思い出・安全・住みごこち…ぜんぶ大切!実家リノベStory
2022年4月8日(金)
今よりもマイホームを手に入れやすかったり、買うのが当たり前の雰囲気すらあったのは数十年前まで。そろそろ世代交代の時期を迎えて、子どもたちが実家を引き継いで住む…というケースが増えてきました。思い出深い実家も築年数を重ねて、耐震性など老朽化によるさまざまな課題が。これらをクリアしつつ、いまのライフスタイルに合うようにリノベーションした例を、Story形式でご紹介します。
おじい様の思い出と重なる昭和レトロな雰囲気がお気に入りでしたが、いまの家族の生活には合わない間取りなど、使いづらい点も。
ふたり目のお子様が生まれたことをきっかけに、家族が安心して暮らせる家にしたいとリノベーションを決意されました。
これまでは、北側に独立したキッチンからリビングとして使っていた和室まで廊下を行ったり来たりしていたのですが…。
和室2室をつなげ、大空間のLDKの中心にキッチンを置きました。
これなら、お料理をしながらも子どもたちの様子を見守ることができますね。
奥のグレーのカーペット部分は、夜は引き戸を閉めて寝室として使っています。
ウォークインクローゼットの向かいにある壁は、補強下地を入れて自分たちで好きなように使えるように。
ころんと丸い形がかわいいフックをつけ、コートやカバン、帽子などを掛けています。
住み継いだお家を自分たち仕様にカスタマイズしていくのもいいですね。
玄関土間からは水回りに直接出入りできる動線に。
子どもが帰ってすぐに洗面室で手を洗ったり、汚れて帰ったらその先のお風呂に入ることもできます。
リフレッシュして広くなった土間でDIYを楽しんだり、自転車を保管したり手入れしたりもするそう。
お家の中でも、ここは最も昔の面影を色濃く残した部分。
照明も前のお家のものをキレイにして再利用。
いまではなかなか手に入らない、レトロな味わいが素敵です。
嬉しそうな家族の様子に、おじい様もきっと喜んでいるのではないでしょうか。
この写真の事例詳細はこちら: No.559 家の中のいえ
建て替えも検討しましたが、「両親との思い出がたくさん詰まった家を残したい」との気持ちでリノベーションを選択。
耐震面に不安があり、冬の寒さや、増改築を重ねた末の使いづらい間取りの解消が希望でした。
もともとご両親が使っており、それぞれ分かれていたリビング・ダイニングをひとつに。
和室の欄間は残し、和の趣をそのままに。
床はお持ちのチークの家具に合わせ、落ち着いた色合いのゴールデンチークの無垢材を採用しました。
床暖房を入れることで、住み心地はぐっと暖かく。
最も古い部分である広縁と右手の応接室は、ほとんど手を付けずにそのままの雰囲気を残しています。
窓ガラスのみ複層ガラスに替え、寒さ対策を施しました。
「庭を眺めながらお料理したい」という希望で、キッチンは庭に面した明るい南側に移動。
耐震強度に配慮しながらも、庭側にできるだけ大きな窓を設けました。
ダイニングの天井近くの壁には、以前の家で折り上げ天井の部分に使われていた飾りを再利用。
半円の部分には間接照明を組み込んでいます。
「以前の面影を感じることができ、とても気に入っています」 とお話されていました。
この写真の事例詳細はこちら: No.182 築68年 住み継がれていく住宅
ご両親から受け継いだ、思い出の詰まった家は築47年。
ご希望は、2匹の愛猫の世話もしやすく、ご友人を呼べるようなお住まいでした。
二世帯仕様の広さをどう使うかが課題でしたが、将来を考えて1階をメインの生活場所としてプランニング。
おばあ様のお部屋だったところをリビングにして、間取りを再構築しています。
美しいお庭の風景を楽しめるように、リビングにはウッドデッキとパーゴラも設置。
もとのおうちの佇まいを残しつつ、耐震補強や収納を造作し、末永く安心・快適に暮らせる家にリノベしました。
この写真の事例詳細はこちら: No.790 季節を感じ、穏やかに
築年数は37年で、細かく仕切られた昔ながらの間取り。
まず、1階のキッチンは2階に移動し、2階の空間すべてを仕切りのないLDKに。
床にはパインの無垢材を貼りました。
キッチンはあえて対面ではなく壁付けにすることで、空間をより広々と使えるように。
窓は隣家と目線が合わないよう、位置や大きさなどを計算して取り付けています。
傾斜をゆるやかに架け替えた階段で、リビングとキッチン・ダイニングを分けています。
このように、壁で仕切らずゾーニングすることで、スペースを最大限に活用。
家族構成の変化に合わせて、これから使い方を変えていける住まいです。
さらに、小屋裏の空間を生かして収納用のロフトも設けました。
玄関からは一段上げた土間スペースを設け、シュークロークに。
家族みんなの靴がたっぷり入る可動棚を造作。
土間部分にはベビーカーやアウトドア製品など、室内に持ち込まずに収納できます。
課題であった狭さと収納不足も解消し、のびのび暮らせる住まいになりました。
この写真の事例詳細はこちら: No.482 しっかり断熱、家族が集まる快適リビング
築50年が経過し、老朽化していました。
耐震面でも不安があったため、まずは耐震補強をしっかりと行いました。
細かく仕切られていて使いづらかった1階は、間取りを変えて家族がゆったり過ごせるLDKに。
和室2部屋と納戸の仕切りをなくしてひとつの空間にしました。
子どもたちと一緒に料理をしたいという希望により、キッチンは広々としたスペースを確保しています。
造作のキッチンカウンターは、ダイニング側を収納棚に。
3人の子どもたちもそれぞれの個室ができて、大喜び!
