色がいいなと思って、最初から決めていました。ベンジャミンムーアというアメリカの塗料メーカーのサンプルを取り寄せて、テーブルや椅子ともバランスのいい色を選びました」。

ベンジャミンムーアでは、シックハウスの原因物質を含まず、人と環境に優しい塗料をなんと3,600色もラインナップ!……というのもアメリカでは、自分で部屋の壁を塗ることはごく一般的な習慣。クロスの上からも塗りやすく、刺激やニオイのない塗料が受け入れられてきたのです。

「自分で塗装するのは初めてだったので、DIY のブログやYouTubeのDIYチャンネルをたくさん見ました。ローラーと刷毛の扱いもそうですが、養生がいちばん大変でしたね。マスキングテープをまっすぐ貼るのが難しくて」。できた!と思って壁を塗り始めると、思った以上に広範囲にペンキが飛び散って、養生が甘かったことを実感したそう。

それでも朝から夕方までかかって、ひとりで全て塗り終えたのだから大したものです。自己評価で出来は何点?と聞いてみたところ「75点ですね…まだまだかなぁ」。そう言いつつも、塗装ならではの壁の陰影を眺めながら、ゆっくりと過ごす時間は格別だそうです。
リノベのネタ帳|スタッフの逸品 塗装前の壁リノベのネタ帳|スタッフの逸品 塗装後の壁
白いままでもステキですが、並べると断然、塗装した後の方がかっこいい!

リノベのネタ帳|スタッフの逸品 壁塗装道具と養生
こちらは塗り終えた直後。きちんと養生できているように見えますが…?

リノベのネタ帳|スタッフの逸品 塗装後の壁とサボテンとタイル
グリーンとピンクで、まるで絵本のような世界。奥にはロイヤルコペンハーゲンのヴィンテージタイルを飾っています。
 
【逸品Data】
壁ペンキ:ベンジャミンムーア ナチュラシリーズ エッグシェル
色:Pine Barrens
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