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【お気に入りの逸品】S様邸 No.646 ~子どもの写真とおもちゃ置き場~

2020年5月7日(木)
ひと手間をかけて、愛着を深める
お茶コーナーのラベルもそうですが、ご自身でも手を加えてお気に入りをつくるのがとても上手なS様。
なかでもお子さまにまつわるものは、愛情もたっぷり感じられて、眺めているとあたたかい気持ちになります。

リビングでまず目に入るのは、お子さまを中心にした家族の写真。
キッチンカウンターのニッチに立てかけて飾ってあるのですが、スチレンボードに貼るというひと工夫が。
美術館の解説板や建築模型などにも使われるスチレンボードは、ほどよく厚みもあって扱いやすい素材。
「安くて簡単につくれるので、気軽に取り替えられます。写真立てと違って、子どもが落として割ってしまう心配がないんです」。

いわゆるスナップ写真だけでなく、親子の後ろ姿や横顔、ぎゅっとにぎった手のアップなど、何気ない日常を切り取った写真のセレクトにもセンスを感じます。
リノベのネタ帳|お気に入りの逸品 写真リノベのネタ帳|お気に入りの逸品 写真

リノベーションでは、リビングの一角を室内窓でつないだキッズスペースを作ったのですが、ここでもひと工夫。
電池で走る電車のおもちゃ・プラレールが大好きなお子さまのためのプラレール用飾り棚が。
これも、サイズオーダーして購入したものを、ご自身でペイントされたそうです。

「部屋に新聞紙を敷いて、ミルクペイントで塗りました。乾くと思い通りのブルーグレーとは違っていたりして、何度か塗りなおしました。子どもも気に入ってくれて、お片付けしやすいみたい」とS様。
リノベのネタ帳|お気に入りの逸品 子ども室
リノベのネタ帳|お気に入りの逸品 プラレール棚リノベのネタ帳|お気に入りの逸品 プラレール棚

最後に、S様がものを選ぶ基準についてお聞きしてみました。
「TVの制作現場で装飾の仕事をしているとき『かわいいは正義』という言葉を職場でよく使っていたんです。迷ったときは、自分の中のときめきを大切にすること。あとは、日々の使い勝手や、細かいサイズも含めた置き場所を明確にイメージすること…でしょうか」。
感性と理性をフル稼働しつつ、自由な発想でお家づくりを楽しまれているのが伝わってきました。
 
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