予算を抑えながらも、できるだけ自然素材を使いたいということで、床材には間伐材のマツを採用しています。
地球環境にも、お財布にもやさしい素材です。
2階の壁は珪藻土ですが、自分たちでDIYで仕上げました。
大規模なリノベーションで予算的にも心配されていましたが、コストダウンの様々な工夫で
希望通りの住みやすさを叶えることができました。
この写真の事例詳細はこちら: No.297 築50年を受け継ぎ、新しい暮らしへ
2年ほどそのまま住まれていましたが、奥様が自宅でお仕事ができるように、お家をリノベーションすることにしました。
1階の玄関横の和室を仕事場のスペースに。
仕事場の奥は寝室になっており、お子さんの様子を見ながら仕事をすることができます。
1階にあったLDKは2階に移動。
個室が並んでいた2階の間仕切りをなくし、さらに天井も上げて開放的なLDKを実現しました。
2階リビングは、屋根と壁に断熱材を入れ、サッシも気密性の高いものに交換しました。
床材は床暖房に対応したオーク三層無垢材です。
キッチンカウンターの側面は、アカシアのフローリング材を使ったマガジンラックに。
仕事も家族も大切にしながら、快適に、末永く暮らせる住まいが誕生しました。
この写真の事例詳細はこちら: No.481 仕事も暮らしも子どもと一緒に10倍楽しむ家
Story1.おじい様の想い出残る築50年のお家
おじい様が残された築50年の住まいに暮らされていたご家族。おじい様の思い出と重なる昭和レトロな雰囲気がお気に入りでしたが、いまの家族の生活には合わない間取りなど、使いづらい点も。
ふたり目のお子様が生まれたことをきっかけに、家族が安心して暮らせる家にしたいとリノベーションを決意されました。
これまでは、北側に独立したキッチンからリビングとして使っていた和室まで廊下を行ったり来たりしていたのですが…。
和室2室をつなげ、大空間のLDKの中心にキッチンを置きました。
これなら、お料理をしながらも子どもたちの様子を見守ることができますね。
奥のグレーのカーペット部分は、夜は引き戸を閉めて寝室として使っています。
ウォークインクローゼットの向かいにある壁は、補強下地を入れて自分たちで好きなように使えるように。
ころんと丸い形がかわいいフックをつけ、コートやカバン、帽子などを掛けています。
住み継いだお家を自分たち仕様にカスタマイズしていくのもいいですね。
玄関土間からは水回りに直接出入りできる動線に。
子どもが帰ってすぐに洗面室で手を洗ったり、汚れて帰ったらその先のお風呂に入ることもできます。
リフレッシュして広くなった土間でDIYを楽しんだり、自転車を保管したり手入れしたりもするそう。
お家の中でも、ここは最も昔の面影を色濃く残した部分。
照明も前のお家のものをキレイにして再利用。
いまではなかなか手に入らない、レトロな味わいが素敵です。
嬉しそうな家族の様子に、おじい様もきっと喜んでいるのではないでしょうか。
この写真の事例詳細はこちら: No.559 家の中のいえ
Story2.ご実家を二世帯から単世帯住宅へ
続いてはなんと、築68年のお家!建て替えも検討しましたが、「両親との思い出がたくさん詰まった家を残したい」との気持ちでリノベーションを選択。
耐震面に不安があり、冬の寒さや、増改築を重ねた末の使いづらい間取りの解消が希望でした。
もともとご両親が使っており、それぞれ分かれていたリビング・ダイニングをひとつに。
和室の欄間は残し、和の趣をそのままに。
床はお持ちのチークの家具に合わせ、落ち着いた色合いのゴールデンチークの無垢材を採用しました。
床暖房を入れることで、住み心地はぐっと暖かく。
最も古い部分である広縁と右手の応接室は、ほとんど手を付けずにそのままの雰囲気を残しています。
窓ガラスのみ複層ガラスに替え、寒さ対策を施しました。
「庭を眺めながらお料理したい」という希望で、キッチンは庭に面した明るい南側に移動。
耐震強度に配慮しながらも、庭側にできるだけ大きな窓を設けました。
ダイニングの天井近くの壁には、以前の家で折り上げ天井の部分に使われていた飾りを再利用。
半円の部分には間接照明を組み込んでいます。
「以前の面影を感じることができ、とても気に入っています」 とお話されていました。
この写真の事例詳細はこちら: No.182 築68年 住み継がれていく住宅
Story3.受け継いだ実家を、自分たちの終の棲家に
同じく、二世帯住宅だったご実家を建て替えるか悩んだすえに、自分たち仕様にリノベーションした例です。ご両親から受け継いだ、思い出の詰まった家は築47年。
ご希望は、2匹の愛猫の世話もしやすく、ご友人を呼べるようなお住まいでした。
二世帯仕様の広さをどう使うかが課題でしたが、将来を考えて1階をメインの生活場所としてプランニング。
おばあ様のお部屋だったところをリビングにして、間取りを再構築しています。
美しいお庭の風景を楽しめるように、リビングにはウッドデッキとパーゴラも設置。
もとのおうちの佇まいを残しつつ、耐震補強や収納を造作し、末永く安心・快適に暮らせる家にリノベしました。
この写真の事例詳細はこちら: No.790 季節を感じ、穏やかに
Story4.空き家だった実家に、命を吹き込んで
賃貸マンションで暮らしていたご夫婦。お子さんが生まれるのを機に、使われていなかった実家をリノベして暮らすことにしました。築年数は37年で、細かく仕切られた昔ながらの間取り。
まず、1階のキッチンは2階に移動し、2階の空間すべてを仕切りのないLDKに。
床にはパインの無垢材を貼りました。
キッチンはあえて対面ではなく壁付けにすることで、空間をより広々と使えるように。
窓は隣家と目線が合わないよう、位置や大きさなどを計算して取り付けています。
傾斜をゆるやかに架け替えた階段で、リビングとキッチン・ダイニングを分けています。
このように、壁で仕切らずゾーニングすることで、スペースを最大限に活用。
家族構成の変化に合わせて、これから使い方を変えていける住まいです。
さらに、小屋裏の空間を生かして収納用のロフトも設けました。
玄関からは一段上げた土間スペースを設け、シュークロークに。
家族みんなの靴がたっぷり入る可動棚を造作。
土間部分にはベビーカーやアウトドア製品など、室内に持ち込まずに収納できます。
課題であった狭さと収納不足も解消し、のびのび暮らせる住まいになりました。
この写真の事例詳細はこちら: No.482 しっかり断熱、家族が集まる快適リビング
Story5.賃貸併用住宅を、自分たち仕様に
1階を住居、2階を賃貸として使っていた木造2階建て住宅を譲り受けた5人家族。築50年が経過し、老朽化していました。
耐震面でも不安があったため、まずは耐震補強をしっかりと行いました。
細かく仕切られていて使いづらかった1階は、間取りを変えて家族がゆったり過ごせるLDKに。
和室2部屋と納戸の仕切りをなくしてひとつの空間にしました。
子どもたちと一緒に料理をしたいという希望により、キッチンは広々としたスペースを確保しています。
造作のキッチンカウンターは、ダイニング側を収納棚に。
3人の子どもたちもそれぞれの個室ができて、大喜び!
予算を抑えながらも、できるだけ自然素材を使いたいということで、床材には間伐材のマツを採用しています。
地球環境にも、お財布にもやさしい素材です。
2階の壁は珪藻土ですが、自分たちでDIYで仕上げました。
大規模なリノベーションで予算的にも心配されていましたが、コストダウンの様々な工夫で
希望通りの住みやすさを叶えることができました。
この写真の事例詳細はこちら: No.297 築50年を受け継ぎ、新しい暮らしへ
Story6.築38年、まだまだ住むことはできるけど…?
最後は、ご両親から譲り受けた築38年の2階建てのご実家。2年ほどそのまま住まれていましたが、奥様が自宅でお仕事ができるように、お家をリノベーションすることにしました。
1階の玄関横の和室を仕事場のスペースに。
仕事場の奥は寝室になっており、お子さんの様子を見ながら仕事をすることができます。
1階にあったLDKは2階に移動。
個室が並んでいた2階の間仕切りをなくし、さらに天井も上げて開放的なLDKを実現しました。
2階リビングは、屋根と壁に断熱材を入れ、サッシも気密性の高いものに交換しました。
床材は床暖房に対応したオーク三層無垢材です。
キッチンカウンターの側面は、アカシアのフローリング材を使ったマガジンラックに。
仕事も家族も大切にしながら、快適に、末永く暮らせる住まいが誕生しました。
この写真の事例詳細はこちら: No.481 仕事も暮らしも子どもと一緒に10倍楽しむ家